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2017-01-01 更新 活動報告」市政報告 平成29年(通算第56号) 館山市が抱える財政課題  
2017-01-01 更新 議長からの報告」平成29年の取組 
2016-12-21 更新  archives「議長からの報告」議長声明・ごみ処理施設離脱の議会意思 
2016-11-08 更新 特別寄稿」広域ごみ処理施設建設に関する館山市議会の要望書(原文)
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-- 2016-01/01  archives「議長からの報告」2016年を迎えて 
2015-12-28 更新  ゆうぞう」2015年を顧みて  
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-- 2015-10/05  archives「活動報告」市政報告 第51号 決議案件 
-- 2015-07/11  archives「議長からの報告」平成27年07月11付
-- 2015-07/01  archives「活動報告」市政報告 第50号 議長就任 




自己紹介


榎本祐三です。どうぞ宜しく。

(議長名刺)



 
  2016-09-02 up
現在役職    
2016年   館山市議会議員 4期(2003年 初当選 ~現在) 
    館山市議会 第42代 議長(現在) 
    安房郡市広域市町村圏 事務組合議会議員 
    建設経済委員会 委員(常任委員会)
    所属会派(たてやま21・緑風会) 
     
    館山市笠名区 区長代理(現在) 
    館空会 副会長 
    隊友会 館山支部理事
    館山ボリューム会 幹事長
    房総歌友新風会 会長
     
   

 
 
略歴     
1946年   昭和21年2月生まれ
1970年   海上自衛隊 幹部候補生学校卒業
    (飛行幹部候補生課程)
1989年    第121航空隊 飛行隊長 (平成元年 3月)
1996年    第101航空隊 司令   (平成8年12月)
2000年   第121航空隊 司令   (平成12年3月)
2002年   海上自衛隊 定年退官  (平成14年2月) 
 
2003年   館山市議会議員 初当選
2007年   館山市議会議員 2期
2011年   館山市議会議員 3期
2015年    館山市議会議員 4期(~現在)
     
    館山市議会 副議長(歴任) 
    議会改革特別委員会 委員長(歴任) 




私の政治信条
榎本祐三


 行政の確かな監視役

 
政治信条は議員の志であり、一変することはなく基本的には以前と一貫しております。
その中で皆様との「約束ごと」は、目標を成し遂げた時点で過去のものとなり、
消え去ります。

4年前の約束ごとで、念願が成就し、今回いい意味での消え去った事案があります。
それは、館山市議会にとり大切な「議会基本条例」です。
昨年(H26)12月議会において制定されました。

私は、その審議をあずかる「議会改革特別委員会」委員長に選任いただきました。
そして「議会基本条例制定」の約束・目標を果たせたこと、
ここにご報告をさせていただきます。


□ 行政の監視と政策提言
市長与党などと言うことなく、是々非々で対峙し、
定例市議会における一般質問をはじめ、
議案や補正予算等に対する質問をしっかりと実施して行政を監視するとともに、
積極的に政策提言を行います。


□ 情報公開と説明責任
定例市議会終了後は、
初当選以来続けております市政の課題や通告質問等の内容を中心にした
市政報告を作成し、後援会の皆様をはじめ市民の皆様に配布するとともに、
HP(awanew.com)にて情報公開、説明責任を果していきます。


□ 自治基本条例、政治倫理条例の制定推進
市民と協働の町づくりと実施するためには、
キャッチフレーズやスローガンだけではなく、 
執行部(行政)、議会がそれぞれの役割を明確にすることと、 
その仕組みを作る必要があります。

自治基本条例はまさにこれらを網羅した条例で、
多くの先進の自治体では制定されています。

 
自治基本条例の制定を推進します。
議会基本条例の制定に伴い、議員の政治倫理条例も必要になり、
この条例の制定も推進します。 




 
お問合せ


 皆さまのご意見をお聞かせください。

お寄せいただいたご意見・ご要望・ご質問、私がすべて目を通します。

今後の政治活動の参考とさせていただきたいと思います。



館山市議会議員 
榎本祐三


  住所  〒294-0032 千葉県館山市笠名 1501
  TEL 0470-22-4661
  FAX 0470-22-4661
  Mail  me01145567@yahoo.co.jp
  HP  awanew.com 




