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本多成年 「活動報告」 archives







地域おこし協力隊発表会

館山市議会議員 本多成年


2017-03-27 up


地域おこし協力隊発表会


現在、館山市では二人の地域おこし協力隊で活躍されている方がいますが、その二人の活動報告が
行われましたので、早速聞きにいってきました。
予算や決算で担当課からは、活動の報告を聞いたり、街中再生におけるお茶会や唐桟織の展示会などは
じかに見に行ったことはありましたが、ご本人から直接聞けるこの会を楽しんできました。



協力隊 木浦未来さんの報告
【食でつながるまちづくり】


木浦さんは隊員2年目で食のまちづくりに関する事業での活動を主なテーマで取り組んでこられました。 
食に関する商品開発などをこの一年間てがけ、
現在は、ふるさと納税についての企画を主な仕事としています。

開発した商品  
・ ドライフルーツ(無添加で館山でとれる果物での商品化)
・ フルーツピューレ(館山産果物で製作、館山サイダーとして販売)
・ パッションフルーツ茶
・ フルーツ染め(パッションフルーツの葉や皮での染色品)
・ ルームフレグランス(ドライフルーツ製作時の廃棄物からの芳香材
・ タルティーヌ(パッションフルーツの葉やトマトで色付けしたパン)
・ イチゴミントシロップ(ふるさと納税返礼品に採用)
・ イチゴジェラート(ふるさと納税返礼品に採用)
・ その他の試作品を製作中
 
商品開発だけでなく館山の食に関するPR活動も手掛け、開発した商品をふるさと納税の返礼品として
新規登録した事業者数13件、新規登録品数32件などもてがけた。

いままで様々なセミナーや研修に参加し、資格もとりながら、食をキーワードに地域に眠る資源を
発掘事業化して行きたいと抱負を述べられた。

話の中で多くの問題点も指摘していただいた。
・食品を扱う法、規制が多く、商品開発に壁を感じる。
・市内に加工場、業者が無く鴨川の業者に利益を持っていかれてしまう。
 館山市内に加工業者があればよい。

本人からは、
「事業として成立するかは難しいかもしれないが、市内のいいものを見つける良い勉強になった。
なんとか館山で生活していきたい。」とのこと。 
彼女の実績からすれば、地域に眠る資源を発掘し、事業化する地域商社をめざしていければいいなと
今後の活躍を期待したい。




協力隊 岸田一輝さんの報告
【道楽で館山が変わる】

岸田さんは3月で協力隊を卒業し、館山市内で設計事務所を開所し、
館山での活動を本格的に始動しています。

岸田さんは、千葉大の工学研究科の特任助教授でありながら、2014年あわデザインスタジオを設立し、
同年館山市の地域おこし協力隊員として活躍されてきました。
「道楽で館山が変わる」とのコンセプトで、いかに館山市民が自分のまちづくりに積極的に関わる状況を
つくれるのか、と考えその答えが「道楽」だったというわけです。

岸田さんが取り組んできた事業
・長須賀地区に住み、都市構造の履歴調査として、
 長須賀地区の年代別の都市としての成り立ちを調査した。
・オーラルヒストリー調査として、住んでいる住人に聞き取り調査をして、
 各時代にどのようなことがおきたのかを聞いてまとめた。
・唐桟織を地域の空き家を借りて展示会をひらいた。
・長須賀まちなか塾を開催し、住民との対話をしながら街の再生について話合った。
・島原公民館(古いバスを利用)をリノベーションし、地域の集いの場所づくりをした。

岸田さん曰く、地域おこし協力隊事業は仮設をたて、実験をすることだと言い、
協力隊員を卒業した今は、それを証明し、応用していくことだ。

そしてこれまでで学んだ館山から得た社会を変えるキーワードは
・館山は「当事者不在社会」とし、何とかしてくれといわれる、他人事のようである。
・不真面目な戦略「まちづくり道楽」のコンセプトでひとが動く。
・共通の戦略として「シナリオプランニング」
・空き家は空いていない本物の「空き」を取り戻す。
・住民主体の新なまちづくりの手法「街づくり会社」


岸田さんは館山市民から「館山のまちを何とかしてくれ」と何人、何十人と言われ続けてきた。
なんか当事者感がないなといつも感じてきた。
そこで「当事者」を調べてみた。

当事者=ニーズを持ったとき、人は誰でも当事者になる。とのことだ。
こうであってほしい状態に対し不足をとらえ、そうでない新しい現実を作り出そうとする構想力を
持った時、初めて自分のニーズとは何かかがわかり、人は当事者になる。

館山で今必要なのは当事者を増やしていくことだと、力がそこに入ったようにみえました。
そこで、道楽が人を当事者に変え、まちづくりが進展するのではないかと、行きついたのであろう。
自分が楽しむための仕事=道楽が、他の人を惹きつけ、自分勝手にやっても真剣にやれば、
それがまちの魅力になる。


まちづくり道楽のプロセス
まず実践し、その経験から計画を立てる、そして会議をかさねながら、方向性を見つけていく。
普通に考えれば、まず計画を立てることからはじまり、逆ではないかと考えがちだが、
まず道楽としての実践の必要性を説かれた。

これからの展望として、まず自分の会社を安定的に経営していくこと、
そしてまちづくり会社の設立をしたい。との抱負を語られました。
協力隊を卒業しても館山で暮らしていきたい。
と、これからも「館山のまちづくり」への意欲を見せてくれました。




館山市(行政側)がこのような活動報告会を市民向けに開いたことは、大きな進展だと思う。
いままでは議会開催中の委員会等での質疑でどのような活動をしているか、
など担当課からの報告のみで、実際の活動や協力隊員の本音や実務について判らなかった部分も
多くあった。

今回の報告会では、隊員の思いがよく伝わり今後の展開についても希望の持てる本人の意思の確認も
できるなど、この会の意義は大きいと感じた。

ただ、行政の経済的な援助があるうちと、卒業し援助がなくたってからの生活についても、
どう支援していくかとの今後の課題も見えた。

まちづくりによく言われること、「若者、ばか者、よそ者」、そのよそ者の活躍を見させていただいた。
さて館山市民である私達が、岸田氏の言われる「当事者」になれるか、
館山市の未来はここにかかっているのか。



館山市議会議員 本多 成年









 

パシフィックビーナス船内見学会にて

館山市議会議員 本多成年


2017-03-15 up



パシフィックビーナスの航海「花の南房総・館山クルーズ」と称して、
館山夕日桟橋に3月9日に接岸しました。


パシフィックビーナスは日本クルーズ客船株式会社所有の日本の代表的な客船ですが大きさ26594トン、
長さ183.4m、喫水6.5mと客船としては小さいほうというところです。
夕日桟橋は深さが7.5mですから余裕で接岸ができるというわけです。

朝8時10分から館山市主催の歓迎セレモニーが桟橋岸壁でおこなわれました。
金丸館山市長とパシフィックビーナス松井克哉船長との記念品の交換が行われ、
船長から「以前より金丸市長から是非寄港してほしい、との約束をやっと果たすことができませた。
暖かい春の房総を一日楽しんて行きたい。」との挨拶があり、
降りてきた乗客の方達はだっぺい君と記念撮影をしたあと、
待ち構えていたバスにそれぞれの目的地にむけ乗り込み出発していきました。

いちご狩りや鋸山など春の花いっぱい、おいしい海の幸を求めて出かけていきました。
一日楽しんだ後、夕方5時に名古屋に向け出発します。

 

私を含む客船歓迎委員会の皆さんとセレモニーの後、船内の見学をさせていただきました。

船から桟橋を見ると、地上20階ぐらいと思えるの高さでした。

世界の客船のなかでは小型の方でしょうけれど、中に入るとそれは豪華なホテルのようでした。
大きなシャンデリアのあるエントランスから中を女性スタッフから丁寧に案内してくださいました。
設備もそうですが、お客様を飽きさせないようなアイテムやメニューが盛りだくさんで
船旅の退屈そうなイメージは飛んでしまいました。


余裕ができたら私も一度トライしてみたいとおもいました。

是非、今後も館山に立ち寄っていただき、
館山のそして南房総の四季を楽しんでいただきたいと思います。



館山市議会議員 本多 成年










 

内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会

館山市議会議員 本多成年


2017-02-10 up

 
             
  日時 : 2017年2月4日(土) 13:30~15:30
場所 : 館山市商工会館 2F大ホール

主催 : 内房線と地域を守る会


集会の話しをさせていただきます前に、お話させていただきますが、館山市議会にて、昨年12月議会で議決した「内房線沿線住民の安全と利便性確保等を求める沿線自治体の連携強化による要請活動を求める陳情」の採択と、館山市議会議員有志(私も含む)から発議された「JR内房線館山千葉間日中時間帯の普通列車木更津駅での折り返し、及び館山東京間の特別快速廃止の見直しを求める意見書」を国、千葉県に提出することを議決しました。


いち早く館山市議会で取り上げ、陳情と意見書を議決できたことは、早い情報を入れることができたおかげではありましたが、12月の各市町の議会の終了間際にJRの発表があり、議会が対応しきれなかった、とのJRの戦略があったのかとも受け取れるところがあります。

