館山市議会議員 会派別HP一覧

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令和6年 第2回市議会定例会
2024-07-03
令和6年 第1回市議会定例会
2024-04-09
令和5年 第4回市議会定例会
2024-01-04
第9回 議会報告会(総務委員会)
2023-11-07
令和5年 第3回市議会定例会
2023-10-03
令和5年 第2回市議会定例会
2023-06-29










 
更新:2024-07-03
         
        
  総務委員会 委員長報告  
委員長 佐野聖一
  
令和6年 第2回市議会定例会
登壇 令和6年06月27日(木) 
     
     
総務委員会委員長報告

議案第42号、議案第46号及び議案第48号から議案第50号までにかかる、総務委員会における審査
の経過及び結果について、御報告申し上げます。
去る6月20日の「本会議」において、本委員会に付託されました議案につきまして、同日、委員会を招集し、
慎重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第46号 館山市一般会計補正予算(第2号)でございますが、第2款 総務費の移住・定住促進事
業に関して、地元企業などのワ―ケーション人材のニーズはあるのか と聞いたところ、
潜在的なニーズはあると考えるが、まだ、広く認識されていない状況であると考えている。地域の人材や担い手が、
恒常的に不足している状況の解消を図るため、地元の企業等に携わったり、DXの推進や、事務の効率化という
ニーズが増えていくのではないかと考えている との説明がありました。
また、どこに委託をするのか と聞いたところ、
補正予算の議決と千葉県の補助金が採択された場合には、早ければ8月に委託事業者を公募し、プロポーザル
により決定し、9月を目途に選定したいと考えている との説明がありました。

次に、第4款の衛生費の予防接種費に関して、
一般対象者分の10,490人分の根拠は と聞いたところ、
60歳以上64歳未満の心臓・腎臓・呼吸器機能不全者等の人数を加味し、65歳以上の約6割を見込ん
でいる との説明がありました。

次に、第10款の教育費メール配信システム導入費に関して、システム導入後、職員の負担はどの程度軽減され
るのか と聞いたところ、
今まで行っていた一連の作業が、このシステムを導入することにより簡単になる。例えば、文部科学省が発行してい
る「全国の学校における働き方改革事例集」に担当一人当たりの削減の目安が掲載さ れているが、出欠連絡・
検温報告のウェブアンケート化で年間33.3時間、学級通信等のオンライン配付で年間21.5時間、保護
者向けの連絡をメール化で年間43時間削減される との説明がありました。

次に、博物館改修事業に関して、工期は、10月の映画「八犬伝」の公開に間に合うのか と聞いたところ、
製作会社と協議中だが、展示等を考えているため、景観を害さないように、改修時期については、検討していきた
いと考えている との説明がありました。


議案第48号 工事請負契約について
防災倉庫は、避難住民に配給するための倉庫か と聞いたところ、
備蓄倉庫部分と、学校の営繕倉庫部分の両方の機能を持つ倉庫になる との説明がありました。


議案第50号 変更契約の締結について
エレベータの規格変更に伴う工事費用の超過額は と聞いたところ、
約2,700万円 との説明がありました。
また、変更理由及び他のスペースに影響はあるか と聞いたところ、
主な変更理由は、給食配膳の省力化を図るためである。他のスペースに影響はない との説明がありました。


以上が質疑応答等の主なものであります。

採決の結果、議案第42号、議案第46号及び議案第48号から議案第50号までは、全員一致をもって
原案どおり可決すべきものと決しました。

以上、御報告申し上げまして、総務委員会 委員長報告を終わります。


                                総務委員会 委員長 佐野聖一









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更新:2024-04-09
         
        
  総務委員会 委員長報告  
委員長 望月 昇
  
令和6年 第1回市議会定例会
登壇 令和6年03月22日(金) 
     
     
総務委員会委員長報告

議案第10号から議案第17号まで、議案第27号、議案第31号及び議案第32号にかかる、総務委員
会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
去る3月6日の「本会議」において、本 委員会に付託されました議案につきまして、3月8日、委員会を招集し
慎重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第11号 館山市会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
条例改正による影響額の総額はと聞いたところ1億1千万円ほどである との説明がありました。