 議会発言
榎本祐三



 平成27年5月1日~平成31年4月30日の4年間、4期目が始まりました。
 
私、 館山市議会 第42代 議長に就任いたしました。
 議長在任中の議会質問は職責上、自粛いたしております。
ご了承いただきたく、お知らせ致します。 





 
 
活動報告
榎本祐三

 ▶archives「活動報告

2017-01-01 up


「榎本祐三市政報告」


平成29年 市政報告 第1号(通算第56号)


平成29年 元旦 
館山市議会 議長  榎本 祐三 

  明けまして おめでとうございます
広域ごみ処理施設建設からの離脱について
理事長の辞職と背景
館山市の離脱表明までの経過
離脱表明後の経過と議会の意思
広域事務組合における今後の取組
館山市が抱える財政課題について
館山市の財政の構造的な課題
館山市の財政の新たな課題
むすびに
                            


明けまして おめでとうございます


平成29年の新春を皆様穏やかにお迎えのことと存じます。

今年一年が皆様にとりまして、実りのある幸せな年となりますよう心からお祈りいたしますと同時に、
私たちの館山市が「住んでよかった。来てよかった。」と言われるような市政運営となるよう、
市議会議員としての役割をしっかり果たしていく所存です。


さて、私が委員長として策定に取り組んだ「館山市議会基本条例」を県南13市に先駆けて制定し、
一昨年4月から施行したことにより、市議会を代表する議長として、
館山市議会の活動は大きく進展してきたと思っております。

その具体的な事例として、議会における重要な議題に対して討論の機会が多くなり、
なぜ賛成なのか、反対なのか議論することが多くなったことが挙げられます。


議会は執行部の追認機関であってはなりません。
市民の皆様に対する議会報告会の席でも皆様から行政の確かな監視を求められております。


行政運営を監視する中で、提出された議案に対して論理的に賛成、反対が言えることが議員の務めであり、
そのような議員で構成する議会が機能することによって、市政が市民のものになると信じています。


また、「館山市議会基本条例」でも一部定めている議員の政治倫理に関しても、
約1年半の特別委員会の審議によって「館山市議会議員政治倫理条例」として上程可決され、
4月から施行されることになりました。

この間の委員会の議論を通じて政治倫理の重要性を認識するとともに、
議員としての見識と品位についても改めて自覚したところです。

一方、本年の取組については、会派別HP(awanew.com)でも申し上げておりますが、
これからの館山市の市政の大きな課題は、財政運営をどのようにしていくのかということに尽きます。

新聞でも大きく取り上げられた「広域ごみ処理施設建設からの離脱」についても、
館山市の財政の見通しに余裕がないことが要因となっています。


離脱の件に関しましては、議長としての立場で私なりに考えるところを述べたいと思います。
したがって、今回の市政報告では、
「広域ごみ処理施設建設からの離脱について」「館山市が抱える財政的課題について」
をお話しすることといたしました。



広域ごみ処理施設建設からの離脱について

広域の議会は3市1町の議長+1名からなっており、合計8名の議員で構成しております。
慣例で議長に南房総市の議長が、監査委員に館山市の議長が就任しています。

以前の市政報告でも申し上げたと思いますが、館山市の場合は前議長がそのまま広域の議員に残るのに比べ、
他の市町は2名の議員が同じ時期に交代しています。

そのため、議会としての継続性が途絶えることから、
議会そのものが十分機能しているとは言い難く、理事会で決定したことを追認すると言った傾向にありました。

そこで,栗原前議長の時に他市町も1名づつ交代することにして、継続性が維持できるようになりました。
また、同時に千倉の大貫地区での用地取得の断念を受けて、議会としても事態を重く受け止め、
広域理事会に対して議会に事業の進展状況を知らせる等の7項目の申し入れをしております。


理事長の辞職と背景

そのような中で、金丸市長が大貫地区での用地取得の失敗の責任を取る形で、理事長を辞職しました。

広域の議会としては「道義的責任から辞職する」とされた金丸市長の真意を理解することができない状況でした。
そもそも、先の火葬場建設をはじめ今回のごみ焼却場の建設は、迷惑施設であることかとから、
受け入れを表明した自治体の首長主導で事業が進む傾向にあったと思われます。