JRが県内各市町の連携されることを嫌った感があります。
それだけ、JRの固い意志を汲むことができます。

先月31日、館山市長をはじめ千葉県、安房の四市、君津の四市、市原市の核沿線市町の担当部課長と共に、JR千葉支社を訪問し、支社長らと、面談し今回の改正を含む、要望活動をおこないました。

金丸市長からは、
「今回のダイヤ改正が実施されると沿線住民や観光客、ビジネス客にとって利便性が大きく低下し、県南地域の公共交通はますます衰退する」
「高速バス利用者が増加傾向にあるが、鉄道は大量輸送、定時性の確保など優れた特徴があり、通勤、通学など地域住民の日常生活に欠くことができない交通手段である」
とダイヤ改正の再検討をもとめました。


この集会の主催者は市民とはなっていますが、どうも千葉動労が主な役割をになっているようでした。

招待も市長などに出しているようでしたが、出席がありませんでしたし、館山市議が2名、南房総市議が1名(欠席)、国会議員(野党)が1名であり、私も招待は受けて居らず、自主参加をしました、というところです。

主催者から、色眼鏡で見られているような発言がありましたが、主催者も色眼鏡で私が見られているのかとの思いはありましたが、そもそも、動労さんの思惑や各市町の思惑も関係なく、その沿線に関わる人たちが一体となって運動をしなければ、大企業JRには立ち向かうことなどできないでしょう。

現在の状況をつくったのはJRです。
JRバス関東の100%を所有する株主はJR東日本であり、その思惑のなかで、どんどん電車からバスにシフトされていると考えられます。
そう考えると、一体的な運動をしながら、電車の利用について沿線住民も積極な利用なども考えていかなければならないですね。


参加された方からの意見もありましたが、今回一回限りの集会で終わることなく、回を重ねていくこと、そして、その輪を広げていくことだと思います。
また、木更津以南の住民に対して、署名活動を行っていく、など、更なる展開の拡大が必要であると考えます。

各分野の方達が、それぞれの立場で南房地域の公共交通について、今回は電車のあり方ではありますが、様々な取り組みをおこなっています。
思惑はそれぞれあれど、思いはこの地域がいかに寂れることなく、地域が発展していけるかと同じ思いだと思います。
地域の力を結集させましょう。


館山市議会議員 本多 成年










 

子育て講演会

館山市議会議員 本多成年


2017-02-08 up


すごしやすい学校・わかりやすい授業

~障害者差別解消法とユニバーサルデザイン・合理的配慮
  講師 植草学園短期大学福祉学科
   教授 佐藤 慎二 氏
  日時 平成28年2月5日(日)13:00~15:00
場所 館山市コミュニティセンター 1階集会室
  共催 児童デイセンターこすもす
   中核地域生活支援センターひだまり
   NPO法人たからばこ


まず、講演会の内容を記する前に、日曜日の家族との時間を作らなければと考えておられる方が多いなか、
1階集会室を満席にするほどに来ていただいた関係者の皆さんに敬意を表したいと思います。

主には保育園・幼稚園・小学校の先生だと思います。
90%の方は女性でこのような勉強会に休みの中聞きに来ていただいている。
それだけで心強い気がしました。


まず、用語の説明からしてみましょう。
それが理解していないと先に進めないと思いますから。

障害者差別解消法  障害者の権利に関する条約(2014年2月19日に日本で効力発生)の中で
「合理的配慮」と「ユニバーサルデザイン」に触れ、表裏一体の考え方として、

提起された。 
ユニバーサル
デザイン
 
発達障害などの配慮を要する子供達には「ないと困る」支援であり、
どの子供にも「あると便利・役に立つ」支援
。 
合理的配慮 ユニバーサルデザインを作るための配慮であり、
例えば、Aさんにないと困る支援として「静けさ」を求めるとして、
「聞くことができる学級をつくる」ことがユニバーサルデザインであり、
「耳栓をする。とか、別室対応をする」などが合理的配慮といえよう。
 



【高機能自閉症の子供への対応】


この子供達は、聴覚の過敏さを持ち合わせている子供が多く、集中できないなどの特徴がある。

◇視覚の過敏さ  
ユニバーサルデザイン
の展開
子供の元気は大事だけれど、静けさも大事、聞くことができる学級環境づくり 
合理的配慮  耳栓を付ける。別室での対応をする。デジカメの利用 

◇聴覚の過敏さ
ユニバーサルデザイン
の展開
目に見える情報が大事であり、きれいな教室、きれいな黒板
合理的配慮 黒板の周りに物を置かない。余分なものをなくす。

◇社会性・対人関係
ユニバーサルデザイン
の展開
相手の顔を認識できない。きもちが表情でわからない。
合理的配慮 言葉で100回繰り返すのでなく、視覚的にアプローチする。
   
◇時間概念の混乱
ユニバーサルデザイン
の展開
時間間隔の鈍い子に、時間の見える化をはかる。
合理的配慮 画面にテロップを流す。見えない時間を見える化する。



【ADHDの子供への対応】


ADHDの子供の特徴として、不注意傾向や聴覚的・視覚的な箱の小さいことが挙げられ、
その特徴は大きければ生活に支障をきたし、小さければ障害ととらえられないケースもある。

ユニバーサルデザイン
の展開
指示や話は短く、一文、一文を分けて聞き取り易くしてあげる。
一文一動詞の話し方にする。話ことばは短く、ゆっくり丁寧に。
合理的配慮 座席を替えてみる。動く子供にはプリント配布係りを頼む。



【LDの子供への対応】


LDの子供の特徴は、一時に作業の困難さがある。
話を聞きながら、書く作業をするのが、とても苦手である。

ユニバーサルデザイン
の展開
一時一作業を原則とする。前置きの指示をしてあげる。
視覚・聴覚・触覚・動作の多感覚から活用する。
合理的配慮 デジカメや板書計画のコピーを付ける。
    
「ユニバーサルデザインが基礎で、それが及ばないときは合理的配慮を検討する。」


支援の方策

1)問題行動を減らす発想ではなく、問題を起こしていない状態を増やす発想に。
・叱って子供の行動を替えようとする発想を転換する。
・できて当たり前の行動への注目を増やす。(ほめてあげる)

2)子供をほめるために約束する。そのポイントとは。
・問題行動を減らすために約束しない。「しない」「してはいけない」
・問題行動とは逆の行動を増やす約束をする。「する」「しようね」
・すでにできること、出来そうなことで約束する。ほめる機会をふやす。

3)当てにされえる生活を実現する。仲間―空間―時間

4)親は一生、教師は一時、教師の一時は子供が二度と戻れない一時である。

以上が、佐藤先生からの講義の内容である。




今日、講義していただいた内容は、私は教師ではないので、直接指導に関わるわけではないですが、
聞きに来ている先生方にとっては大変有効な授業であると、創造されるところです。

議員として、入園、卒園、入学と立ち会わせていただいていますが、
その短い時でさえも座っていられない子供がいることを承知しています。

講演会終了後の質問の時間で、
私から「先生が生徒にできることとしては理解したが、保護者ができる合理的配慮があるのではないか、
それを学べる機会がほしいですね。」と、質問ではありませんが、意見を言わせていただきました。

先生からは、保護者も子供の成長過程での障害について、もっと知ることが重要ですね、
と言っていただきました。



館山市議会議員 本多 成年








 
千葉県南市議会議長会議員研修会報告

館山市議会議員 本多成年 

2017-01-23 up

               
平成28年度 千葉県南市議会議長会議員研修会報告
  講師 野村総合研究所顧問
   東京大学公共政策大学院客員教授 増田 寛也
  日時 平成29年1月16日(月)
会場 勝浦市芸術文化交流センター 
   
  序」
地方創生」と少子化対策」に今、何が必要か
これからの地方創生策
まち・ひと・しごと創生総合戦略(2016改定版)について
 
地方創生版・三本の矢
私 見



【序】

毎年、この時期に県南の13市の市議会議長会主催の議員研修会があり、毎年の幹事議長が決められており、
今年の幹事市である勝浦市の勝浦市芸術文化交流センター「キュステ」で行われた。

まず、会場までの様子から話をしようと思う。
館山からは、小型のバスで約一時間半ちょっと、距離でいえば60km、内房でいえば千葉まで100km行ける
時間ですから、やはり自動車専用道路がない分かなり時間がかかったな、という印象があります。

何とか千葉県を一周できないかと自動車専用道路の必要性を感じました。

また、県南13市は合併市が多いせいもあるでしょうが、議員を乗せてきたバスが皆新しく、色々なデザイン
で綺麗にその町の特徴を表していること、館山市のバスが特徴もなく、市のロゴも入っていない古いバスで
あったこと、これも館山市のイメージアップにつながっていないな、との感がありました。


会場のキュステは、平成26年から動いている勝浦市の芸術と文化の中心と位置づけられた施設で、
館山市で言えば、千葉県文化ホールと館山市コミュニティセンターを併せ持った施設というところ、
大ホールは826席で、隣との余裕もあり1階席を取り外すと大きなイベント広場にもなり、会議室や
集会施設(和室・調理室・多目的室)など非常に余裕のある充実した施設である印象があり
市役所に隣接して駐車場も多くあり、市民としての感想としても羨ましくも思いました。