議案第13号 館山市畑地区に係る公共的施設の総合整備計画の策定について、
議案第14号 館山市神戸(西)地区に係る公共的施設の総合整備計画の策定について、
議案第15号 館山市神余地区に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、
及び 議案第16号 館山市西岬(西)地区に係る公共的施設の総合整備計画の変更について
それぞれの総合整備計画は、地区からの要望を汲み取って作られているのか と聞いたところ、
事業担当課が把握している地区からの要望に優先順位をつけ、事業目的や内容が、辺地対策事業の対象にな
るかを確認した上で選定している との説明がありました。


議案第27号 令和5年度館山市一般会計補正予算(第13号)について

第2款 総務費の訴訟代理人報酬に関して、算定の根拠は と聞いたところ、
報酬額の決定にあたっては、今現在、明確な基準はないが、旧日本弁護士連合会報酬等基準を参考に弁護士
との協議の中で決定している との説明がありました。

第3款 民生費のやさしいまちづくり推進福祉基金積立金に関して、令和5年度は令和4年度の積立金と比べ
ると半分程度減額となっているが、その理由は と聞いたところ、
福祉に関するふるさと納税寄附金が減ったのではなく、令和5年度からは、同寄附金からふるさと納税に係る経費
を差し引いた額を基金に積み立てることにしたためである との説明がありました。

第7款 商工費の観光振興基金積立金に関して、
沖ノ島環境保全協力金の使い道は と聞いたところ
沖ノ島の駐車場の警備員や仮設トイレの整備などの経費として支出する予定になっている との説明がありました。

第8款 土木費の道路等維持補修事業に関して、
市民からの要望が出ているもので、先延ばしになっているものはないか と聞いたことろ、
先延ばしになっている道路補修等はある との説明がありました。

また、来年度以降も市道の日常管理は業務委託するのか と聞いたところ、
今までは、現場の職員や会計年度任用職員が道路の補修作業を行っており、年間の補修件数は、約550件
程度でした。令和5年度からの業務委託により作業効率化が図られ、令和5年12月末時点で、補修件数は
約900件となっている。
なお、この委託は、3か年契約のため、令和7年度までは、業務委託により補修作業を行っていく との説明が
ありました。

次に、第10款 教育費の館山中学校整備事業に関して、
財源となっている庁舎等建設基金の残額と今後の見通しは と聞いたところ、
基金残高は、令和6年度当初予算編成後で約9億8千万円。
今後も、館山中学校整備事業におけるスライド条項適用等により事業費の増加が見込まれるため、さらに減って
いくものと見込んでいる との説明がありました。

次に 全体をとおして 
全体的に補正額が例年より多いように思うが、どう考えているのか と聞いたところ、
大規模事業である館山中学校整備事業と(仮称)アワーズ館山整備等補助金の減額を除けば、ほぼ例年並
みであるが最少の経費でという考えのもと、適正な予算編成に努めたい との説明がありました。


議案第31号 館山市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
会計年度任用職員の育児休業中に会計年度が終了した場合の対応は と聞いたところ、
期間満了となるが、育児休業を理由に雇止めすることはない。
しかし、勤務実態等により雇用延長しない場合もある との説明がありました。

以上が質疑応答等の主なものであります。


次に討論を行いました。

議案第13号について、
まず、反対討論がありました。
物価高騰も続いている中、さらに国民健康保険税率を引き上げた場合、経済的に更なる困窮を招き、適切な医
療を受けない方が出てくるのではないかと考えるため反対する との討論がありました。

次に、賛成討論がありました。
国民健康保険税率の引き上げは避けたいが、財政上、やむを得ないと考える。税率は、医療費、国県からの補助
金を考慮して決定している。また、医療費削減のためジェネリック医薬品の普及などに取り組んでいるが、大きく減ら
すことも難しいことなどから、国民健康保険税率の引き上げを避ける方法はない との討論がありました。


採決の結果、議案第10号から議案第12号まで、議案第14号から議案第17号、議案第27号、議案
第31号及び議案第32号について、全員一致をもって、議案第13号について、賛成多数をもって原案どおり
可決すべきものと決しました。