そのために理事会と言っても今回の場合は、南房総市長の主導で進められてきた感があり、
金丸市長が理事長としてどのような主導的役割を果たされたのかは不明であり疑問です。


この用地取得の断念によって、理事会として最も重要なことは、
断念せざるを得なくなった原因と責任を明らかにすることはもちろんですが、
今後この事業についてどうするのか、
構成市町それぞれが財政状況、焼却炉の寿命、新たな計画の場合の対応等を再検討することであり、
金丸市長は理事長を辞職するのではなく、このような理事長としての本来の任務を遂行すべきであったと思うのです。


館山市の離脱表明までの経過

10月11日の広域議会において金丸市長は、広域のごみ処理施設からの離脱を表明しましたが、
その前にオフレコという形で館山市議会の全員協議会で離脱の意思を表明していました。

しかし当時広域の議会では、大貫の建設用地取得の失敗を重く受け止め、
今後の対応をどうするのか模索していたところであり、
館山市議会の以下の提案をもって議論することにしておりました。

① 現状に鑑み各市町における今後の対応についての検討
② 最新の条件を基に広域で実施した場合と構成市町が独自で実施した場合の費用の比較
③ 広域による実施の可否
④ 広域で実施する場合の全体計画(スケジュール)と予算(国の支援、起債、市町の一般財源も含む)の明示

このことは、金丸市長にも通知していたところであり、10月11日の広域議会での離脱表明については、
議会のこの議論の経過を待って表明するよう強く要望したところですが聞き入れられず、表明となったものです。


離脱表明後の経過と議会の意思

その後10月24日の全員協議会において、離脱の理由である財政面からの説明があり、
11月1日の広報誌「だん暖たてやま」の配布と合わせて、市民に対して離脱表明のパンフレットが配布されたのです。

しかし、離脱そのものは館山市議会として了承したものではなく、多くの議員が12月議会の一般質問で質しました。
さらには、自由討議会を開催して、それぞれの議員が思うところを主張した活発な議論を重ねたところです。


この議論の結果を基に、議長において作成した市長への通知文書に関して、
議会最終日に全員協議会を開いて審査・議論し、賛成多数で「離脱やむなし」として議長提案の通知文書を了承し、
その後当該文書を議長から市長に提出したところです。

細部については、新聞報道もされたところでありますが、
市長への通知文書の内容については、館山市議会会派別HP(awanew.com)にも掲載しておりますので
お読みいただければ幸甚です。


広域事務組合における今後の取組

館山市の広域ごみ処理施設建設からの離脱は、ようやく館山市としての離脱表明ができただけであり、
広域の構成市町の同意が得られたわけではありません。

館山市のこの事業からの突然の離脱表明は、構成市町との信頼関係を著しく損ねたものであり、
回復にはそれなりの時間がかかるものと思っております。

したがって、今後議会としても構成市町に対して、理解が得られるように対応していくことが求められており、
議長という立場からも丁寧な説明をもって働きかけていきたいと思っております。


何れにしましても今回の離脱表明は、手順を踏んで発表したものであれば、
構成市町からの反発もなかったものと言えます。

その意味では、私から市長にもっと強く議会の意向を伝えるべきであったと、返す返すも残念な気がしています。



館山市が抱える財政課題について

HP(awanew.com)の「平成29年の取組」でも取り上げておりますが、
館山市の財政について議員が今一度しっかり勉強して、執行部と共に財政問題を克服していかなければなりません。

今回の広域ごみ処理施設建設からの離脱に関しても、その主な理由が厳しい財政状況であることから、
市民に「財政の緊急宣言」的なものを発表してはどうかとの議員の意見もありました。

しかしながら、そのような宣言は移住定住のPRにも影響することから実施しない旨の回答があったところです。

私の「平成29年度の取組」で、可能なものは明らかにしていきたいと考えておりますが、
ここでは館山市が抱える根本的な財政の課題について、考えているところをお話ししたいと思います。


