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2017-07-03  更新  「活動報告」平成29年 市政報告 第3号(通算第58号) 
-- 2017-03/29  archives「活動報告平成29年 市政報告 第2号(通算第57号) 
-- 2017-01/01  archives「活動報告」市政報告 平成29年(通算第56号) 財政課題  
2017-01-01 更新  「議長からの報告」平成29年の取組 
-- 2016-12/21  archives「議長からの報告」議長声明・ごみ処理施設離脱の議会意思 
2016-11-08 更新  「特別寄稿」広域ごみ処理施設建設に関する館山市議会の要望書(原文)
-- 2016-11/07  archives「議長からの報告」第二回 議会報告会を終えて  
-- 2016-09/30  archives「活動報告」通算第55号使用料・手数料値上げの背景 
-- 2016-07/08  archives「活動報告」市政報告 通算第54号 ゴミ処理施設  
-- 2016-04/04  archives「活動報告」市政報告 通算第53号・総合計画と総合戦略 
-- 2016-01/05  archives「活動報告」市政報告 第52号・市長と議会の関係
-- 2016-01/01  archives「議長からの報告」2016年を迎えて 
2015-12-28 更新   「ゆうぞう」2015年を顧みて  
-- 2015-10/15  archives「議長からの報告」平成27年10月15付
-- 2015-10/05  archives「活動報告」市政報告 第51号 決議案件 
-- 2015-07/11  archives「議長からの報告」平成27年07月11付
-- 2015-07/01  archives「活動報告」市政報告 第50号 議長就任 




自己紹介


榎本祐三です。どうぞ宜しく。

(議長名刺)



 
  2017-07-07 up
現在役職    
2017年   館山市議会議員 4期(2003年 初当選 ~現在) 
    館山市議会 第42代 議長(2015~2017) 
    館山市議会 第43代 議長( 現在 ) 2017-06-27 
    安房郡市広域市町村圏 事務組合議会議員 
    所属会派(たてやま21・緑風会) 
     
    館山市笠名区 顧問 
    館空会 副会長 
    隊友会 館山支部理事
    館山ボリューム会 幹事長
     
   

 
 
略歴     
1946年   昭和21年2月生まれ
1970年   海上自衛隊 幹部候補生学校卒業
    (飛行幹部候補生課程)
1989年    第121航空隊 飛行隊長 (平成元年 3月)
1996年    第101航空隊 司令   (平成8年12月)
2000年   第121航空隊 司令   (平成12年3月)
2002年   海上自衛隊 定年退官  (平成14年2月) 
 
2003年   館山市議会議員 初当選
2007年   館山市議会議員 2期
2011年   館山市議会議員 3期
2015年    館山市議会議員 4期(~現在)
     
    議会改革特別委員会 初代委員長(歴任) 




私の政治信条
榎本祐三


 行政の確かな監視役

 
政治信条は議員の志であり、一変することはなく基本的には以前と一貫しております。
その中で皆様との「約束ごと」は、目標を成し遂げた時点で過去のものとなり、
消え去ります。

4年前の約束ごとで、念願が成就し、今回いい意味での消え去った事案があります。
それは、館山市議会にとり大切な「議会基本条例」です。
昨年(H26)12月議会において制定されました。

私は、その審議をあずかる「議会改革特別委員会」委員長に選任いただきました。
そして「議会基本条例制定」の約束・目標を果たせたこと、
ここにご報告をさせていただきます。


□ 行政の監視と政策提言
市長与党などと言うことなく、是々非々で対峙し、
定例市議会における一般質問をはじめ、
議案や補正予算等に対する質問をしっかりと実施して行政を監視するとともに、
積極的に政策提言を行います。


□ 情報公開と説明責任
定例市議会終了後は、
初当選以来続けております市政の課題や通告質問等の内容を中心にした
市政報告を作成し、後援会の皆様をはじめ市民の皆様に配布するとともに、
HP(awanew.com)にて情報公開、説明責任を果していきます。


□ 自治基本条例、政治倫理条例の制定推進
市民と協働の町づくりと実施するためには、
キャッチフレーズやスローガンだけではなく、 
執行部(行政)、議会がそれぞれの役割を明確にすることと、 
その仕組みを作る必要があります。