以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。

                                 総務委員会 委員長 望月 昇










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更新:2024-01-04
         
        
  総務委員会 委員長報告  
委員長 望月 昇
  
令和5年 第4回市議会定例会
登壇 令和5年12月25日(月) 
     
     
議案第73号、議案第74号、議案第77号、議案第78号、議案第80号にかかる、総務委員会における審査の
経過及び結果について、御報告申し上げます。
去る12月18日の「本会議」において、本委員会に付託されました議案につきまして、同日、委員会を招集し、慎
重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第73号
館山市職員給与条例等の一部を改正する条例の制定について

この改正により、全職員の人件費はいくら増えるのか と聞いたところ 
3,930万円ほど増える見込みである との説明がありました。



議案第74号 
館山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

出産被保険者にかかわる産前産後期間の国保税免除の周知方法は と聞いたところ、
市の広報紙やホームページへの掲載のほか、市民課窓口へのパンフレットの設置や母子手帳を交付する際にチラシ
の配布を検討している との説明がありました。


議案第77号 
財産の無償貸付について 

地元地域の同意は得られているか。また、住民からはどのような意見があるか と聞いたところ、
民間提案制度による募集を開始するにあたり、地元連合区長会長、コミュニティ会長、公民館長へ説明を行い、
同意を得たうえで実施した。応募事業者の審査会においては、審査委員に地元の方2名が加わり審査を行って
いる。
また、優先交渉権者が決定後は、地元の区長会に出向き、説明を行ってきた。回数を重ねるごとに「いつから実施
するのか、楽しみにしている」等の意見もあり、地元の理解は得られているものと考えている との説明がありました。

また、体育館やグラウンドの活用について再度、民間提案の募集を行う考えはあるか と聞いたところ、
今のところ予定はしていない。グラウンドについては、地域の方が頻繁に利用しているため利活用は難しい。体育館
については、今回、要望がなかったこと、また、施設が老朽化していることもあり、民間提案型の活用については考え
ていない との説明がありました。


議案第78号 
和解について 

賃貸借契約の賃料は今までと同じか と聞いたところ、
今までと変更はない との説明がありました。
また、従前と違う点は何か と聞いたところ
通常予見不可能な災害等による損傷に対する保険契約を明確にした との説明がありました。


議案第80号 
令和5年度館山市一般会計補正予算(第8号)について

第2款 総務費の移住者定住促進助成金に関して、予算の上限は何件か と聞いたところ、
上限はないが、移住相談を受けている中で、家族構成や移住の実現性を考慮し、予算の範囲内で交付している
との説明がありました。

第3款 民生費の障害介護給付費に関して、障害を持った人に寄り添ったサービスをしているかどうかのチェックは
どのように行っているか と聞いたところ、
事業所から実績報告の提出があるので、各々の計画書と合致しているか確認をしている との説明がありました。

第4款 衛生費の清掃センター設備改修事業に関して、大規模改修工事と同時に実施しなった理由はと聞いた
ところ、非常用発電機の不具合は8月の定期検査で見つかったため、 大規模改修工事と同時には実施できな
かったとの説明がありました。
また、耐用年数は と聞いたところ、非常用発電機の耐用年数は15年~30年とされているが、現在の非常用発
電機は40年近く稼働しているとの説明がありました。

第6款 農林水産業費の有害鳥獣対策費に関して、現在までの捕獲頭数は と聞いたところ、
令和5年4月から11月末までのイノシシの捕獲頭数は、1,481頭 との説明がありました。
また、今回の補正で要求している捕獲頭数で足りるのか と聞いたところ、
冬場は、捕獲頭数が減る傾向にある。増えた場合には、補正で対応したい との説明がありました。

第8款 土木費の道路新設改良費に関して、この工事で安全対策は大丈夫なのか と聞いたところ、
市道9052号線の供用開始にあたり、稲交差点に繋がっている県道を閉鎖することになる。
その対応について、千葉県警との協議の中で、安全面から改良工事を行う必要が生じた。稲交差点の計画は、
道路幅員を広げて東側に線形を張るという完成形の計画もあるため、今回の工事については、暫定的な整備を
行うもの との説明がありました。

