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  文教民生委員会活動  
 
   更新履歴:文教民生委員会活動
更新:2025-04-09
     
       
  文教民生委員会 委員長報告  
委員長 倉田孝浩
  
令和6年 第1回市議会定例会
登壇 令和6年03月22日(金) 
  
 
議案第18号から議案第25号まで、議案第28号及び議案第29号にかかる、文教民生委員会における
審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
 
去る3月6日の本会議において、本 委員会に付託されました議案につきまして、3月11日、委員会を招集し
慎重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。


議案第18号 
館山市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 
全てのスマートフォンがコンビニ交付サービスに対応しているか、と聞いたところ、
アンドロイド端末の一部の機種で利用できるが、アイフォーン端末の対応時期は未定である、との説明がありました。
また、全国のコンビニエンスストアで24時間対応できるのか、と聞いたところ、対応可能なマルチコピー機を設置し
ているファミリーマートとローソンの各店舗で、午前6時30分から午後11時まで利用できる、との説明がありました


議案第20号 
館山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例の制定について
特定教育・保育施設事業とは何を指すのか、と聞いたところ、
特定教育・保育施設とは、認可を受けている認定こども園、幼稚園、保育園のうち、市が財政的支援を行っている
施設であり、館山市内では、私(わたくし)立(りつ)保育園が該当する、との説明がありました。


議案第21号 
館山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 
保険料率の区分の見直しによる、対象者数と保険料額は、と聞いたところ、
令和6年4月1日の予定者数で、所得段階が第10段階は178人、第11段階は73人、第12段階
は40人、第13段階は164人、合計で455人が対象になる。
改正により、第10から第13段階の方の保険料額の増額分は、約1,389万円であるが、第1から第3
段階では、約695万円負担軽減されるので、全体では約694万円の増額となる予定である、との説明が
ありました。

また、介護給付費準備基金の状況と今後について聞いたところ、
令和6年度からの3か年で、約5億4,400万円を取り崩す予定であり、令和5年度末の基金残高は
約7億6,400万円のため、令和8年度末の残高は約2億2,000万円になると考えている。
今後については、介護給付費は増加していくと予想しているが、介護事業における支出と、保険料等の収入を
見ながら、検討していきたい、との説明がありました。


議案第22号 
館山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定
について

利用者の数が35から44となっているがどう変わるのか、と聞いたところ、
これまでは、ケアプランを作成する際、1人のケアマネージャーが受け持つことができる利用者の数は35人だったが
この改正により44人まで受け持つことができるようになった、との説明がありました。


議案第28号 
令和5年度館山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
令和5年度末の財政調整基金の残高の見込み額は、と聞いたところ、約4億3,000万円、との説明があり
ました。
適正規模について聞いたところ、
国民健康保険の広域化前は、保険給付費等の3年間の平均の5%以上が適正とされていたため、館山市では
2億5,000万円から3億円が適正であった。広域化後は、適正規模については示されていないが、同程度
保有しておいた方が良いと考えている、との説明がありました。

以上が質疑応答等の主なものであります。


採決の結果、議案第18号から議案第25号まで、議案第28号及び議案第29号については、全員一致
をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

以上、御報告申し上げまして、文教民生委員会 委員長報告を終わります。

                                文教民生委員会 委員長 倉田孝浩