ただ、館山市と同様に駅から遠く、高台にあり、街の中心から少し離れているので、
交通の便が悪い印象を持ちました。

たぶん、駅あたりから、公共交通はあるのかな、とは思いましたが。
勉強会の話しをしなければならないのですが、私はまず、施設がその町の歴史や文化としての位置づけとして
どのような経緯でできているのかに関心があります。



【「地方創生」と少子化対策」に今、何が必要か】

さて、本題に入ろう。今回の研修会での講師は増田寛也氏である。

増田氏は2015年の著書「地方消滅【東京一極集中が招く人口急減】」という本を出版し、このままでは896
の自治体が消滅しかねない、減少を続ける若年女性人口の予測から導きだされた衝撃のデータであり、
若者が子育て環境が決して良くない大都市圏に移動し続けた結果、日本が人口減少社会に突入し、
多くの地方では高齢者すら減り始め、大都市では高齢者が激増していくと警鐘をならし、地方を何とか活性化
させなければならない、と論じた方であり、大変興味をもって聞くことができた。

まず、千葉県の総人口、将来の推計人口の説明があり、2015年に千葉県の619万人あった総人口が2040年に
535万人となり15%程度減少する、高齢化率では65歳以上で26%から37%となり40%増となる、との数字を
示され特に県南地域の人口減少と高高齢化率が問題となってくるとの説明がありました。

転入については、1954年から2010年までは転入超過が続いていたが、2011年の東日本大震災以降、
近年初の転出超過に転じた。
年齢階層では、15から24歳の若年層が一貫して転入超過、大学入学、就職等の転入が考えられ、25から39歳
の働き盛りの層の転出超過が見られる。

次の項目が館山市の評価として重要な施策で評価されるべきところと思うが、各自治体の自然増減、社会増減
の影響度調査である。少し、詳しくかくと
・自然増減の影響度
  2030年までの合計特殊出生率が2.1を実現した場合の、社人研推計に対する人口増減率
1=100%未満 2=100~105%未満 3=105~110%未満 4=110~115%未満 5=115%以上
 
・社会増減の影響度 
  2030年までの合計特殊出生率が2.1を実現し、かつ転入が±ゼロになった場合の、
社人研推計に対する人口増減率
1=100%未満 2=100~105%未満 3=105~110%未満 4=110~115%未満 5=115%以上
 


千葉県で言うと館山市が自然増減、社会増減では「2」の位置にあり、千葉県59のうち5.1%程度と、
白井市、流山市と同様、館山市の合計特殊出生率が良い点は、現在館山市が行っている子育て施策が有効に
働いていることは、評価すべきである。

館山市が開設している「元気な広場」は今、北条地区だけでなく定期的に各地域に出張元気な広場の開設も
行っており、今後は常設の「元気な広場」の設置なども検討していかなければならないと考えます。
また、私が議員になってから応援してきた「学童クラブ」が昨年、公設化となり、長年抱えていた子育て世代
の不安や大変さがようやく解放することができたことは、本当に良かったと思っています。

行政の負担は大きくなりましたが、先ほどの合計特殊出生率の良さを考えれば、報われるのではと思います。
ちなみに2014年度の千葉県の合計特殊出生率は1.35、館山市が一位で1.58、千葉市緑区が二位で1.50、
三位が木更津市で1.48と言ったところです。



【これからの地方創生策】

1)ふるさと創生、地方での「雇用の場」の創出
2)働き方改革―長時間労働の抑制、男性の家事・育児参画、女性活躍、同一労働・同一賃金、テレワーク
3)イノベーション AI、ロボット、IOT、ビッグデータ
4)まちづくり コンパクト+ネットワーク、空き家の活用、所在不明地対策
5)移民、事実婚
6)東京一極集中の是正 東京23区内の立地規制




【まち・ひと・しごと創生総合戦略(2016改定版)について】

地方の「平均所得の向上」を通じたローカル・アベノミクスの推進

まち・ひと・しごと創生総合戦略については2015年に発表され昨年末に館山市第四次総合計画を策定し、
平成28年度以降の各自治体の地方創生に向けた取り組みをし始めたところであるが、この改訂版で、
具体的な改定ポイントの説明があった。

地方創生の現状を踏まえた検証・改定が必要であり、
・地方創生をめぐる現状認識が必要である。
・地方創生は本格的な事業展開する段階になってきた。
・2020年の主な基本目標をたて、検証していく。


今回の改正版の主なポイント

・ローカル・アベノミクスの一層の推進として、地域における仕事の創出を図る。
・東京一極集中の是正として、東京圏への転入超過が続いており、地方大学の振興やインターンシップの
 推進、地方就業者の奨学金返還支援制度
・ライフスタイルの見直しとして、地方正確の魅力の再発見、再発進。強度の誇り、愛着の醸成、
 歴史の発掘、地域文化の振興を図る。
・地方創生の更なる深化に向けた政策の推進として、地方に仕事を作り安心して働けるようにする。
 地方への新しい人の流れをつくる。
 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。時代に合った地域を作り安心なくらしを守る。




【地方創生版・三本の矢】

「自助の精神」をもって意欲的に取り組む自治体を積極的に支援する。

 三本の矢とは情報支援の矢・・・・・地域経済分析システム(RESAS)
       人材支援の矢・・・・・地方創生人材支援制度・地方創生カレッジ
       財政支援の矢・・・・・地方創生関係交付金・企業版ふるさと納税




【私 見】

増田先生の話しでは、今回のひと・まち・しごと創生総合戦略の改正点について、
上記の説明を細かくしていただいた。

文面は割愛させていただくが、今後やはり、地方創生に対する三本の矢が的確に地方の自治体にいきわたる
ことができるのかがポイントになるだろう。
ここには大きな仕掛けがあること、この仕掛けとは、「意欲的に取り組む自治体」であること、
ここがミソであります。

通り一遍のどの自治体でも取り組んでいるような二番煎じではない、地域の特色を如何に示し、
様々な組織を束ね、一丸となって取り組んでいるかが問われるのであります。
逆にその姿勢が示されなければ地方に金は行きませんよ。ということになる訳です。

館山市もどの自治体も地方創生に向け、地方創生版総合戦略を立て、今後10年を単位として、
取り組みを始めたばかりです。

館山においては、観光が当然主力の政策となっていくことに間違いがないと思っていますが、
昨年の広域ごみ処理施設からの離脱問題に端を発しての財政問題が、今後の中期的な地方創生に向けた
取り組みの足かせとならないようにしなければと思うばかりです。

当然、投資的経費の大幅な増額が望めない状況のなか、観光での目玉となりうる食のツーリズムに関して
「食のまちづくり計画」の確実なる実施、これは館山市の今後の食に関する様々な政策
(域内流通・地産地消・地産都消・食育)の核になると確信しているからであります。

他の施策の上に立つ、それこそ、この施策が今後の館山市を救う、ぐらいの気持ちで取り組まなければ
ならないと思う次第です。

財政の厳しい状況のなか、優先すべき施策の第一位にこの「食のまちづくり計画」を挙げるべきです。
ここに今財政を優先的に公的資金を導入し、館山市が、そしてその核となる事業者、
市民にとって一番良い形で事業展開していくよう私も取り組みます。

増田氏の話で最初に出てきた合計特殊出生率についていえば、館山市はこの施策を続けていけば、
子育て支援からいう住みやすさでは女性に県内でも女性には指示を得ていただけるとは思うが、
それだけでは人口減少をくいとめることはできない。

やはり「職」、働く場がなければ、それを解消することはできないでしょう。
館山市での働く場の創設、これが今館山市が一番ほしいところである。


館山市議会議員 本多 成年









本多成年の市政報告

館山市議会議員 本多成年

2016-12-20 up

               
平成28年 市政報告第4号 ごあいさつ
広域ゴミ処理施設建設の離脱問題について
政務活動費の領収書の公表について
食のまちづくり拠点施設整備に係る民間事業者の募集について
議会としての発議事項
おわりに


ごあいさつ

6月から議会運営委員会委員長を仰せつかってから忙しい毎日を送っています。
これも議会運営委員会の委員長としての役職のせいもありますが、議会基本条例を制定しての効果とも
いえると思います。

制定以前より議論をする場が大変多くなったこと、また、発議案なども積極的に取り上げるなど、
議会が活性化しており、議会報告会に向けた取り組みなども含めて、
現在の館山市議会が活発な活動をしていることを、どうかご認識していただきたい。

私は着実に、そして確実に館山市議会が市民の皆様に信頼していただけるような存在になってきていると
確信しています。


現在、日本の様々な地域で県議、市議を問わず地方議員の不祥事が続いています。
これには、私も大きな憤りを感じていますが、
館山市議会では12月議会で成立した議会倫理条例の制定、
政務活動費の領収書の議会ホームページでの公表など、
信頼に向けた取り組みを県内の他市に先駆けて行うなど、
今後とも、館山市議会の取り組みに注目していてください。