第9款 消防費の防災行政無線整備事業に関して、補正予算を計上した理由及び今後の方針を聞いたところ、
この事業は、8月の事業仕分けで、「要改善」との評価を受けたが、今回計上した4ヶ所の子局(こきょく)については、更新が必要であると判断した。
平成19年度以降にデジタル化した120か所の子局(こきょく)について、無線装置が15年から16年程度が経過し
ているため、今後、その更新も考えていかなければならない との説明がありました。

次に 全体をとおして債務負担行為補正説明書の海水浴場監視委託料に関して5年契約で年間1,500万円
の理由は と聞いたところ、
委託の内容は、4つの海水浴場を37日間開設し、年間延べ800名で監視を行うもの。事業費の主なものは、
監視員の人件費、仮設監視所、無線機、レスキューボード等の資器材になるが、費用の高騰により委託金額が
上がっている との説明がありました。

移住相談業務委託料 に関して、
今回から債務負担行為にした理由は、また、3年契約の理由は と聞いたところ 
同一事業者と10年近く随意契約を行ってきたことから、契約の透明性、中立性を確保するため、業者選定の方法の見直しを行った。年度当初から、スムーズな事業が実施できるよう債務負担行為を設定した。また、3年契約の理由は、移住相談から移住後のサポートも含め、長期間に及ぶきめ細やかな支援が大切になるためである との説明がありました。

以上が質疑応答等の主なものであります。


次に討論を行いました。
議案第73号については、賛成討論がありました。

館山市職員の給与等については、物価の高騰や民間との格差を埋めるため、必要なことであると考えるが、市長
等の特別職の手当の引き上げには、市民の昨今の暮らしの経済状況や「特別職の手当の引き上げはとんでも
ない」「市は市民の暮らしを理解しているのか」等の意見から、本来であれば、反対である。

しかし、市長・副市長・教育長の、行政への真摯な取組を見ており、時には、市民の小さな声にも耳を傾け、時に
は、声をつまらせながらに情熱的に語る姿。さらには、懸命に市民や職員を守ろう、館山市を繁栄させようと苦慮さ
れている姿。その姿には、敬意を抱かずにはいられない。
市長はじめ、職員のみなさんの益々の活躍を期待しているので、本議案に賛成する との賛成討論がありました。

採決の結果、議案第73号、議案第74号、議案第77号、議案第78号、議案第80号について、全員一致で
原案どおり可決すべきものと決しました。





閉会中に実施しました行政視察について、報告いたします。
本委員会は、10月11日から13日にかけて、北海道北斗市、森町、函館市において行政視察を行いました。

北海道北斗市におきましては、「公共交通について」の説明を受けました。
北斗市では、令和3年に「北斗市地域公共交通計画」を策定し、持続可能な交通手段の観点からフィーダー
系統の運行を検討し、交通空白地帯には、買い物と通院などの日常生活に必要な移動可能な巡回ワゴンを導
入しています。

巡回ワゴンを含めた市内全域の公共交通機関の情報を1つのマップにおとしこんだ「地域公共交通ガイドブック」を
作成し、全戸に配布をしています。市内全域のため、字が小さいなどのデメリットはあるものの、市民の方からは好評
を得ているようです。

子育て支援の目的も兼ね、道南いさりび鉄道、函館バス、JR線の通学定期券の購入に対し、補助金を交付して
います。
館山市でも、公共交通の存続、交通空白地帯の解消に向けたさまざまな取組を実施していますが、他自治体の
取組も参考にしながら、市民の交通手段を検討していっていただけたらと思います。