自治基本条例はまさにこれらを網羅した条例で、
多くの先進の自治体では制定されています。

 
自治基本条例の制定を推進します。
議会基本条例の制定に伴い、議員の政治倫理条例も必要になり、
この条例の制定も推進します。 




 
お問合せ


 皆さまのご意見をお聞かせください。

お寄せいただいたご意見・ご要望・ご質問、私がすべて目を通します。

今後の政治活動の参考とさせていただきたいと思います。



館山市議会議員 
榎本祐三


  住所  〒294-0032 千葉県館山市笠名 1501
  TEL 0470-22-4661
  FAX 0470-22-4661
  Mail  me01145567@yahoo.co.jp
  HP  awanew.com 




 議会発言
榎本祐三



 平成27年5月1日~平成31年4月30日の4年間、4期目が始まりました。
 
私、 館山市議会 第42代 議長に就任いたしました。
 議長在任中の議会質問は職責上、自粛いたしております。
ご了承いただきたく、お知らせ致します。 





 
 
活動報告
榎本祐三

 ▶archives「活動報告

2017-07-03 up


「榎本祐三市政報告」


平成29年 市政報告 第3号(通算第58号)


 
館山市議会 議長  榎本 祐三 

  はじめに
総合計画と総合戦略
館山市政の代表的取り組み

  基金の有効活用
  
行財政改革方針の策定
  
館山市公共施設管理計画の策定と推進
  
市民共同条例の策定
  
市議会・議員の関り
おわりに  



はじめに

私は6月27日(火)の議会最終日の議案採決終了後に、慣例となっている議長の辞職願を副議長に提出いたしました。
私の議長辞職願によって新議長の選挙がありましたが、既に皆様が新聞報道でご承知のとおり、再度私が議長に選出されました。

当初私は、議長の辞職願を出す以上後進に道を譲るつもりでおりました。
しかし、私の会派の2名の議員と公明党の2名の議員、そして新しい風の会の議員から、館山市議会をさらに機能させるためには、私の続投が不可欠であり、対外的にも私が館山市議会の代表に相応しい等の申し出があり、熟慮の結果申し出を受けることにしたものです。

房日新聞の報道では、最終的には2会派が手を組み私が再任されたとなっていますが、私の会派が新政クラブの皆さんと手を組んだわけではなく、新政クラブの皆さんの良識で私に投票されたもので、その意味からすると新政クラブの皆さんには、感謝に耐えないところです。

辞職願を提出した議長が再度選出された例は近年ではなく、その責任の重さに身の引き締まる思いでおりますし、しっかりと議長の職務を全うするつもりです。

また今回、議会運営委員会と3常任委員会の編成替えがありましたが、若い議員に委員長の経験をさせていただきたいと各会派にお願いした結果、議会運営委員長に公明党の龍崎滋議員、総務委員長にわが会派の石井敏宏議員、文教民生委員長にわが会派の森正一議員、建設経済委員長に新しい風の会の室厚美議員と、私を推薦した議員が委員長ポストに就きました。

議会改革特別委員会の委員長が公明党の瀬能孝夫議員であることを考えますと、議会の主要ポストは私を推薦した議員で占めることになり、その意味でも充実した議会運営を目指し、今まで以上に議会の機能強化に努めなければならないと思っております。


議会の本領は活発な議論であり、その議論も根拠に裏付けされた論理的なものでなくてはなりません。
評論家のような感想は必要なく、課題・問題の本質を見抜き、その対策を建設的に提案できる議論が必要であり、そのような議会になればと思っています。



さて今回の市政報告は、館山市政の今後の代表的な取り組みについて、
私なりに考えていることをお話ししたいと思います。

総合計画と総合戦略
館山市は一昨年、館山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成27年度~平成31年度)を策定し、昨年第4次館山市総合計画(平成28年度~平成37年度)を策定しました。

したがって現在の市政運営は、大きくはこのまち・ひと・しごと創生総合戦略と第4次総合計画に基づいて実施されているものです。

館山市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、国、県の人口ビジョンを参考に館山市の人口の推移を予測していますが、このままの減少が続けば2040年(平成52年)の人口は、34992人になるとしています。

そして、生産年齢人口(15~64歳)及び年少人口(0~14歳)は減少し、老年人口(65歳以上)は増加を続け、1990年から老年人口が年少人口を上回る状態となっています。