館山市の財政の構造的な課題

以前にも館山市の財政についてお話したことがありますが、そのころから構造的なものは全く変わっていません。

それは、館山市のような財政力のない自治体は、
国による地方交付税等の増減が財政運営に大きく影響すると言うことです。

小泉首相の三位一体の改革によって、地方に配分されるはずの交付税が減らされたことにより、
平成20年には財政調整基金が100万円になったことを皆さんは記憶されているでしょうか。

しかし、当時約30億円であった地方交付税は、その後徐々に回復して平成27年度決算では約41億円になっており、
財政調整基金も平成27年度決算では13億7千万円まで回復しています。

しかしながら執行部は、給食センターや3中の建設といった今後の大型事業によって、
広域のごみ処理施設建設も参加できないほど、財政運営が極めて厳しくなると予測しております。

したがって執行部は、これからどのような取組によって財政を改善していくのか、
道筋を明らかにする責務があります。


館山市の財政の新たな課題

館山市の財政が厳しい状況にあると言っても、その内容が明らかにならない限り市民の協力もありません。

そこで私なりに平成27年度の決算を基に考えてみることにしました。

この結果については、「平成29年の取組」の成果で明らかにしたいと思っているところですが、
市民の皆様に現状の館山市の財政面からみた新たな課題を断片的ですがお話しします。


館山市が財政上将来的に憂慮される事態は、全国の弱小地方都市が共通しているもので、
それは扶助費(社会保障費)の増額です。

館山市においては、10年前の平成18年度の扶助費は約22億円でしたが、平成27年度では約37億円になっており、
毎年1億円以上の増額になっております。
これらが館山市の財政を圧迫している大きな一因です。

細部については、本年度の私の取組で明らかにできるものは極力明らかにしたいと思っておりますので、
それまでお待ちいただきたいと思います。



むすびに

今回金丸市長が、唐突に広域ごみ処理施設建設から離脱する表明をしたことにより、
構成市町の広域の議員から厳しい指摘がありました。

それは、広域でごみ処理施設を建設して運営することを提案したのは、
誰でもない広域の理事長である金丸市長だったからです。


ある市の議長・議員は、広域の協議会の席上で極めて厳しい言葉で金丸市長を追求しました。


それに対して金丸市長は、理解を得るための説明をするのではなく、
また、混乱させたことに対する謝罪をするのでもなく、大声で威嚇とも言える言動で対応したのです。


場が一瞬にして白けたのは勿論ですが、同じ館山市の議長として虚しささえ覚えました。


館山市は、安房3市1町の中核都市であり、リーダー市であるはずです。
館山市の第4次総合計画に書かれている市長の冒頭の挨拶の中にも
「歴史あるこの館山市が、安房地域の中心都市としての役割を担い……」と明確にその立場を表明しています。

館山市が今後発展していくためには、近隣市町との連携が不可欠であり、
近隣市町が館山市に全幅の信頼をもつことが、連携の根幹ではないかと思うのです。


今回の一件で失った信頼を回復するためには、相当の時間がかかるものと思いますが、
館山市の立場だけを押し通すのではなく、中核都市の首長、議長としての力量が私たちには求められ、
試されているのではないかと思えてなりません。


議会の「離脱やむなし」の了承があったとはいえ、離脱が認められたわけではありません。
館山市の議長として構成市町の議員に離脱の理解をいただけるように真摯に説明する所存です。



  館山市議会 議長  榎本 祐三








ゆうぞう blog
榎本祐三



2015-12-28 up



「2015年を顧みて」

館山市議会 議長 
榎本祐三


2015年は、私にとってもまた館山市議会にとっても変革の年ではなかったかと思っています。
そして、本多副議長をはじめ議員各位並びに議会事務局職員の協力・支援のお陰で、
議長の職務を大過なく遂行できた1年間でもありました。

改めて関係者の皆様に感謝を申し上げるしだいです。
以下、主な出来事等を中心に2015年を振り返ってみました。


1 市議会議員選挙の結果
  4月26日行われた市議会議員選挙は、18名の定員に対して20名が挑戦し、
  退任した2名(1名は県議へ、1名は勇退)に代わって、1名の新人(女性)と1名の元職が加わり、
  新しい構成となりました。

