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□近況報告 |
館山市議会議員 鈴木正一 |
令和3年1月16日 |
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新たな年をお迎えになられたことお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染が広まり様々なイベント、事業が自粛や延期を余儀なくされました。今年もコロナ
ウィルスとむき合って行かなければなりません。皆さまも感染しない、させない、という観点からご協力をお願い申し上
げます。一日も早くコロナ感染が収束することを願っております。令和2年第4回市議会定例会(昨年12月)がコロナ
禍で質問時間の短縮など自粛しての開催になりました。昨年度を振り返りながら、今年の抱負をご報告いたします。 |
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■昨年(令和2年)の取組 ・ 個人 |
① 2020年11月10日、館山市と東京環境工科学園は、連携と協力に関する協定を締結しました
館山市と東京環境工科学園(東京都墨田区)は、緊密な連携と協力を行い、地域の課題に適切に対応して
自然と共生する持続可能な地域社会の発展に寄与することを目的として協定書を締結いたしました。
昨年度(令和2年)館山市でイノシシの捕獲が2,000頭を超えるなか、館山市は東京環境工科学園と有害
鳥獣駆除等の調査研究等に関して合意をしました。
東京環境工科学園はイノシシ、シカの生態等の調査研究にも取組んでいる学校です。私も関わり、何度も館山に
訪れて頂きました。館山市にとり有害鳥獣駆除で今後大きな成果を期待できることから協定書締結に至りました。
② 房総台風時にブルーシート張りを幾度となくやり直したケースを打破するために、ボランティァとして、ブルーシート指導
所を、「神余ふれあいの里」に令和2年11月に開設しました。
地域との関わりをもちながら進んで行きたいと思います。どうぞご利用ください。
③ 「あわの響きの会」を立ち上げました。若かものたちの響きを“あわ”から発信して盛り上げていきたいと、サイトを立ち上
げました。 (awahibiki.net) 応援してください。
④ 種苗法を取り組みについて
昨年11月・第202回の国会において議案が条件付で成立してしまいました。私は、委員会において審議を提出し
て審議して頂きましたが、国への取り下げは出来ませんでした。
令和3年4月から施行され、令和4年から実施する。自家採取しても良い品種とそうでない品種が存在してくるので
注意をしなければなりません。違反すると罰金が生じてきます。 |
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■昨年(令和2年)の取組 ・ 議会 |
一、新型コロナウイルスに関する対策
① 新型コロナウイルス対策について (予算 14,494千円)
災害時の避難所運営において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、必要な備蓄品等を整備。
購入品目は、段ボールの衝立 200セット×11ヶ所
エァベット100台、毛布308枚、除菌マット各1セット×11個
② 印鑑条例の一部を改正
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全国のコンビニエンスストア等において、マイナンバーカードを利用し、
印鑑登録証明書等の各種証明書を取得できる。
令和3年3月から開始予定。6時30分~23時00分まで、年末年始は除く。
③ 新型コロナウイルス感染症予防対策費
高齢者等PCR検査補助事業を30,000円程度で検査実施。そのうち、市は20,000円を負担しますので、個人
負担は10,000円になります。令和3年1月4日~3月31日までの予定になります。
二、教育関係について
① GIGAスクール整備事業 (予算2億300千円)
義務教育をうける児童生徒のために、一人1台の学習用PCと高速ネットワークの環境等を整備し、個別最適化
された「GIGAスクール構想」を3月から実現にむけた整備を実施する。校内LAN及び電源キャビネット整備を進める
ものです。
② 給食センターが令和3年1月7日から稼動しました。給食費は1月度、無料で対応します。
③ ひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付の再支給)(予算23,641千円)
令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている者。新型コロナウイルス感染病の影響を受けて家計が急変し
た者。1世帯5万円(第2子以降1人につき3万円を加算)
三、その他の情報
① 令和4年度 地域包括支援センターを増設
現在の「那古、船形、北条地区」の担当から、「那古、船形地区」と「北条地区」とに分割すると、これまで以上に
地域に根差した運営を目指すこととなる。
② 食のまちづくり拠点施設について(前澤友作応援基金 6.5憶円活用)
「館山まるしぇ」が定期開催している稲の市有地を中心とした敷地に、農産物の直販、加工、飲食、情報発信や、
体験もでき施設として整備するのです。民間事業者が市の資金で設計・建設から運営・維持管理までを一括して
行うDBO方式で実施する事業です。令和3年2月初旬の募集要項公表・民間事業者の公募開始を予定し、5月
初旬の事業者決定を経て、令和5年度の開業を目指す施設です。
これに加え今回新たに、食のまちづくりを推進する中での有害鳥獣対策及び館山産ジビエのブランド化による地場産
品の開発に取組むために、有害鳥獣処理とジビエ加工処理の整備も公募して進めて行きます。
意見としては、直販は加工施設があって当たり前であり大事なもの、年齢層を考えながら、館山のオリジナルを引き
出して進めて欲しいと思います。
③ 国道127号線・館富トンネルが、ようやく国の予算に調査設計費が計上されました。これは長年の懸案でした。
四車線化の道筋が見えました。防災力強化や観光業など地域の発展のために一日も早く完成を望むものです。
④ 市街地循環バス実証運行事業について
「館山市地域交通網形成計画」において、新たな交通システムとして、市街地の循環バス運行が開催されました。
JR館山駅から2km園内を回る南北ルートで、3月7日までそれぞれ時計回り、反時計まわりで運行いたします。市
役所を廻り、運賃は200円です。 |
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■「今年の抱負について」 令和3年 |
① 「有害鳥獣駆除」と「食まちづくり」に尽くしたいと思います。
② 「地域との交流、都会との交流、インバンドの活性化」に努めます。
③ 「あわ響きの会」を進め、若者たちとのふれあいを安房から発信します。 |
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館山市議会議員 鈴木正一 |
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