また、生産年齢人口と年少人口は、今後も減少基調をたどりますが、老年人口は2020年で頭打ちとなり、その後は緩やかに減少に転じると予測されております。

ちなみに館山市における23年後(2040年)のこれらの数値は、総人口が約35000人、生産年齢人口が約16000人、老年人口が約15000人、年少人口が約4000人と予測されております。

したがって、これからの市政運営においては、この数値をしっかりと頭に入れて進めていかなければなりません。
総合計画の実施においても、今までとは大きく異なる人口環境を認識した上で進める必要があるのです。



館山市政の代表的な取り組み
館山市が市政運営するうえで最も大変なことは、前回の市政報告でも申し上げましたが、財政運営がとても厳しいということです。

南房総市との比較で申し上げましたが、平成の合併をしなかった館山市は、合併による国からの恩恵は一切なく、そのために厳しい財政運営を強いられているというのが現実です。

前回の市政報告でも申し上げましたが、平成27年度の決算カードによれば、館山市の積立金残高が約36億7千万円であるのに対し、南房総市は約224億1千万円であり、財政調整基金も館山市が約13億7千万円であるのに対し、南房総市は約50億2千万円となっています。

さらに、経常収支比率(地方自治体の財政構造の弾力性を判断する指標)は、一般的に70~80%が適正とされていますが、館山市の場合94.8%であり、県下でも極めて高い状況にあり、財政運営の硬直化が顕著に表れています。

このような状況から、館山市では厳しい財政状況を克服するため、本年度も職員給与の減額をはじめ種々の取り組みを始めていますので、それらについて紹介したいと思います。


基金の有効活用
館山市が直面する投資的事業として、学校給食センターと第3中学校の建設がありますが、この事業を実施するための財源が不足しています。

これらの事業は、国や県からの補助金を受け、さらに有利な起債をして実施するわけですが、全て補助金や借金でできるわけではなく、一般会計からの繰り出しが必要となります。

財政調整基金の少ない館山市にとって、この一般会計からの繰り出しに不足を生じる可能性が大きく、他の基金の有効活用が必要となります。
館山市には庁舎を建設するための基金が約15億円ありますが、これを流用できるように6月議会では、条例の改正を実施しました。

庁舎建設基金の流用は、平成20年度から数年流用した経緯がありますが、今回は明確に流用できるように条例の改正を実施したものです。
今回の議会では、その他にも基金の有効活用を進めるため、果実型(基金の利息を活用する)基金が、現実的に利息がほとんど見込めないことからこれらを改め、活用頻度の高い看護師等修学資金貸付基金等に繰り入れる等の措置を実施しています。


行財政改革方針の策定
館山市は、現在実施している「第2次館山市行財政改革方針」が本年度で終わるため、本年度中に平成30年度から5年間の「第3次館山市行財政改革方針」を策定することが必要になります。

過去の私の市政報告でも申し上げておりますが、この方針の内容がどのようになるかで改革の本気度が分かると思っています。
つまり、策定するのは方針ではありますが、内容に目標数値がなければ財政効果は期待できません。
方針で取り組みを決めたならば、具体的な成果(削減の数値)を目標とする必要があると思っています。


例えば歳入の確保や歳出の抑制をそれぞれの事業名ごとに取り組むにしても、「…に努める。」や「…推進する。」だけでは、成果は期待できないのではないかと思います。
したがって、この取り組みには議会としてもしっかりと関与していかなければならないと思っています。


館山市公共施設管理計画の策定と推進
行財政改革を進めるうえで、今後大きな課題となるのが公共施設の維持管理です。

館山市において、いわゆる箱物と称する建設系公共施設は、
〇学校教育関係(小中学校、給食センター)、
〇子育て支援関係(幼稚園、保育園、子供園、元気な広場、学童クラブ)、
〇地域コミュニティ関係(コミュニティセンター、若潮・菜の花・豊津ホール、各地区公民館、老人福祉センター)、
〇スポーツ・文化・レクレーション関係(運動場、体育館、柔剣道場、弓道場、プール施設、図書館、海岸監視所、花摘みセンター、公衆トイレ、都市公園、児童遊園)、
〇公営住宅関係(市営住宅)、
〇環境施設関係(清掃・衛生・収集センター、下水道処理施設)、
〇行政施設関係(市役所庁舎、教育センター、消防団施設、館山駅自由通路等)があります。