平成28年第4回館山市議会定例会における行政一般質問

【広域ゴミ処理施設建設の離脱問題について】

さて、10月11日の広域事務組合の議会において金丸館山市長がいきなり、
広域ゴミ処理場建設からの離脱を表明しました。

館山市議会に対しては、
その1週間前の10月4日の全員協議会で皆さんに示した同じ資料をもって説明があり、
議会に対し一応の配慮は見せたものの、議員からは「議会軽視だ」との発言もあり、
その対応は議会では、到底納得できるようなものではありませんでした。

そこで全員協議会で、私から
「20年後ぐらいまでの長期間の財政見通しと、もし単独でいくのなら、いくら建設に掛るのか試算して
いただきたい」と提案させていただき、平成44年までの財政状況と、現在の館山市の焼却場の維持管理費と
大規模改修費についての試算はしてきましたが、館山市で単独の建設費については試算してきませんでした。


そのような状況の中で次のように、12月議会で広域ゴミ処理建設に絞って一般質問でとりあげました。

(1)ごみ処理広域化にスケールメリットがあることの認識は館山市としてはもっているのか。

(答)施設建設費や維持管理費等を試算し比較した結果、
   広域化した場合が安価で経済的に有利であると評価している。
   この結果からごみ処理広域化事業は、ごみ処理施設を1か所に集約することで、
   効率的な施設建設及び低コストな管理運営が可能となり、スケールメリットはあると認識している。
 

(2)スケールメリットありを認めながら、離脱する理由は何なのか。
   財政がもたないということか。

(答)広域ごみ処理施設建設が大貫断念により、
   共用開始が最短でも10年から20年後に大きく延期されることに伴い、
   館山市の清掃センターを今後20年使用する為、新たに32億円の大規模改修が必要と判明した。

   これにより広域ゴミ処理施設建設の負担金と、館山市の清掃センターの改修費により、
   財政負担が増大することから、単独で行くとの判断をした。

   広域事業に対する今後20年間における館山市の負担額は、単独判断時点では47億円であり、
   単独でいけばその額の負担軽減となる。

   また、今後20年間における、館山市清掃センター大規模改修にかかる市負担額は約21億円となり、
   広域化事業による負担額の約47億円と比較しても、約26億円の財政負担軽減につながることになる。

   広域化事業のスケールメリットは十分認識しているが、今後20年間の中期的な予測のもと、
   館山市が「持続可能な財政運営」を目指す中で、判断したものです。

   また、今後の財政運営として、平成33年には財政調整基金がなくなる予測であるが、
   これは、このまま何の対策を打たない場合での推計であり、このような事態にならないよう、
   短期・長期にわたり行財政改革の取り組みを推進し、健全な財政運営を行っていく。

   こうした状況の中、ごみ処理事業を単独で行う決定をしたものです。
   今後も、市民に対し、広報や行政懇談会など、あらゆる機会をとらえて丁寧な説明をし、
   行財政改革に対する、理解と協力を求める。

   館山市のごみ処理施設建設時期については、
   その時の館山市の財政や事業の実施状況を考慮し、決定していく。
 
 
(3)スケールメリットを活かし、ごみ処理広域化の枠組みに残り、館山市のリード役としての
   役割を果たし、早期に広域処理場の建設を図ることが、最も経済的ではないか。

(答)館山市清掃センターは、稼働開始から31年が経過し、既に大規模改修が必要な時期を迎えていたが、
   平成33年に大貫での広域ごみ処理施設の供用開始が示されていたことから、大規模改修をせずに、
   年間約1億円かけて維持補修しながら、施設延命を図ってきた。

   しかしながら、南房総市の提案により進めた事業用地で、2度も事業断念し、
   三たび事業用地の選定からやり直すこととなり、大幅に共用開始が延期され、大規模な改修をせずに、
   毎年実施する維持補修だけで延命することは、調査により困難であることが判明した。

   このような状況の中、給食センターの建設や第三中学校の耐震対策などの大規模事業に加え、
   清掃センターの大規模改修を実施しながら、ごみ処理広域化事業に負担金を支出することは、
   財政負担の増大につながり、深刻な状況となる。

   11月下旬に、新たに建設する施設事業費の圧縮があったが、
   それでも相応の負担金を支出することは困難であり、無理して留まり、
   結果的に今まで以上の迷惑をかけてしまう為、館山市単独で行う決断をしたことから、
   リードしていく立場ではないと考えている。
 

以上が、質問と回答の一部始終であります。

私はこの質問に先立ち、離脱に関して反対とか、賛成とかの考えは持たず自分の判断に誤りが無いよう、
導き出せる答えがいただけるかどうかだけを考え、言葉を選びながらの質問でありましたが、
それでも難しい判断をしなければなりませんでした。


市の回答は、すでに離脱有りきの回答でありましたので、
そこに口を挿む余地などない、との印象がありましたが、
行革財政課の出してきた平成44年までの財政予想を見ると、
館山市はこのままでは財政破綻をしますよと言う、なんとも夢の描けない状況であり、
財政悪化が表に出ることによる負のイメージが他に影響を及ぼさなければ良いが、と危惧する次第です。


財政が悪く、住民の負担が大きくなるとの評判が立てば、
移住定住などの人口増や産業振興に対する妨げになるのではないか、と懸念します。

その懸念と広域化のメリットがあることをもってしても離脱せざるを得ないとの判断をしたことは、
それだけ財政に対する中長期的な財政計画のなかで出した結果と言えますが、
直接的には今後の10年を、とにかく乗り切るためのやむを得ずの判断と受け取りました。


私としては「離脱は止むなし」との判断をしました。
が、がですよ、今回の騒動は私が議員となってから館山市の合併問題以来の、
大きな判断をしなければならない決断ではありましたが、なんともやりきれない思いがあります。

議員となってからの話しですが、ごみ処理広域化は安房地域にとって最善の策であり、
処理方法も環境を考慮した優れたものができるとの期待感をもって了解し追認してきた経緯があり、
館山市も理事長を出しながらも、南房総市にお任せとも思えるような言動もしてきた市長も私達議員も
大きな責任があると認識しています。

市長からは、「離脱のタイミングは今しかなく、今後、新たな候補地が決まれば離脱のタイミングを失い、
後に余計迷惑がかかる」との話があり、
広域議会での離脱表明前の館山市議会に対する説明が不十分であったことは認めていますが、
議会としては自由討議や最終日での全員協議会のなか賛成多数で市の離脱について認めることとしました。


しかし、館山市議会からは市長に対し、広域事業からの館山市の離脱についての規約変更について
安房広域の構成市町の合意と議会の議決が必要となり、最終的には千葉県の許可が必要となることから、
理事として、構成市町に対し理解を得るため丁寧な説明をしていくこと。

中長期的な視野で健全財政の維持に努めること。

市民に長期財政推計を丁寧に説明し、
今回の離脱と、財政悪化に対する理解を得ていただき、
これからの行財政改革に対するご協力をいただくこと、
以上の3点を申し入れを行いました。



【第三回定例会における申し合わせ事項】

〇政務活動費の領収書の公表について

今議会で、館山市議会として、議会運営委員長の私から提案させていただき、
今年度から政務活動費で公開していた収支状況表に加えて領収書のコピーをホームページで
公開することとしました。

平成28年度以降の政務活動費については開示請求なしに見ることができるようになります。
今後とも、議会としての情報公開に努めていきます。



【執行部からの報告】

〇食のまちづくり拠点施設整備に係る民間事業者の募集締め切りについて


館山市は稲の市有地を活用した
「食のまちづくり拠点施設の整備及び運営事業」について民間事業者による公募型募集を実施して
いましたが、その結果、募集期間内民間事業者からの提案はなく、不調となりました。

私が危惧していた事態となりました。

市長から民間公募について、三中の耐震と給食センター建設費がネックだったと今回認めましたが、
財政が厳しい中、優先順位の高い、稼ぐ事業であるとの認識を持っています。

この事業がとん挫するようでは館山の未来はないとの思いで私は取り組んでいます。
来年の3月議会で地域資源有効活用調査特別委員会の発議で
「館山市地産地消条例(仮称)」が制定されようとしています。
これをステップに一気に食のまちづくり計画の推進を求めていきます。



【議会としての発議事項】

〇館山市議会議員政治倫理条例の制定

〇JR内房線 館山千葉間デイタイム普通列車木更津駅での折り返し
 及び館山東京間の特別快速廃止の見直しを求める意見書の採択




おわりに


12月議会の報告は広域ごみ処理施設建設離脱問題に終始してしまいました。

しかし、それだけ館山市にとって今回の騒動は大きな問題であることとの認識を、
市民の皆さんにも持っていただきたいのです。
問題解決までの道のりはまだ遠くありますが、随時報告していきます。

今後、館山市は市民の皆さんに経費負担等を伴う改革をお願いする機会が増えると予想されます。

私は執行部に対し行政としても痛みを伴う改革の必要性を訴え、それなりの回答を得ています。

地方創生元年と言われた平成28年
これから館山の活性化のためさまざまな施策に取り組もうとしなければならない年に、
まさかその同年度に第四次総合計画でうたったばかりの”食のまちづくり計画のとん挫”
また、”広域ごみ処理計画”からの離脱、そして”財政破綻とも受け取れる話”を聞くようになるとは
思いませんでした。