次に、森町におきましては、「ちょっと暮らしについて」の説明を受けました。

森町に一定期間滞在し、生活スタイルや気候風土を体験してもらうための施設として、市街地型、郊外型と2つの
施設を整備しています。
「森町移住体験事業計画」において効果や課題を整理し、冬季の利用者を増やための「冬の北海道体験プラン」
の構築や、テレワーク等が可能なWi-Fiの整備等も行うなど、移住事業を推進しています。
館山市でも南房総市と連携し、「お試し移住!トライアルステイ」を実施し、地元のイベントや体験することで地元の
理解を深めてもらう取組をしていますが、穏やかで自然豊かな環境と地元住民との触れ合いが移住・定住、関係
人口の増加にもつながると思いますので館山市・南房総市ならではの取組の検討をお願いします。

「森町応援アドバイザーについて」の説明を受けました。
武蔵野美術大学と地域連携に関する協定を結び、学生が長期インターンシップ事業に取り組む中で、学生に森町
の魅力を伝えてほしいと「応援アドバイザ―」として任命をしています。
学生の名刺には森町の風景画が印刷されており、その風景画に穴をあけ、撮影場所に訪れるとピッタリはまるなど、
パズルやゲーム感覚で森町の魅力を発信しています。また、卒業生の中には、地域おこし協力隊として森町に移住
し、駅前の拠点づくりや道南スギを活用した活性化にも取り組んでいます。
館山市でも、大学連携をおこなっていますが、学生の活動の成果が館山市全体に貢献し、それがきっかけとなり
移住にもつながるような取組があってもいいのではないかと思います。

「森町地域公共交通バスについて」の説明を受けました。
郊外地域から市街地を結ぶ交通手段を確保するため令和4年10月から「森町地域公共交通バス」の実証運行
を行っていましたが、令和5年10月からは、本格運行を開始しています。
実証運行中は町民との意見交換会を行ったり、町職員がバスに乗り込み聞き取り調査等を実施していたとのこと。
利用者は11か月で延べ2,568人、1日平均利用者数は13.1人と、今では、町民の日常生活には欠かせないも
のとなっています。
館山市でも、市街地循環バスを運行し利用者も安定しており、郊外地域と市街地を結ぶ交通手段について実証
運行も始めていますが、森町のように利用者の要望に合わせた運行も検討してはどうかと思います。


次に、函館市におきまして、「函館市地域交流まちづくりセンターについて」の説明を受けました。

旧、丸井今井百貨店函館支店の土地、建物を市が購入し、市役所分庁舎として使用を開始しました。その後、
函館市の西部地区のランドマークとして特徴的外観を保存するなどのリノベーションを行い、地域拠点施設として活
用しています。
1階は情報発信フロアーで、観光案内や市民の方が出店する喫茶店等、2階は市民交流フロアーでイベントや講
演会等が開催できる多目的ホールや研修室等、3階は市民活動支援フロアーで、まちづくりオフィスが入っています

この施設の運営は、NPO法人に委託をしており、「市民に利用されてこそ施設」を合言葉に、利用者目線での柔
軟な運営をおこなっています。特に、イベント時の設営などは、センターの職員が事前に準備を行うなど、気持ちよく
利用して欲しいという職員の心遣いが感じられました。
このように民間のノウハウを活用し、歴史ある建物を地域住民のコミュニケーションの場として使用することは館山市
でも、参考になるのではないかと思います。


以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。

                                 総務委員会 委員長 望月 昇















 
更新:2023-11-07
         
   
        
  第9回 議会報告会 (総務委員会) 報告書
委員長 望月 昇
  
   
□会議:第9回 議会報告会(総務委員会) 
□場所:館山市役所 本館2階会議室 (午前の部10:00~11:30)(午後の部14:00~15:30)
□期日:令和5年10月28日(土) 
□参加:館山市議会議員全員(午前・午後) : 館山市民(自由参加)    
     
   
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総務委員会委員の 望月 昇です。
総務委員会を代表いたしまして、私から報告させていただきます。


6月の委員会審査分

初めに今年6月の定例会で付託され、審議した議案としては、「令和5年度館山市一般会計補正予算
(第3号)」があります。
主な内容としては、ふるさと納税を原資としているコミュニティ医療推進基金から、安房医療福祉専門学校の運営
や、寄宿舎など看護学生の修学環境向上に対する支援のために約370万円を支出します。
このコミュニティ医療推進基金は、看護師の養成を目的とした補助以外に、6月の補正予算ではありませんが、
健幸ポイント事業や子供のフッ化物歯面塗布(しめんとふ)事業などにも使われています。