以上のとおり、極めて多くの施設を擁していることがお分かりいただけると思います。
これに加えて土木系の公共施設(道路、橋梁、下水道、市営漁港)もあり、これらの維持管理には多くの予算が必要となるわけです。

今回の「館山市公共施設等管理計画」の策定にあたっては、平成27年に設立された行財政改革委員会(5名)において、市民アンケートや施設所管部署のヒアリング、パブリックコメント等、約1年半にわたって議論されており、今後の方針、取り組みが明らかにされております。

今後は、それぞれの項目ごとに個別の施設計画が策定されることになりますが、人口減少、少子高齢化を見すえた取り組みが不可欠であると考えております。


市民共同条例の策定
人口減少、少子高齢化を迎える現実を直視しますと、従来行政が実施していたことができなくなることは、
誰が見ても明らかです。

自助、共助、公助と言われますが、今後の市政運営には、今まで以上に市民の皆様の力(自助、共助)に期待するところが多くなっているのです。
そのような意味からも、まちづくりを市民の皆様と共に行っていくことが求められており、市民共同条例の制定はまちづくりに不可欠な要件と言えます。
市民共同条例によってその中身を明らかにし、市民の皆様の積極的な取り組みが醸成できればと思っております。

何れにしましても、今後当該条例制定の過程で、当該条例の内容等のパブリックコメント等が求められると思いますが、興味を持っていただき回答いただければと思います。


市議会・議員の関り
従来議員は、市民の皆様の要望やご意見をお聞きして、執行部に政策や事業の実現を求めてきました。
確かにこれも大切なことではありますが、前述しましたとおり人口減少、少子高齢化を迎え、財政の硬直化が現実となっている館山市を見た場合、従来の議員活動だけでは職責を果たしているとは言えません。

今後は、議員自身が危機感を持って市政運営に取り組み、執行部が実施している方針や計画が着実に実施されているかを監視する必要があり、計画や方針ができたら終わりではないことを胆に銘じる必要があります。

それと同時に執行部とともに、館山市の財政の現状や将来予測等を市民の皆様に議会としてもしっかりと説明することが必要です。その意味におきましても、議員各位の不断の努力が求められていると認識しています。


議会基本条例に基づき館山市議会では、市民の皆様との意見交換の場として議会報告会を年1回(10月下旬)、各中学校区の3会場で議員各6名が参加して実施しております。
1回目に比べ2回目の市民の皆様の参加が減っており、参加いただくための工夫を議論しておりますが、議員との良い意見交換の場ですので是非参加いただければと思っております。
9月には広報誌等でご案内いたしますのでよろしくお願いしたいと思います。



おわりに
最近の国会での議論を見ていますと、館山市議会以下の議論でとても残念な気がします。
それは、民進党をはじめ野党4党の政府の追及が、森友学園、加計学園とも政府の揚げ足取りの議論ばかりで、
本来の法案の審議がほとんどなされていなかったことです。

マスコミもそれに同調して「忖度だの」、「総理の意向」などと言ったような、
政府を攻撃するだけの中身のない報道に終始していたのは、とても違和感を覚えました。

今日の国政で最も残念なのは、野党が「安倍政治を許さない。」を主張するだけで、
仮に安倍政権が倒れても受け皿とはなれないことです。
結局は自民党の政権が続くことになるのです。
館山市議会においては、このような揚げ足取りの議論はほとんどありません。

市議会定例会においても毎回10名以上の議員が一般質問に立ち、館山市の課題を真剣に議論し、
問題点や施策を提言しています。
市民の皆さんが応援した議員が議会でどのような発言をして活動しているのか、
本会議や委員会を傍聴して確かめていただければと思っています。


議員に対する市民の皆さんの厳しい目が議員を成長させ、
結果としてそれが館山市にとっても意義のあることになるのです。
今後とも市議会を厳しい目でご指導いただきたいと願ってやみません。



  館山市議会 議長  榎本 祐三








ゆうぞう blog
榎本祐三



2015-12-28 up



「2015年を顧みて」

館山市議会 議長 
榎本祐三


2015年は、私にとってもまた館山市議会にとっても変革の年ではなかったかと思っています。
そして、本多副議長をはじめ議員各位並びに議会事務局職員の協力・支援のお陰で、
議長の職務を大過なく遂行できた1年間でもありました。