しかし、やるべきことはやらなければならない。
館山市を前に進める事業はやらなければなりません。

ホームページアドレス http://www.awanew.com 市民クラブ➡本多成年



館山市議会議員 本多 成年









 
2016年度 建設経済委員会 行政視察報告

建設経済委員会 委員 本多成年


2016-11-10 up


作成:館山市議会議員 本多成年


出雲エネルギーセンター
       
視察目的設置場所設立経緯施設概要
Q&A今後の計画
所 見


説明者 出雲市 経済環境部環境施設課課長   原田 豊
        出雲エネルギーセンター長   片寄 靖久



【視察目的】

今回の視察は、館山市が参加している安房広域圏事務組合が現在進めている新広域ごみ処理施設建設に
ついて、今稼働している、タイプの違いはあるが、ガス化溶融炉の仕組みや建設に至る経緯を勉強する
ことにより、今後の焼却方式や建設費の検証の参考になればとの思いから、
平成16年から稼働している出雲エネルギーセンターが該当することを知り、視察地とさせていただいた。
 


【設置場所

島根県出雲市芦渡町2383-1

出雲市は平成17年3月に2市4町が合併で誕生した新市で、
人口17万5千人の山陰の松江市に次ぐ第二の都市であり、大きな河川「神戸川」と「斐伊川」から形成
された沖積平野と言われる出雲平野があり、出雲エネルギーセンターは、その出雲平野を見渡す山の中腹
に位置し、出雲市からはピンクの大きな施設がどこからも見える大きな施設であった。



【設立経緯】

出雲エネルギーセンターは、合併する以前から平成11年より14旧市町から構成される
いずも広域圏組合が事業規模、コンサルに委託し施設規模の決定計画をし、まず8社を選定し、
平成12年に三社(三井・荏原・日立)に絞られ、20年の長期維持管理費の見積もりを取った結果、
一番安価な日立に決定した。

その後、契約、平成13年1月に着工、15年8月日完成し、完成後、現在の出雲市に引き継がれ、
現在は出雲市営となっており、出雲市、大田市、雲南市の一部、飯南町事務組合からのごみを
受け入れている。
後程、詳しい経緯を質問の中で答えていただいた。



【施設概要】
燃焼処理方式  ガス化溶融システム(キルン式ガス化炉+縦型旋回溶融炉)
        (現在日本には出雲市と新潟の一市の2台稼働している。)

ゴミ処理能力  109トン/1日×2系統=218トン/1日

施設の特徴   排ガス中のダイオキシン類濃度0.01ng-TEQ/N・㎥以下を保証
        余熱利用発電システム(蒸気タービン発電3000キロワット以上
        排水の場内処理・再利用
        ゴミ搬入口のエアーカーテン有、施設内のごみの臭気を施設外に出ないようにしている。

施 設     設  計  株式会社 日立建設設計
        施工管理  株式会社 環境工学コンサルタント
        総合施工  ㈱日立製作所・㈱パブコック日立特定建設工事JV
        建築工事  りんかい日産建設株式会社広島支店
        機械電気  日立プラント建設株式会社
        煙突工事  扶桑化工株式会社
        造成工事  出雲土建・大和建設・ナカサン特別JV

事業費     総事業費  98億6千4百21万8千円

建設工期    平成13年1月から平成15年8月

竣工式     平成15年10月26日

運転管理    株式会社 日立製作所中国支社 

職員数     市職員     4名
        嘱託職員    1名
        臨時職員    1名(スラグ処理)
        電気技術者   1名
        ボイラー管理  1名
        日立職員    3名(24時間、三交代制)
        ※広域組合で働いていた職員はすべて継続雇用し、
         運転以外の受付や事務職として働いてもらっている。

以上が、施設の概要である。

今年、3月に成田市の成田富里清掃センターを視察し、その時にある程度、シャフト炉の勉強をしており、
視察前に事前質問をさせていただいた。今回の視察においても成田市の清掃センターと同じ事前質問をし、
成田市との比較等もしてみたいと思っている

   



【事前調査 Q&A】
以下が、出雲エネルギーセンターへの事前質問と回答である。

Q1 事業における財政投入と収支内訳を教えてください。
A1
(1)財政投入額(イニシャルコスト:初期費用)は、総額98億6,400万円。
   内訳は、施設概要2ページのとおりです。
(2)平成27年度の収支状況は、別紙の事業別決算説明書のとおりです。
  (歳入額:5億6,500万円  歳出額:8億8,400万円)

Q2 エネルギー利用の利益と経済効果はどうなっていますか。
A2
(1)利益(メリット)としては、本施設で使用する電気は、
   ごみ処理によって発電された電気で賄われるため、電気代がかからないところです。
(2)経済効果としては、県の花き研究施設及び併設の花公園へ電力を供給していますが、
   電力会社の単価よりも安い単価に設定しているため、県の維持管理費の低減に寄与しています。
   売電量、売電金額は施設概要3ページのとおりです。

Q3 現状及び将来的課題は何ですか。
A3
(1)現状における課題としては、ごみ搬入量が増加傾向にあること、
   金属等の不適物混入による機器の故障や機器の経年劣化によるトラブル発生などです。
   ごみの搬入量は、平成16年度~22年度は、年間700~800トンずつ減少傾向でしたが、
   平成23年度から増加傾向に転じ、平成27年度は200トン減少しました。
   (配付資料の「可燃ごみ搬入量推移のグラフ」参照)増加理由としては、
   出雲大社の大遷宮による経済活動が活発となったことや、世帯数の増加によるものと考えられます。
(2)将来的課題としては、主要機器の耐用年数(15年~20年)が到来するため、機器更新が必要となり、
   多額の経費がかかることや、当施設を閉鎖した後の跡地利用計画について検討する必要があります。

Q4 事業費と国の補助金の内訳を教えてください。
A4 施設概要2ページのとおりです。

Q5 施設維持管理費はどの程度か。維持費低減のために行っていることはありますか。
A5 施設維持管理費は、年間8億円~10億円です。
   維持費低減のため、用役の調達や業務委託は競争入札としているほか、
   搬入ごみのうち、紙類はもちろん、剪定枝はチップ化して肥料の材料へ リサイクルするなど、
   処理するごみの減量化を図っています。

Q6 焼却炉メーカー選定を含め、施設建設の経緯について伺います。
A6 経緯については、次のとおりです。
   H11年 4月 2市5町組合理事会で 「ガス化溶融炉システム」に決定
   
   11月 ごみ処理施設見積設計図書等提出依頼メーカー8社の選定
   ガス化溶融炉機種導入選定委員会の設置

    [メーカー8社]
   ①新日本製鐵、②住友金属工業、③三井造船、④石川島播磨工業・クボタ、⑤荏原製作所、
   ⑥日立製作所・バブコップ日立、⑦川崎製鉄、⑧神戸製鋼

   12月 8社に見積書の提出依頼
   H12年 4月 施設機種導入検討委員会で8社のうちから3社を選定
 
    [メーカー3社]
   ①三井造船、②荏原製作所、③日立製作所・バブコップ日立

   7月   3社に対し、20年間の施設運転維持管理費の見積書を依頼
   12月 入札により日立製作所に決定
   H13年 2月 出雲エネルギーセンター建設工事請負契約議決
        (工期:H13.2.13~H15.8.31)
   H15年10月 引渡

Q7 施設規模、処理方法をどのように検討して決めましたか。
A7 
(1)施設規模について 
   H11年に県から示された「島根県ごみ処理広域化計画」により、出雲地域、大田地域、飯石地域の
   14市町村のごみ処理を行うこととなり、当計画を踏まえたうえで、施設規模について 
   コンサルタント会社に業務委託して、その結果により施設規模を決定しました。
(2)処理方法について
   H9年の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」及び「大機汚染防止法」の改正により、
   ダイオキシン類の削減を図るため、ごみ焼却施設の構造等の新基準が示され、
   この基準をクリアする最新の処理方式として、ガス化溶融方式を選定しました。

Q8 3市1町でごみ処理についての方法が異なる点など、広域化で苦労した点は何ですか。
A8 各市町の分別方法を統一するための住民への周知に苦慮しました。
   例えば、それまで不燃ごみに分類されていたプラスティックのうち軟質プラスティックを可燃ごみに
   変更したところ、当初は他の硬質プラスティックや金属、蛍光管などの不燃ごみも可燃ごみに
   混入されることがあり、新しい分別方法が浸透するまで時間がかかりました。

Q9 ガス化炉は、焼却システム自体に未解明な点があり、運転に不安が有ると聞いていますが、
   稼働後に問題点はありましたか。
A9 稼働当初は、回転部と固定部のシール部から空気が流入し、炉内で発火等のトラブルが発生したり、
   熱収縮による劣化で内筒溶接部にひび割れが生じたりしました。

Q10 溶融スラグの資源化率はどの程度ですか。
A10 最終処分場での中間覆土として全量(100%)再利用しています。
    当初は、建設資材に再利用する計画でしたが、スラグ内に鉄分が含んでいることや、
    粒度が不均一などの理由で、中間覆土以外の利用方法がありません。