  私も7番目で当選させていただき、4期目の議員活動に入らせていただきました。
  議員経験もベテランと言われるようになりましたので、ご支援をいただきました市民の皆様から、
  真に信頼され期待される議員となるよう全力で活動するつもりです。


2 新しい会派の構成
  議会内の会派については、私も森正一議員、石井敏宏議員と3名で結成した「たてやま21・緑風会」を
  立ち上げ活動することとしました。

  ちなみに館山市議会の会派は、市民クラブ5名、新政クラブ5名、たてやま21・緑風会3名、公明党2名、
  社民党1名、共産党1名、新しい風の会1名の構成になりました。
  各会派の構成員や綱領(理念と行動・活動の基準)は、
  館山市議会議員会派別HP(awanew.com)に示しております。


3 正・副議長選挙の結果
  5月14日に臨時議会が開かれ、正・副議長の選挙があり、私が第42代目の議長に就任しました。
  4期生は私一人であり、副議長経験者でもあったことから、
  大多数の議員の皆さんが私を推挙されたものと思われ、感謝しているところです。

  副議長には、3期生の本多議員(市民クラブ)が選出され、
  榎本、本多体制で議会運営して行くことになりました。

  議長としての議会の運営方針は、4月に施行された議会基本条例を忠実に履行することであり、
  特に議会の運営原則、議員の活動原則を重視することとし、
  市民の皆様に説明責任が果たせる議会を目指すこととしました。


4 会派別HPの立ち上げ
  昨年度まで私を含めた4名の議員が個人として参加していた当該HPを、
  HPの管理者から新しくできた会派ごとのHPにしてはどうかとの提案があり、
  政党のHP等の関係から参加しない一人会派の議員1名を除き、
  他の会派全てが参加すると言う画期的なHPがスタートしました。

  このHPは、会派ごとの活動は勿論、議員個々の活動も報告されており、
  従来に増して充実した内容になっております。
  ちなみにアクセス数は毎日150~200ほどあり、市民に情報発信する有効な手段として定着しつつあり、
  提案いただいた管理者の方に感謝しているところです。
  今後とも各議員にHPの活用を促して行くつもりです。


5 議会報告会と対応
  議会基本条例に基づき10月31日に初めての議会報告会を実施しました。
  今回は、1・2・3中学校区の3会場で実施しましたが、各会場とも25名の市民の方の参加があり、
  感謝しているところです。

  議会報告会は、議員が市民の皆様と直接意見交換する場でありますので、
  議員だけで準備・運営に努め、極力議会事務局職員に労力がかからないように配慮しました。

  参加された皆様のご意見や事前の質問等、改善すべき点につきましては議会運営委員会で精査して、
  執行部に要望するもの、議会が対応するものに分け、
  改善すべきものは改善して、次回以降の報告会に反映させるつもりです。


6 第4次総合計画とまち・ひと・しごと総合戦略とその対応
  館山市の第4次総合計画(平成28年から10年間)ができあがり、
  同時に前段の5年間の基本計画もできあがりました。

  総合計画については、議会基本条例で議会の議決事件として追加されているものであり、
  今回の議会で提出され可決されました。
  同時に議決事件ではありませんが、まち・ひと・しごと総合戦略についても説明がありました。
  これらについては既に新聞報道されておりますが、
  杉井商工会議所会頭が委員長の「総合計画審議会」で審議され、答申されたものです。

  今後館山市の政策・施策・事業については、当該計画、戦略によって進められるわけですが、
  計画を作って終わりではなく、それをいかに実行するかが今後の大きな課題です。

  議員各位に総合計画、基本計画、総合戦略に精通していただくよう要望しましたが、
  各議員が自分の得意とする分野の施策・事業の実施状況をしっかりと監視することが、
  議員に与えられた重要な使命であると思っています。

  そしてそれらの結果を議員同士の議論を通じて、議会としての意思を表明して行くことが、
  館山市政の健全な運営には欠かすことができない取り組みであると認識しています。


7 活発化した議会活動
  議会基本条例を制定後に3回の定例議会を開催しましたが、
  議長として議会が大きく変わったと思われるのは、議会が「決議」をすることが多くなったことです。

