総務委員会委員長報告
議案第53号及び議案第61号にかかる、総務委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げ
ます。
去る9月11日の「本会議」において、本委員会に付託されました議案につきまして、13日、委員会を招集し慎重
に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。
議案第53号 館山市消防団条例の一部を改正する条例の制定について
今回の変更した点は何か と聞いたところ、
消防団員の費用弁償について、今までは、水火災、災害などの出動に対して、4時間以内1,800円、4時間以
上は3,600円の2通りしかなかったが、新に8時間以上8,000円を追加した との説明がありました。
また、改正後は、単位を1回としているが、1日に、何度出動しても1回なのか と聞いたところ、1回の出動を1回
とし、1日2回出動した場合には2回カウントとする。1日単位での運用ではない との説明がありました。
次に、議案第61号 館山市一般会計補正予算(第3号)
第2款 総務費の地域おこし協力隊費に関して、起業とのことだが、どのような事業をするのか と聞いたところ、
館山市外在住のわな免許保有者に対して、有害鳥獣捕獲従事者支援サービスの提供を行うものである。
例えば、狩猟免許を取得したが、狩猟を行う場がない方等を対象に、利用料を徴収し、捕獲場所の提供やワナ
の設置及び捕獲のサポート等を行う との説明がありました。
また、市との関わりや支援はどうなるのか と聞いたところ、
引き続き、現在の地域おこし協力隊と連携を図りながら、有害鳥獣の対策を行っていきたいとの説明がありました。
次に、第7款の商工費の沖ノ島警備業務に関して
沖ノ島警備業務が増額した理由は、と聞いたところ、
以前は、海水浴場監視監の中で、警察官OBにお願いし実施していたが、年齢、健康状態、37日間の海水浴
場の開催期間のみでの業務である等の理由により、警備員の確保が難しくなったため、警備会社へ委託することに
した。そのため、沖ノ島警備業務が、15万円ほどの増額になった との説明がありました。
また、警備会社に委託したメリットはあったのか と聞いたところ、
制服を着用しての警備のため、抑止力という意味で、かなり効果があったと考えているとの説明がありました。
以上が質疑応答等の主なものであります。
採決の結果、議案第53号及び議案第61号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました
。
以上、御報告申し上げまして、総務委員会 委員長報告を終わります。
総務委員会 委員長 佐野聖一
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