Q11 中継施設(圧縮梱包施設)の設備概要について伺います。
A11 本施設では中継施設(圧縮梱包施設)は保有しておりませんが、
    大田市、雲南事務組合は保有しています。

Q12 次期可燃ごみ処理施設構想をしている理由について伺います。
A12 新施設建設とした理由は、
   ①施設を延命化した場合と新設した場合の経費比較したところ、
    新設した方が経費が少なくて済む。
   ②運転維持管理費の特約が20年間で終了し、当該経費の負担が増える。
   ③広域処理する基準が変わり、大田市、雲南事務組合ともに自前の施設で処理できるように
    なったため。

Q13 年間の稼働日数、時間はどのくらいですか。
A13
(1)年間の稼働日数は、平成27年度で324日です。
(2)稼働時間は1日24時間です。
   ただし、定期点検を年2回実施しており、点検期間中(約3週間)は稼働を停止しています。

Q14 助燃材に何を使用していますか。
    コークスであればコークスの使用量を削減する技術が進んでいるとの話がありますが、
    トン当たりのコークスの使用量はどのくらいですか。(年間のコークスの金額は)
A14 本施設では、助燃材に灯油を使用しています。
    年間使用量は2,144kℓ、 経費は112,366千円でした。(H27年度実績値)

Q15 処理対象物の拡大が期待されるのですが、従来焼却処理できなかった対象物がなくなった
    との話を 聞くがどうですか。(アスベスト廃棄物は)
A15 従来の処理不適物であったものが処理可能となったものはありません。
    また、アスベスト廃棄物は受け入れていません。  
    因みに、ガス化溶融炉にも3方式(シャフト式、キルン式、流動床式)あり、
    シャフト式がプラスティックや陶器、ガラスなども処理できる方式ときいています。

Q16 エネルギー回収率について伺います。
A16 投入ごみの熱量に対する発電量の熱量換算の割合で約16%となっており、標準的な回収率です。
    因みに、火力発電所は30%くらいです。

Q17 溶融スラグの再利用はうまく働いていますか。
A17 Q10と同じ回答です。

Q18 メーカーの性能保証期間はありますか。もしあればどのくらいですか。
    過ぎた後のメンテナンスにどのくらいの費用負担がありますか。
    また、長期のシュミレーションができていますか。
A18
(1)性能保証期間は、引渡後5年間です。
(2)性能保証期間経過後のメンテナンス費用は、年間約1億円~4億円です。
   ただし、耐用年数越え機器の更新、不適物混入による故障や法改正に伴う対策費などの
   免責事項に該当する経費は別途かかります。
(3)長期のシュミレーションではないですが、運転維持管理費の特約というのがあり、
   20年間の当該経費見積額の105%超の部分はメーカーが負担することとなっています。
   超過額は不明ですが、かなりの金額を負担しているようです。

Q19 建設費用は炉だけで言うと焼却トン数当たりでいくらですか。
     また、造成費を含めるといくらですか。
A19 炉のみの金額はわかりませんが、本体建設工事費は92億4,700万円。
    造成費が3億6千万円です。

Q20 溶融炉であれば分別収集する必要がないのではと思うのですが、
    出雲市ではどのようなごみの分別方法をとっていますか。
A20 本施設の採用しているキルン式ガス化炉・縦型旋回溶融炉方式では、分別する必要があります。
    ごみの分別方法は、配付資料の「ごみの分け方・出し方ガイドブック」の3ページ以降を
    ご覧ください。

Q21 このセンターができるまでの各清掃センターの従業員の処遇はどうなっていましたか。
A21 職員本人の意向を確認したうえで、現施設で継続雇用しています。
    ただし、運転業務は民間委託しているので、計量、受入、処理残渣運搬等の業務や一般事務を
    担当しています。

Q22 職員は専門性が必要とのことですが、職員の構成はどうなっていますか。
    また職員数は何名ですか。
A22 職員構成及び職員数は次のとおりです。
   ①市職員 センター長他5名
    (内訳) 一般事務(正規職員)3名
         電気主任技術者(嘱託員) 1名
         焼却残渣運搬作業員(臨時職員) 1名
    ※有資格者等(正規職員が資格者)
        ・ボイラー・タービン主任技術者
        ・廃棄物処理施設技術管理者(ごみ処理施設、破砕処理施設)       
        ・エネルギー管理員(第2種エネルギー管理指定工場)
        ・危険物保安監督者
        ・防火管理者
   ②運転管理業務委託 32名(計量、受入、施設運転)

Q23 対応している市町村からの搬入方法を教えてください。
A23 搬入方法は次のとおりです。
   ①出雲市 公用収集、直接搬入(事業所、家庭)
   ②大田市 中間処理施設から圧縮梱包ごみ(大型トラックで1日3台)
   ③雲南事務組合 中間処理施設から圧縮梱包ごみ(大型トラックで1日1台)

以上が事前質問と回答である。

対応していただいた職員の方も、現在の焼却施設についてはかなり神経を使いながら、
今まで運用してきたと思えるような本音の話しもうかがえたと思っている。

キルト式の燃焼方式を製作会社自体が撤退するような燃焼方式を採用したことに大きな失望を
もっているようである。
これを受け、新設に向け動き出したようだ。
また、どちらが先かは聞き漏れたが大田市と雲南事務組合も独自の焼却施設建設に踏み出すような
話もでている。




【今後の計画】

現在、平成15年完成から13年目を迎えており、設備の耐用年数が15年から20年となっていることから、
延命化を図るか、新設するかの検討をおこなった。

その要素となった要因として出雲市を除く他市が独自の焼却施設建設の計画をはじめたこと、
契約に5%特約があり、長期シュミレーションを図った場合、20年の特約期間が過ぎ、
修理費などが多額になった場合、5%からでる経費が莫大な金額となってしまうことなどを考慮し、
新設する計画で進めている。

平成34年に出雲市単独のごみ処理焼却施設を新設する予定である。
日立がキルト式の焼却システムから撤退することを決定することを受けての決定であるが、
市としてはダイオキシン対策が進んでおり、焼却施設は迷惑施設だとは考えていない。

しかし、230台もの収集車が行き来することを考えれば、交通対策は必須として考えなければならない。
今は砕石場の跡地で3万平方メートルの土地を確保し、焼却方式などは白紙に戻し検討している。

処理能力については現在の処理量でもある200tを考えている。
他市が撤退すれば出雲市での発生ゴミ量はもっと少なくなると思うが、
災害があった場合の他市の災害ゴミを受け入れることも考慮し200tの処理量とした。
財源として返済に有利な過疎債も使えるのではないかと考えている。


 

【所 見】

課長から聞いた話は衝撃的であった。

日立は現在のシステムから撤退するとのことである。

20年間の特約契約として5%以上の金額がかかる改修費や修理費は日立がもつとのことであるが、
20年を過ぎれば、莫大な維持管理費が創造されることを考えると信頼できかねるシステムから、
20年後には新施設を建設することはやむを得ないところである。

しかし、このシステムを導入する際に、20年後にどの程度の改修費がかかるのか、
各部の耐用年数などを考慮すれば、何年でいくらの改修が必要であるかのシュミレーションも必要である
ことも学ばせていただいた。

人口約17万5千人でありながら平成28年度の一般会計予算額771億1千6百万円との多額の予算を
組める要因はやはり合併特例債のおかげと思うが、実質交際費率19.5%、将来負担比率196.9%という数字
をみると決して潤沢に予算を使える状況ではないことぐらいわかるが、
こと出雲市の焼却施設を考えると建築施設などの耐用年数に比較して、焼却施設の耐用年数を考えると
この施設を決めたことについては、行政としてはもう少し使いたかったとの思惑はあったことであろう。

建設して20年後に新たな焼却施設を造らなければならなくなるなど、
その当時には考えもしなかったことであろう。
事業者に瑕疵がなかったとしても、この焼却システムから撤退する責任はあるのではないか。

過疎債の話しが出るなどはあったが、資金的にはそれほどひっ迫しているようには伺えなかったが、
焼却システムの選択には、反省も含めてかなり細かい説明と比較検討を行い、
長期的な計画を持った施設となるよう慎重に行うことになると思う。


さて、館山市においてはどうか。

10月に金丸館山市長が3市1町で構成する広域ゴミ処理施設建設から徹底の表明をおこなった。
10月4日、館山市議会全員協議会での離脱発表、10月11日の広域議会全員協議会での離脱表明、
10月21日全員協議会にて、改めて市長よりごみ処理事業を単独で実施する方針を発表され、
11月1日発行のだんだん館山に「ごみ処理事業を館山市単独で実施する方針について(お知らせ)」
として発表している。

館山市は、このまま市民に情報を流し、なし崩し的に単独事業実施にむけ進んでいる。
これまでの「広域の有利性」はそのままに、館山市の財政の都合だけで単独とするとの考えには
いまだに判断ができる状況にないのが率直な感想である。
また、2市1町の議会にも丁寧な説明が必要であろう。


館山市は今後、20年間、現在の焼却施設を維持管理しようとしているが、その経費は32億円、
この数字をそのまま信用したとしても、では、20年後には新たな焼却場を建設するのか、
また、延ばして使っていくのか。