次に、市営住宅施設改修事業です。
那古市営住宅の改修箇所が増えましたので、予算を増額しました。増額後は約9200万円になります。
なお、那古住宅の耐用年数は令和31年までであり、それまで使用可能であると見込まれています。

次に、北条小学校のプールですが、老朽化により建て替えが必要となりました。
令和6年5月末までの工期です。費用は約2億4千万円になります。
そのうち1億1千万円程度は国から地方交付税措置という補助がありますので、実質的な館山市の負担では1億
3千万円くらいになることが予想されます。

また、館山市全体での市営プールをどうしていくのか計画が具体的に定まっておりませんが、北条小は児童数・
クラス数が多く、授業において必要性が認められるため予算計上となりました。

なお、このプールは児童の安全を重視する観点から、一般開放の予定はありません。
以上が、6月の総務委員会で審査した主な内容となります。
採決の結果、全員一致をもって、原案どおり可決いたしました。


9月の委員会審査分

次に、9月定例会で審査した補正予算の議案ですが、主な内容としては、
11月12日に迫った、「館山チアアップ・千葉県誕生150周年記念パレード」の実施にあたり、必要な職員人件費
を120人分で約160万円計上しています。
内容ですが、パレードコース内の管理、観覧エリア等の来場者の整理にあたります。

次に、北条幼稚園と中央保育園を引き継ぐ「公私連携幼保連携型認定こども園」の施設整備に対して、運営す
る社会福祉法人に補助金を交付します。補助金の額は約1億3千万円であり、そのうちの約1億1600万円は国
の負担になります。整備の内容ですが、北条幼稚園の園舎の北側の芝生広場に、こども園化に伴い必要な施設
を建設します。工事期間中の園児は園庭側の門を利用して出入りをし、安全を確保します。

続いて、出産・子育て応援給付金ですが、妊婦などに給付金を支給します。予算は約1200万円で、そのうちの
約1千万円は国が負担します。 この事業は令和6年度以降も継続していく予定です。

次に、鳥獣被害防止対策事業補助金ですが、国の交付金を活用しており、国に防護柵設置予算の追加を要望
したところ採択されましたので、事業予算を増額します。
増額補正した後の額は約8500万円になります。なお、この事業は防護柵の他にワナの購入補助もあり、4月から
の当初予算には含まれています。

次に、那古山治山事業ですが、房総半島台風で被災した那古山の山腹法面(さんぷくのりめん)の安全対策工事
を実施します。予算は1500万円で、負担額は県が500万円、市が850万円、受益者である那古寺の負担が
150万円になります。

次に、消防団詰所整備事業ですが、老朽化が著しい亀ヶ原地区の第2分団第5部の消防団詰所を建替えます。
今年度は設計業務を行い、予算額は約400万円になります。なお、場所は現在のところから100メートルほど東側
に建設予定であり、団員のための駐車場も確保できます。

次に、インバウンド推進事業ですが、台湾との交流促進や誘客を図るために、台湾の高雄市等へのトップセールス
を行います。予算額は約110万円です。

最後に、電気料高騰対策費ですが、原油等の資源価格高騰に伴い、市が管理する学校などの公共施設の電気
料が上がっていることから、国の交付金を活用して予算を増額します。増額補正は約1200万円です。
電気料高騰に関して、根本的な原因への対策として、省エネ設備への更新、例えば照明のLED化、節電の徹底
など、電気使用量の抑制にも取り組んでいます。加えて、再生可能エネルギ―の導入・活用促進についても、検討
しており、現在、建設中の館山中新校舎においても、太陽光発電システムを設置する予定です。

その他として、債務負担行為という予算があります。予算計上は令和6年度からですが、来年4月からすぐに事業に
取り掛かるために、今年度中に契約などの準備を行うことに関して議会が承認するものです。
例としては、ごみ指定袋製造業務委託料、放課後児童健全育成事業(通称:学童クラブ)などが債務負担行為
として議決しております。

