|
|
| 建設経済委員会 委員長報告 |
| 委員長 瀬能孝夫 |
| |
| |
| 令和8年 第1回 市議会定例会 |
| 登壇 令和8年3月23日(月) |
| |
| |
議案第25号及び 議案第26号並びに 議案第31号にかかる、建設経済委員会における審査の経過及び
結果について、御報告申し上げます。
去る3月6日の「本会議」において、本 委員会に付託されました議案につきまして、3月11日、委員会を招集し、
慎重に審査を行いました。 以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。
議案第25号 館山市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
市内の指定工事店が工事を請けて、市外の業者に頼むことが出来ないのかと聞いたところ、
工事を行う指定工事店とは公共下水道に各家庭の排水設備を接続するに当たり、知識と技術・経験を持った
者が所属している会社を指定工事店として登録している。
この指定工事店については、千葉県内に事務所を置くものと規定があり、市内・市外共に指定業者があり、工事
等を行う場合、依頼する発注者と工事店との契約になるので、市がこの業者を使ってほしいという指定は出来ない
。あくまでも市が技術のある業者として提示する指定工事店の中から発注者が業者を選ぶ形となる。
また、災害の場合には、どうしても業者の数が足りなくなるので、例外として他の自治体の長が認める指定工事店
も接続工事ができる内容の改正となっている。との説明がありました。
次に、災害時等、県内以外の指定を受けた業者が館山市で工事を行うことは可能か と聞いたところ、
国土交通省から各自治体が条例を作成するための参考となる標準条例が示されている。今回の館山市下水道
条例の改正は標準下水道条例に合わせた改正を行うものだが、全国的にもこのような形で改正が行われている
ので、全国の指定工事店が応援に来てもらえると認識している。との説明がありました。
また、なぜこのタイミングで国の標準下水道条例が改正されたのかと聞いたところ、
令和6年1月に起こった能登半島地震の際に下水道施設がかなり被害を受けた中で、被災のあった市が指定する
指定工事店しか工事が出来ず、なかなか復旧が進まなかった経験から、見直す形で国から標準下水道条例が
改正された。との説明がありました。
議案第26号 市道路線の変更について
市道の延長が短くなる理由は何か。また、市道認定外となる道路の扱いはどうなるのか と聞いたところ、
今回の市道路線の変更の経緯として、県道側の市道の出入り口部分に車の駐車が可能となってしまったことから
違法駐車や不法投棄が頻繁に起こる状況を招いてしまった。
これを受け道路管理者として、今の道の利用状況などを地元や周辺の事業者、保安林を管理する千葉県の南部
林業事務所に確認するとともに今後の維持管理について検討してきたところ、県道側の出入り口部分に柵などの
対応が可能となることから認定の変更を判断したものである。
また、道路の扱いについては、基本的に土地所有者の管理責任となるが、緊急時の避難経路を確保したりする
場合には、引き続き館山市が行うべきと考えている。との説明がありました。
また、地元の住民への影響はないのか と聞いたところ、
市道の維持管理がなされていないことが原因でもあるが、通常の生活への支障は出てこないと思っている。しかし
ながら、緊急時の避難路としては、全面封鎖をしてしまうとその機能は失われることとなる。との説明がありました。
次に、この道路は地元の避難路になると思われるが、市道であるからには市がしっかり整備しておくべきではないのか
と聞いたところ、津波発生時の一時避難ビルである西側の館山リゾートホテル、東側の館山カントリークラブに避難
する場合、おそらく今回の市道は使われないものと認識している。
しかしながら、今回の市道の中ほどにある諏訪神社も避難所に指定されているので、今後も皆さんの意見を聞きな
がら人だけでも海側から高台の方へ避難するル-トは検討していきたいと考えている。との説明がありました。
また、道路を封鎖した場合、現状の廃棄物はどうなるのか と聞いたところ、
一般的に不法投棄については、捨てられている土地の所有者が処理することになる。令和7年1月頃に市に不法
投棄の連絡があり、不法投棄されている保安林の管理者である南部林業事務所に連絡し、対応を依頼した経緯
はある。また、市道上になると館山市が道路管理者となるので、館山市となる。との説明がありました。
次に、市道を通行止めにする場合、現状で通行止めにすることは可能か と聞いたところ、
災害や工事の場合には通行止めにすることは出来るが、市道として認定している道路を何か物を置いて通行止め
にすることは法律上してはいけない。
また、通行止めについては道路管理者ではなく交通管理者である警察の判断になる。
実際、令和元年台風の時、一部市道では警察と連絡を取り合いながら長い期間通行止めにしたケースもある。
との説明がありました。
議案第31号 令和7年度館山市下水道事業会計補正予算(第2号)
電気使用料が265万円の減額になった理由は何か と聞いたところ、
減額となった要因は2点あり、一つは令和7年度予算算定時は、年間消費電力量を、過年度実績の平均で
算出した約612千kWと想定していたが、照明をLED化したことやポンプやモーターなどの駆動系機器の切り替
え作業をこまめに行い消費電力を抑えた効果により、令和7年度3月末の見込みで約587千kwとなった。
また、電気料金に上乗せされている燃料調整費に対し、今年度も政府による支援が入ったことにより料金が減と
なった。以上の二つの要素から265万円が不要となったので減額補正するもの。との説明がありました。
以上が質疑応答等の主なものであります。
次に、討論を行いました。
議案第26号に関して、反対討論がありました。
状況は重々分かるが、まだやれることがあったのではないか。
市道を一部廃止することが結果的に違法駐車や不法投棄を打開する一案ではあるが、これをこのまま手放しで
市道変更を認めてしまうと、往々にして市道を一部廃止する事案が増えてくるのではないか。
もう少し、熟考してほしかった との討論がありました。
採決の結果、議案第25号及び議案第31号は、全員一致をもって、議案第26号は賛成多数で原案どおり可決
すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げまして、建設経済委員会 委員長報告を終わります。
|
| 建設経済委員会 委員長 瀬能孝夫 |
|