いったいゴミ処理場の耐用年数とは何年なのか、さっぱりわからない。
20年で32億円かかることが分かっているなら、それまでにその後どのようにするのか、
金額を出しておかなければ、20年後に館山市に住んでいる市民には何も知らされず、
20年後に「慌ててください。もう館山市ではごみを処理できません。」と言えばよいのか。
それでは、行政の、そして議会の怠慢である。


事業費の算出にお金が掛かるとしても、
20年後にはゴミ処理計画として、新処理場についても積算をしておくべきではないのか。

そして、事業費が有れば資金計画を今後、
どのようにしていくにかのシュミレーションはそこではじめてできるのではないか。

ゴミ処理場はそれこそ、将来館山市に住む方達にも当然必要な施設であり、
長期的な資金計画を行い有利な市債発行なども利用し、
今から計画をしていかなければならないのではないか。


離脱する理由としても、「将来的に広域でやっていたほうが、経費的に単独より安くすんだな」とは
絶対に言われないようなしっかりとした説明責任が必要である。

新焼却施設のシステムと事業費の算出は、そのためにも必須だと思っている。

成田市及び出雲市の焼却施設の事業費はいずれの施設でも、
同規模で100億円を切る事業費で建設されている。

いずれの施設の運用からも数年から十数年経っており、
信頼性の高い環境に優れた焼却方式と建設費についても同程度の事業費でできるはずである。


せめてその説明を議会に、そして市民にし、開示していけば市民も議会も理解できるのではないかと思う。

いずれにしても12月議会はこの問題が一般質問でも多くの議員から質問が出されることであろう。
広域議会での審議内容であるから、館山市議会での質問はできかねる、

では、議会も市民も納得しないであろう。
まずは、もっとわかりやすい数字の提供と説明が必要である。



館山市議会議員 本多 成年









2016-10-13 up


館山市議会議員 本多成年



安房郡市広域圏 第2回定例会・傍聴記
全員協議会
第2回定例会
所感



【平成28年 安房郡市広域圏事務組合 第2回定例会・傍聴記】


10月11日 13時30分から、定例会全員協議会から傍聴してきました。
富浦町庁舎に南房総市議会、館山市議会より傍聴者数名が、鴨川市からの議員は見えませんでしたが、
その他環境やこの焼却場建設に関心のある市民グループの方々、
報道陣をはじめ多くの傍聴者がいるなかで始まった。


冒頭、長谷川職務代理者から早速、
金丸館山市長より、焼却場における広域からの離脱したい旨の申し入れがあったことが報告され、
金丸市長に対し遺留するような要請があった。(※離脱は理事会で表明したようだ)


それに対し金丸市長から
「広域焼却場建設決定から20年を経過し、大貫の建設断念をうけ、白紙ベースでの見直しを図ったところ、
館山市立第三中学校の耐震工事、新給食センター建設などの大型建設工事を控えているなか、
現館山市の焼却施設の年間約1億円の修繕費や10年20年を踏まえた32億円とも試算されている
大規模な改修費などを考慮すると、広域でのごみ焼却施設建設に留まることには大変難しい状況にある。
単独で行いたい」
との説明があった。




以下、議事の進行に合わせ箇条書きに記する。

【全員協議会】

鈴木議長  これより質疑にはいる。 
伊藤議員  至る経緯を見ると前代未聞な話である。
今年にはいっても3市1町で継続を確認している。
いまさら離脱することはむずかしいのでは?
 
金丸市長  財政シュミレーションをした中で苦慮した判断をした。
苦渋の選択である。
 
榎本議員  館山市の議会での判断はまだしていない。
離脱する判断をした数字の根拠も示されていない。
数字を出して欲しいことを、議会として申し入れをしてある。
 
本橋議員  ゼロベースで考えるのか、数字を出す必要がある。
もう一度、再考すべきである。
 
事務局  基本計画で平成32年の人口推計がある。
これにて説明をさせていただいた。
用地候補の選定については、近々の課題として可能性の判断材料としたい。
免責要件で候補を出してもらいたいとの判断で、要請させていただいた。
 
榎本議員  館山市議会としては、この問題の関わり方には反省している。
8項目の疑問を広域組合に申し入れをしてある。
 
長谷川市長  反省し検証する。
今後のことも含めて検討する。
今後とも広域でやっていくとの認識をもっている。
候補地は検討してもらいたい。
 
大和田議員 金丸市長が館山市議会では説明をしている。
2市1町の議会に対しても、金丸市長には説明をしてほしい。
 
栗原議員  焼却場候補地についてであるが、5町歩でなくても2町歩の農地でもよいのではないか。
また、理事の話しがばらばらではないか。
いきなり金丸市長の離脱発言は各議会が納得するのか。
もっと丁寧な説明をしてもらいたい。
情報を議会に出してほしい。
事務局  2ヘクタールという数字は、各施設を分散した場合の焼却場の最小な数字である。 
栗原議員  今の焼却場は用地についても迷惑施設とは言えない。
もっと安くできる用地もある。
農地でもよいのではないか。
今後の用地選定は、難しくないのではないか。
金丸市長には、広域で考え直して欲しい。
 
渡辺議員  館山市議会が同意していない。
館山市の総意ではない。
今迄の広域で行うと決めたことは重い。
離脱することは規約の改正、議決が必要である。
 
金丸市長  情報を出していないことは反省している。
白紙ベースで検討している。
10年、20年の検討をしている。
 
事務局 離脱にあたっては千葉県の許可が必要、各市町議会の議決が必要である。 
渡辺議員  広域での火葬場の建設もあった。
2,3億円も無駄にしている。
7月6日時点では、広域で行こうとの話をしているはずだ。
 
金丸市長  道義的責任を果たした。
その時の話は、よく覚えていない。
ゼロベースで考えたなかで、判断した。
 
鈴木議長  3市1町、財政条件は同じである。
館山市だけ特別ではない。
広域のスケールメリットを考えて、やってきたのではないか。
広域にとどまってほしい。
 
長谷川市長  真摯に受け止めている。
情報の提供も今後、誠実に行っていく。
候補地については、説明不足をお詫びする。
用地候補地については、候補の一端と受け止めていただきたい。
 
鈴木議長  金丸市長には是非、広域にとどまってほしい。
広域議会としても要望する。
 
  榎本議員館山市議会 議長 榎本祐三
本橋議員館山市議会 議員 本橋亮一
金丸市長館山市長 金丸謙一
・・・,


以上が広域議会、全員協議会での一部始終といったところである。
言い回し方や、表現に正確さは欠けているところはあるかもしれないが、
ほぼこのような議論が交わされた。





つづいて議会定例会が開催され
平成27年度決算認定について議論がおこなわれ、大貫の問題で以下の議論が交わされた。

【第2回定例会】

渡辺議員  理事の報酬について、責任も含め、何らかの対応をしないのか。 
長谷川市長  責任を重く受け止めている。
道義的であるが、「報酬を」とまでは、いかないだろうと考えている。
 
渡辺議員  大きな問題であり、検討すべきである。 
長谷川市長  今後、建設に向けて進めていくことで、責任を果たしていきたい。 
渡辺議員  3市1町で一緒にやっていきたい。 
栗原議員  報酬については、議員にも責任があると思っている。
理事の方から出ていないので、議会としては出さなかった経緯もある。
 


以上が広域定例会での広域焼却場について交わされた議論であり、
その他、消防関係などの決算の議論も交わされたが、平成27年度決算は全員一致をもって可決された。


最後に、金丸市長から鈴木広域議長に対し、発言の許しを得て、次の発言をもって締めくくった。

金丸市長 :
「館山市の考え方は、広域として決定をしてから20年が経過し、大きく変わった。
 白紙ベースで検討した。
 この20年で大きな変化があった。広域加入における経費負担が重くのしかかっている。
 現在から将来にむけての財政状況から、離脱せざるを得なかった」

と、金丸市長は広域離脱について再度、態度表明をし、会議を締めくくった。






【所感】

さて、安房3市1町の現在、最大の関心事である広域議会定例会が終わりました。
二十年間、広域での焼却場建設の優位性を3市1町で共有し、是非を問うことはもう、卒業したうえで、
焼却方法も決まり、建設費は高止まりであるが、建設費については今後、議論の余地はあるだろうとの
思いはあった。

候補地が二度に渡り、決めることができなかったことは広域圏事務組合のいい加減さが露呈されたと
言ってもいいところだが、だからこそ早い広域処理場の建設が望まれるところであった。


今回の一件で、広域事務組合、理事会に対する信頼が揺らいでいる。
広域議会の責任も問われるところであるが、広域の優位性については揺るぎのないところとは思っている。

だからこその広域議会での議論を、館山市議会としても信頼していたところもあったと思う。
その信頼を裏切られたとの思いは各議会も、思惑の違いはあれど、あるのではないかと、
他市の議員との議会の終わったあとの話しの中で感ずるところもあった。


10月11月と、12月議会まで2か月となる。
今年の館山市議会 最大の議事事項となるであろう。
12月議会の一般質問では、多くの議員から今回の問題について質問が出て、議論が交わされるであろう。