以上が、9月に審査した補正予算の質疑の内容になりますが、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決
いたしました。

市議会改選後の6月と9月の定例会の総務委員会で審査した案件の概要の報告を終わります。
総務委員会は一般会計の補正予算を担当しているので、市の全般に渡る様々な事業を審査しています。

引き続き、市民の皆様とともに協力しながら、より住みやすいまちづくりを目指していきたいと考えておりますので、
今後とも、ご理解とご協力をお願いいたします。どうも有難うございました。


以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。

                                    総務委員会 委員長 望月 昇















更新:2023-10-03
         
        
  総務委員会 委員長報告  
委員長 望月 昇
  
令和5年第3回市議会定例会
登壇 令和5年9月28日(木) 
     
     
去る9月12日の「本会議」において、本委員会に付託されました議案につきまして、9月14日、委員会を招集し、
慎重に審査議案第60号にかかる、総務委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第60号 
館山市一般会計補正予算(第5号)


第2款 千葉県誕生150周年記念事業に関して、職員何人分の給与か また、何時間の勤務になるのかと聞い
たところ、
従事する職員は120人で、パレードで1時間、その前後に交通規制を設けるので各1時間、更にその前後各1時
間の計5時間を予定している との説明がありました。
また、どのような業務にあたるのかと聞いたところ、大多数がパレードコース内の管理、観覧エリア等の来場者の整理
にあたる との説明がありました。


第3款 公私連携幼保連携型認定こども園施設整備事業に関して、どのような整備か と聞いたところ、
北条幼稚園の園舎の北側の芝生広場に、こども園化に伴い必要な施設を建設するための補助金であるとの説明
がありました。
また、工事期間中の園児の対応は と聞いたところ、工事中は園庭側の門を利用いただく予定である との説明が
ありました。

次に、使用済みおむつの処分事業に関して、使用済みおむつの処分費用はどうするのかと聞いたところ、
集積場所等を設置し、事業系一般廃棄物の処理で対応する予定である との説明がありました。
また、その費用は保護者負担か と聞いたところ、保護者負担は考えていない との説明がありました。


第4款 出産・子育て応援給付金事業に関して、対象者は何人を見込んでいるかと聞いたところ、
出産で125人、子育てで115人 との説明がありました。
また、令和6年度以降も継続していくものかと聞いたところ、
こども家庭庁の令和6年度予算概算要求のポイントで、この事業を計上することが示されているため、継続していく
ものと考えている との説明がありました。


第6款 那古山治山事業に関して、入札等による工事費の高低により、治山事業分担金の増減もあるのかと聞い
たところ、
予算と条例に基づく負担割合で行っていくが、工事費が高くなればそれに応じた費用負担となるとの説明がありまし
た。


第9款 消防団詰所整備事業に関して、今の場所から移動するのかと聞いたところ、
現在の場所から100メートルほど東側に建設予定であるとの説明がありました。
また、団員の駐車場は確保できるのか と聞いたところ、
団員の車を駐車するスペースも確保できる との説明がありました。


第10款 インバウンド推進事業に関して、台湾のトップセールスは何名でいくのかと聞いたところ、
スポーツに特化したトップセールスを行う予定で、6名分の旅費を計上したとの説明がありました。


全体で電気料高騰対策費に関して、根本的な原因への対策について、何か取り組んでいるのか と聞いたところ、
電気料金の高騰に対する対策として、館山市は「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しており、脱炭素社会の実現に
向けた取組の推進を目指している。

「第五次館山市地球温暖化対策実行計画」では、「省エネルギーの推進」に関する取組として、省エネ設備への
更新、例えば照明のLED化、節電の徹底など、電気使用量の抑制にも取り組んでいる。加えて、再生可能エネル
ギ―の導入・活用促進についても、検討しており、現在、建設中の館山中新校舎においても、太陽光発電システ
ムを設置する予定。

また、その他の施設においても、初期投資の財源が確保できるかが課題となっているが、これらの取組は、結果的に
電気料金の縮減にもつながるものであると考えており、導入の効果や、導入手法、財源の確保などについても検討
していきたい との説明がありました。