改めて関係者の皆様に感謝を申し上げるしだいです。
以下、主な出来事等を中心に2015年を振り返ってみました。


1 市議会議員選挙の結果
  4月26日行われた市議会議員選挙は、18名の定員に対して20名が挑戦し、
  退任した2名(1名は県議へ、1名は勇退)に代わって、1名の新人(女性)と1名の元職が加わり、
  新しい構成となりました。

  私も7番目で当選させていただき、4期目の議員活動に入らせていただきました。
  議員経験もベテランと言われるようになりましたので、ご支援をいただきました市民の皆様から、
  真に信頼され期待される議員となるよう全力で活動するつもりです。


2 新しい会派の構成
  議会内の会派については、私も森正一議員、石井敏宏議員と3名で結成した「たてやま21・緑風会」を
  立ち上げ活動することとしました。

  ちなみに館山市議会の会派は、市民クラブ5名、新政クラブ5名、たてやま21・緑風会3名、公明党2名、
  社民党1名、共産党1名、新しい風の会1名の構成になりました。
  各会派の構成員や綱領(理念と行動・活動の基準)は、
  館山市議会議員会派別HP(awanew.com)に示しております。


3 正・副議長選挙の結果
  5月14日に臨時議会が開かれ、正・副議長の選挙があり、私が第42代目の議長に就任しました。
  4期生は私一人であり、副議長経験者でもあったことから、
  大多数の議員の皆さんが私を推挙されたものと思われ、感謝しているところです。

  副議長には、3期生の本多議員(市民クラブ)が選出され、
  榎本、本多体制で議会運営して行くことになりました。

  議長としての議会の運営方針は、4月に施行された議会基本条例を忠実に履行することであり、
  特に議会の運営原則、議員の活動原則を重視することとし、
  市民の皆様に説明責任が果たせる議会を目指すこととしました。


4 会派別HPの立ち上げ
  昨年度まで私を含めた4名の議員が個人として参加していた当該HPを、
  HPの管理者から新しくできた会派ごとのHPにしてはどうかとの提案があり、
  政党のHP等の関係から参加しない一人会派の議員1名を除き、
  他の会派全てが参加すると言う画期的なHPがスタートしました。

  このHPは、会派ごとの活動は勿論、議員個々の活動も報告されており、
  従来に増して充実した内容になっております。
  ちなみにアクセス数は毎日150~200ほどあり、市民に情報発信する有効な手段として定着しつつあり、
  提案いただいた管理者の方に感謝しているところです。
  今後とも各議員にHPの活用を促して行くつもりです。


5 議会報告会と対応
  議会基本条例に基づき10月31日に初めての議会報告会を実施しました。
  今回は、1・2・3中学校区の3会場で実施しましたが、各会場とも25名の市民の方の参加があり、
  感謝しているところです。

  議会報告会は、議員が市民の皆様と直接意見交換する場でありますので、
  議員だけで準備・運営に努め、極力議会事務局職員に労力がかからないように配慮しました。

  参加された皆様のご意見や事前の質問等、改善すべき点につきましては議会運営委員会で精査して、
  執行部に要望するもの、議会が対応するものに分け、
  改善すべきものは改善して、次回以降の報告会に反映させるつもりです。


6 第4次総合計画とまち・ひと・しごと総合戦略とその対応
  館山市の第4次総合計画(平成28年から10年間)ができあがり、
  同時に前段の5年間の基本計画もできあがりました。

  総合計画については、議会基本条例で議会の議決事件として追加されているものであり、
  今回の議会で提出され可決されました。
  同時に議決事件ではありませんが、まち・ひと・しごと総合戦略についても説明がありました。
  これらについては既に新聞報道されておりますが、
  杉井商工会議所会頭が委員長の「総合計画審議会」で審議され、答申されたものです。

  今後館山市の政策・施策・事業については、当該計画、戦略によって進められるわけですが、
  計画を作って終わりではなく、それをいかに実行するかが今後の大きな課題です。

  議員各位に総合計画、基本計画、総合戦略に精通していただくよう要望しましたが、
  各議員が自分の得意とする分野の施策・事業の実施状況をしっかりと監視することが、
  議員に与えられた重要な使命であると思っています。

  そしてそれらの結果を議員同士の議論を通じて、議会としての意思を表明して行くことが、
  館山市政の健全な運営には欠かすことができない取り組みであると認識しています。