  つまり、議会の意思を執行部や国・県に表明することが多くなっており、
  議会が機能してきている証ではないかと思っています。


  市民の皆様が市政に関して意見・要望をする場合は、市長に要望書を提出しますが、
  議会に対しても請願、陳情という方法で要望することもできます。

  市長に要望しているがなかなか実現してもらえない場合など、
  議会に対して紹介議員を経由して請願することによって、議会で請願に対する審議がなされ、
  採択されれば議会としての意思を決議として執行部に物申すことができます。

  館山市議会には18名の議員がいますが、議員同士の議論によって請願の実現のための対策等が導き出され、
  それを執行部に決議として提示することができます。

  請願、陳情は必ずしも採択されるとは限りませんが、18名の議員が真剣に議論して結論を出しますので、
  この制度を活用いただきたいと思います。


8 ペットボトル裁判結果とその後
  私の平成24年9月議会における決算質疑で、
  館山市のペットボトル処理料金が同じ業者が実施しているにもかかわらず、
  随意契約によって南房総市よりも3倍の価格になっていることが問題となり、
  館山市は市の広報誌(だん暖たてやま)に、「価格が高いのは作業工程が異なる」として、
  手作業の洗浄があることを価格が高い理由にしておりました。

  その後、心ある二組の市民の方が監査請求され、さらに住民訴訟になって裁判が行われ、
  千葉地裁で原告敗訴となり、東京高裁に上告されていました。

  この度その判決が12月10日と22日にあり、いずれも控訴棄却となったものです。
  事の発端を作った議員として、控訴まで実施された原告の市民の皆様に敬意と今日までのご労苦に対して、
  心からの謝意を表するものです。

  ちなみに、これらの市民の活動も一因したのではないかと思われますが、
  平成25年度からペットボトル処理を含む館山市のゴミ再資源化事業のうち、
  随意契約であったものが競争入札になりました。

  そこでどれくらいの価格差が出たのか、24年度と25年度の決算書から、
  ゴミ再資源化事業全体とペットボトル処理業務の価格を比較してみました。

  ゴミ再資源化事業全体(24年度: 162,928,511円、 25年度: 125,895,737円)
  ペットボトル処理料金(24年度: 25,023,600円、 25年度: 11,327,316円)でした。

  現在の価格でも採算は十分取れていると思われます。

  つまり、競争入札になったことにより
  ゴミ再資源化事業全体で約3700万円、
  ペットボトル処理料金だけで約1370万円も安くなったのです。

  とても競争入札による競争心理から安くなったと言えるものではありません。
  平成20年からこの状態であったとすれば、
  2億円近い税金が随意契約によって現在よりも多く支払われていたことになるのではないでしょうか。

  執行部は裁判に勝ったからと言ってこのままダンマリではなく、
  裁判結果とこの状況をしっかりと市民に説明する必要があると思っています。


9 広域ごみ処理施設の建設
  この問題は、既に新聞報道されており、市民の皆様も関心が高いものと思います。
  私も5月から広域議会の議員になり、この事業の説明を何度か受けてきました。

  しかし、今回の入会地の件についての説明は全くなく、順調に事業は進んでいるものと認識しておりました。
  今回の説明によると入会地の可能性が高いことが判明したのは、10月頃とのことで、
  追求してもしかたのないことかと思われますが、12月25日に実施された広域議会の全員協議会では、
  「200億円以上の事業を進めるのだから、緊張感を持って取り組んでもらいたい」
  と言った意見が議員から出されました。

  私も「老朽化した現在の各自治体の焼却炉を考慮すれば、
  この地域に固執せず新しい候補地の選択を進めるべきである」と意見を述べました。

  この問題は、各関係自治体議会に状況説明し、意見を聞いて今後の対応を早急に決めるとのことですので、
  注視していくつもりです。


以上が私なりに2015年を振り返ってみて印象に残っている出来事等でした。

来年は、館山市の良いことが沢山記憶に残る年になればと思っていますが、
そのためには議会・議員がしっかり機能する必要があります。

機能する議会・議員を目指しますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻をお願いするしだいです。


                                館山市議会 議長 
榎本祐三








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