公共施設などの電気料の今後の見込みについてどう考えているのか と聞いたところ、
国の補助制度が10月以降終了する見込みであるため、再び高騰することが想定されるが、現時点では、国の交
付金を有効活用し、市の一般財源からの支出額を縮減するよう努める。
また、再生可能エネルギーの導入や、県を通して、国に支援を求めていく との説明がありました。

以上が質疑応答等の主なものであります。


次に、討論を行いました。

公私連携幼保連携型認定こども園施設整備事業に対して、このまま事業を進め、こども園を開園しても、280名
の定員は多いと感じる。また、幼稚園や保育園の運営に民間法人が参入すると、保育士の処遇の悪化や過重労
働が危惧され、また、幼稚園での保育事故も懸念される。そのため、保育所や幼稚園の運営は、公立でやるべきと
考えるので、反対するとの討論がありました。

また、全体的として適切な予算になっているものと評価する。
公私連携幼保連携型認定こども園について、公立を望む声もあるが、今回の民間事業者は、グループの繋がりも
あり、保育時間の延長、休日保育も期待でき、多様な受け入れが可能となるなど、プラス面での効果が大きいと考
えるので、公私連携幼保連携型認定こども園の施設整備事業を含め、賛成するとの討論がありました。


採決の結果、議案第60号については、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

以上、御報告申し上げまして、総務委員会委員長報告を終わります。

                                 総務委員会 委員長 望月 昇















 
更新:2023-06-29
         
        
  総務委員会 委員長報告  
委員長 望月 昇
  
令和5年第2回市議会定例会
登壇 令和5年6月28日(水) 
  
  
議案第44号にかかる、総務委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
去る6月21日の「本会議」において、本 委員会に付託されました議案につきまして、同日、委員会を招集し、
慎重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第44号
館山市一般会計補正予算(第3号)


第3款 生活保護システム改修事業に関して、過去にも数回改修をしているが、自治体ごとに改修するのか
と聞いたところ、生活保護制度は、国の制度であり、10月以降の生活保護基準の改正のため、全国一斉
に改修をする、との説明がありました。
また、この改修はどのようなことを行うのか と聞いたところ、主に、10月以降の生活保護基準の改正と国に
報告する被保護者調査の項目追加への対応である との説明がありました。
 

第4款 コミュニティ医療推進活動支援補助金に関して、この補助金は安房医療福祉専門学校に対し、
看護師の養成を目的として補助されるのか と聞いたところ、コミュニティ医療推進活動に対する補助であり、
そのうちのひとつである地域医療の維持に資する看護師の育成・確保に関する事業に充てている との説明が
ありました。

次に、コミュニティ医療推進基金積立金に関して、看護師の養成を目的とした補助以外に活用例があるのか
と聞いたところ、健幸ポイント事業、子どものフッ化物歯面塗布事業、コミュニティ医療推進事業に活用している
との説明がありました。


第8款 市営住宅施設改修事業に関して、那古住宅は、あと何年くらい使用可能か 聞いたところ、
令和31年度まで、約30年近くは使用できると考えている との説明がありました。


第10款 学校プール整備事業に関して、新しいプールは省エネなど汎用性またはSDGsに対応した施設
になるのか と聞いたところ、新しいプールの構造は、ステンレス製となり、リサイクルにも対応したものになる。
プールサイドは、滑りにくいビニール床シート、プールサイド南東側の一部に日よけのスペースを設ける。また、
プールの出入口をバリアフリーにし、プール西側・南側のフェンスを目隠しフェンスにする予定である との説明
がありました。

また、北条小学校のプールの建替だが、認定こども園の園児も利用するのか と聞いたところ、現在も園児は
利用していない。新しいプールについても利用は考えていない との説明がありました。

次に 全体を通して債務負担行為補正説明書の学校プール整備事業に関して 地方債の交付税措置の
割合は と聞いたところ、50パーセントが地方交付税で措置される との説明がありました。

以上が質疑応答等の主なものであります。


採決の結果、議案第44号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

以上、御報告申し上げまして、総務委員会 委員長報告を終わります。


                              総務委員会 委員長 望月 昇















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