7 活発化した議会活動
  議会基本条例を制定後に3回の定例議会を開催しましたが、
  議長として議会が大きく変わったと思われるのは、議会が「決議」をすることが多くなったことです。

  つまり、議会の意思を執行部や国・県に表明することが多くなっており、
  議会が機能してきている証ではないかと思っています。


  市民の皆様が市政に関して意見・要望をする場合は、市長に要望書を提出しますが、
  議会に対しても請願、陳情という方法で要望することもできます。

  市長に要望しているがなかなか実現してもらえない場合など、
  議会に対して紹介議員を経由して請願することによって、議会で請願に対する審議がなされ、
  採択されれば議会としての意思を決議として執行部に物申すことができます。

  館山市議会には18名の議員がいますが、議員同士の議論によって請願の実現のための対策等が導き出され、
  それを執行部に決議として提示することができます。

  請願、陳情は必ずしも採択されるとは限りませんが、18名の議員が真剣に議論して結論を出しますので、
  この制度を活用いただきたいと思います。


8 ペットボトル裁判結果とその後
  私の平成24年9月議会における決算質疑で、
  館山市のペットボトル処理料金が同じ業者が実施しているにもかかわらず、
  随意契約によって南房総市よりも3倍の価格になっていることが問題となり、
  館山市は市の広報誌(だん暖たてやま)に、「価格が高いのは作業工程が異なる」として、
  手作業の洗浄があることを価格が高い理由にしておりました。

  その後、心ある二組の市民の方が監査請求され、さらに住民訴訟になって裁判が行われ、
  千葉地裁で原告敗訴となり、東京高裁に上告されていました。

  この度その判決が12月10日と22日にあり、いずれも控訴棄却となったものです。
  事の発端を作った議員として、控訴まで実施された原告の市民の皆様に敬意と今日までのご労苦に対して、
  心からの謝意を表するものです。

  ちなみに、これらの市民の活動も一因したのではないかと思われますが、
  平成25年度からペットボトル処理を含む館山市のゴミ再資源化事業のうち、
  随意契約であったものが競争入札になりました。

  そこでどれくらいの価格差が出たのか、24年度と25年度の決算書から、
  ゴミ再資源化事業全体とペットボトル処理業務の価格を比較してみました。

  ゴミ再資源化事業全体(24年度: 162,928,511円、 25年度: 125,895,737円)
  ペットボトル処理料金(24年度: 25,023,600円、 25年度: 11,327,316円)でした。

  現在の価格でも採算は十分取れていると思われます。

  つまり、競争入札になったことにより
  ゴミ再資源化事業全体で約3700万円、
  ペットボトル処理料金だけで約1370万円も安くなったのです。

  とても競争入札による競争心理から安くなったと言えるものではありません。
  平成20年からこの状態であったとすれば、
  2億円近い税金が随意契約によって現在よりも多く支払われていたことになるのではないでしょうか。

  執行部は裁判に勝ったからと言ってこのままダンマリではなく、
  裁判結果とこの状況をしっかりと市民に説明する必要があると思っています。


9 広域ごみ処理施設の建設
  この問題は、既に新聞報道されており、市民の皆様も関心が高いものと思います。
  私も5月から広域議会の議員になり、この事業の説明を何度か受けてきました。

  しかし、今回の入会地の件についての説明は全くなく、順調に事業は進んでいるものと認識しておりました。
  今回の説明によると入会地の可能性が高いことが判明したのは、10月頃とのことで、
  追求してもしかたのないことかと思われますが、12月25日に実施された広域議会の全員協議会では、
  「200億円以上の事業を進めるのだから、緊張感を持って取り組んでもらいたい」
  と言った意見が議員から出されました。

  私も「老朽化した現在の各自治体の焼却炉を考慮すれば、
  この地域に固執せず新しい候補地の選択を進めるべきである」と意見を述べました。

  この問題は、各関係自治体議会に状況説明し、意見を聞いて今後の対応を早急に決めるとのことですので、
  注視していくつもりです。


以上が私なりに2015年を振り返ってみて印象に残っている出来事等でした。

来年は、館山市の良いことが沢山記憶に残る年になればと思っていますが、
そのためには議会・議員がしっかり機能する必要があります。

機能する議会・議員を目指しますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻をお願いするしだいです。


                                館山市議会 議長 
榎本祐三








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