「建設経済委員会 委員長報告」
議案第26号にかかわる建設経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
去る3月6日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案について、8日委員会を招集し、慎重に審査を行いました。
以下、その質疑応答等、主なものについて申し上げます。
議案第26号 平成29年度館山市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について
公営企業会計移行支援業務委託料に係る減額の理由について聞いたところ、指名競争入札を実施した結果である、との説明がありました。
機械等修繕料に係る減額について聞いたところ、制限付一般競争入札を実施した結果である、との説明がありました。
汚泥運搬・処分委託料に係る減額の理由である汚泥排出の減について、減った量と原因を聞いたところ、民間企業より、脱水機の実証実験のため、クリーンセンターの汚泥を使用したいとの申し入れがあり、約90トンを提供したことなどによる、との説明がありました。
維持管理費で減額する主な事業を聞いたところ、修繕料、汚泥運搬・処分委託料、ストックマネジメント計画作成業務委託料及び長寿命化対策工事委託料である、との説明がありました。
長寿命化対策工事について、国の社会資本整備総合交付金がなければ実施しないのか聞いたところ、設備等の健全度により、更新優先順位を決めて、今後も交付金の内示額に応じて、実施していきたい、との説明がありました。
公共下水道第2期整備事業の進捗状況と今後の見とおしについて聞いたところ、平成32年度に完了の予定である、との説明がありました。
起債管理業務の減額について聞いたところ、下水道事業債は、通常、5年据置で借り入れを行っているので、元金が今の時点で減額になることはないので、利子相当分の減額である、との説明がありました。
繰越明許費の公共下水道整備事業について、年度内に完了できない理由と完了予定を聞いたところ、繰り越す工事は2工事あり、1つめの枝線の管渠(かんきょ)布設工事については、地下水位を低下させる追加工事実施のための地元協議に時間を要したことにより、平成30年4月中旬に完了の予定となったこと。
また、2つめの別の工事箇所での枝線の管渠布設工事完了後に実施する全面舗装復旧工事については、請負業者が平成29年10月22日の台風による災害復旧に緊急で対応したために管渠布設工事の着工が遅れ3月中旬の完了予定であり、その後の全面舗装復旧工事に着工できない状況となっているため、いずれも繰り越したものである、との説明がありました。
以上が質疑応答等の主なものであります。
採決の結果 議案第26号については、全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げまして、建設経済委員会委員長報告を終わります。
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