10月4日の館山市議会全員協議会で、
金丸市長が広域ゴミ処理場の広域離脱を表明した大きな理由は、この11日の広域議会での離脱表明の前に、
館山市議会に説明をしておかないと議会軽視とも受け止めかねないと思ってのことだと思う。

その全員協議会で、私は
「離脱に至った理由を説明できるだけの数字的な根拠を出してほしい」
「広域決定20年間、広域での優位性をさんざん説明されてきて、いきなり離脱では理解できない」
「是非、その根拠の説明をお願いしたい」
と、金丸市長に申し入れをしました。

まず、その根拠を示していただき、12月の議論に結べればと思っている。



館山市議会議員 本多成年











2016-09-29 up

館山市議会議員 本多成年


平成28年市政報告書 第3号

本多成年の市政報告


ごあいさつ

(平成28年 第3回 定例会における行政一般質問

地域の支え合いを育む政策について

東京都大島町との現在と将来の関係について

第三回定例会における議決事項)

社会体育施設の使用料の改定について
老人福祉センターの使用料及び入浴料の改定について
城山公園駐車場の利用者に対する使用料について
ごみ処理及びし尿処理手数料の改定について
広域議会に対するごみ処理広域化事業についての提言

おわりに




ごあいさつ


議会基本条例制定後一年を迎え、いよいよ今年12月に議会倫理条例が出来ようとしています。

最近賑わしている富山市議会議員の政務活動費不正支出など、
議員としての資質や倫理観が問われる問題が多くあり、
地元紙でも地方市議会議員の性別や年間の活動について、
を問われる記事も掲載され、市民の皆さんの関心を呼んでいるところです。

館山市議会では、政務活動費は議員個人には支出されず、
会派(一人会派も可)に人数分、年度初めに支給され、一年間会派による視察研修や勉強会、
今後導入予定とされる施設見学など、必ず館山市の政策に反映されるような内容に支出することに限定され、
年度末に未使用分を返却することとなっており、視察研修においても、交通費と宿泊費、視察見学費等に
限られ、帳簿、領収書、支出表などすべて提出し、最終的に議会事務局のチェックを終え5年間保存する
こととなっておりホームページでも政活費として公表しています。

また、研修で得た情報は担当部局で施策の参考にし、議員控室に置き、視察報告書として公表しています。
是非、関心のある方は事務局に問い合わせてみてください。

今議会は行財政改革の観点から5年に一度の様々な施設使用料、利用料、手数料の見直しがあり、
議員一人一人様々な議論を経て、市民の皆さまに痛みを伴う改正等もありますので、是非結論に至る議論を
聞いていただき、それぞれの議員の意見を判断していただければと思います。



平成28年 第3回 館山市議会定例会における行政一般質問

【地域の支え合いを育む政策について】


町内会へ加入しない方が出てきていることや、市民モニター制度の導入について、
市長が今年度、市政方針でのべた「市民協働条例」について聞いた。

町内会についてのトラブルは聞いていない。
町内会費についての問い合わせはある。

町内会への加入促進の取り組みは、転入者に対するチラシの配布や庁舎ロビーで放映しているビデオで
町内会の加入のお願いをしている。

市民モニター制度については、インターネットなどの媒体によりモニターを募集したり、
体験型モニターとして、また、登録したモニターにより政策課題について意見を聞こうとする制度で、
市民ニーズや行政課題を的確捉え、効果的に活用するために有効な手法と考える。
今後制度として導入を検討していく。


市民協働条例については、年内に条例の制定に向けた検討委員会を設置し、
公募委員の募集、決定を行い第1回の会議を開催する予定している。

町内会の加入に関しては、行政側にあまり危機感がありません。

行政側が目指す市民協働条例の前に、市民同士の共同がままならないようでは、
行政との協働になりえないのではないか、との疑問があります。

また、市民協働条例ですが、私が以前から制定を提唱している「自治基本条例」がまず先、
との感があります。

なぜならまず「市民」なり、語句の定義をしなければならないからです。
検討委員会では、その辺りからの議論をしなければなりませんね。



【東京都大島町との現在と将来の関係について】

小池新都知事となり、伊豆諸島について観光に力をいれていくとのインタビューもあり、
東京オリンピックを控え今後、防災や観光面で新たな展開が必要ではないかとの問いかけをしました。

現在は、東海汽船が運行する高速ジェット船が就航し、
春の季節運航で平成16年から累計12万5千人が利用している。

今後はオリンピック競技大会を視野にいれたジェット船運航につながるような事業を展開していく。
また、海路を活用した交流人口の拡大とクルーズ寄港需要の増大を背景に国や県に、
館山夕日桟橋の拡充整備を要望していく。
また、東京都の観光振興施策を注視し、館山市の活性化につながるよう努める。


私は東京都大島町との姉妹都市提携を視野にいれたもっと踏み込んだ関係強化を図ったらどうか、
との提案をしましたが、あまり市の反応はありませんでした。

また、大島町の木と、館山市の木がつばきと、一緒であることからツバキをアピールしたコラボ商品の開発
などを行い、それこそツバキに関係する資生堂ともよい絆もできるのではないか。
との提案もさせていただきました。

とかく事業者に貢献してもらおうとすると、お願いばかりになり、
お互いにウインウインの関係になるような間柄となるべきだと思うからです。



【第三回定例会における議決事項】

【料金改定時の私の基準】
1)行財政改革の観点からある程度、時世に即した料金改定はやむを得ない。

2)市内在住の市民間で利用する、利用しないによって明らかに差がある場合には、
  利用者に応分の施設の維持管理費の一部負担をしていただく。

3)近隣他市と比較して大幅な差異を生じないようにすること。
  生ずる場合には、いかなる要因で差があるか説明責任を果たすこと。

4)いかなる施設・サービスであり、行政で行う事業に伴う料金には、
  弱者に対する配慮がなされていること。

以上が、私の料金改定の自分なりの基準としているところです。
今回の料金改定にもこの基準をもとに判断させていただきました。



【社会体育施設の使用料の改定について】

施設の管理に係る経費を考慮し、館山市で管理している社会体育施設の使用料を改正するものです。

具体的に示すには行が足らないのですが、プールや市営運動場、市民体育館、出野尾多目的運動場、
弓道場などの現在の料金から施設により幅がありますが、一割から二割程度の値上げとなっています。


今回の使用料改定は5年間を明けての行財政改革方針に照らし合わせての改定であり、
「私の料金改定の基準」から照らし合わせてもやむを得ない改定との判断で賛成しました。
くわしくは市広報等で確認してください。



【老人福祉センターの使用料及び入浴料の改定について】

老人福祉センターの使用者に対し、受益者負担を勘案し、
入浴しようとする者から新たに浴室使用料200円を徴収しようとするものです。

市の説明は、施設の維持管理のうち、多額を占める風呂の経費について受益者負担を求める方針となった。

過去に行ったアンケートでは、風呂について、半数程度の方が200円程度の徴収はやむを得ないとの
回答があった。

老人福祉センターの経費のうち、風呂の維持管理に係る経費が全経費の約半分を占め、その負担は重く、
今後も風呂を維持していくために風呂を利用される方に一定の負担をお願いするものです。
との提案理由でした。

行財政改革の観点から料金体系の見直しを図るとの考えとは思いますが「福祉」のかんむりを付けている
施設としては、他の社会体育施設の使用料と同じ扱いでは自分なりに理解できないところがあります。

施設の利用者が高齢というだけでなく、生保世帯や低所得者の風呂の利用が多いという点で、
アパートに風呂が有っても油代、水道代を節約せざるを得ない方が利用している点です。

私は風呂の利用者に100円の利用料をいただくとの修正案を提示させていただきました。

市の試算では昨年の風呂の利用者15876人のうち、料金を導入すると利用者が50%程度に減るが、
利用料150万円程度の収入見込みがあるとの答弁がありましたが、高齢者福祉をうたう課として、
そもそも利用者が半減することを容認するような条例には賛成できませんでした。

ただ、この施設を利用しない人との差は、必要との考えから100円とさせていただきましたが、
一般市民のほとんどの人の利用が無く、ごく限られた人の利用だけだから200円徴収しても良いのでは、
との意見もありましたが、100円の入浴料と減額する修正案で可決されました。
施設のみ利用する方はいままで通り無料となります。



【城山公園駐車場の利用者に対する使用料について】

3月15日から5月15日までの土日祝祭日にかぎり
大型バス、マイクロバス1台1回に2000円を徴収するとの改正です。

桜の時期からツツジの花の時期までの間、駐車場の整理員が付くので、
その整理員に料金の徴収事務をやってもらうため、新たに雇用する必要がない。
バスが入っても人を降ろしてバスが出てしまえば徴収できない。

この3年間の実績から460万円の収入見込みがあるとのことでした。
私は以前から館山に訪れていただいた方にも、それ相応のご負担をお願いすることができないかと
執行部に言ってきた身でありますので賛成、可決させていただきましたが、
茶室についての使用料840円は、改正まで数年ありますので、今回はそのままとします。



【ごみ処理及びし尿処理手数料の改定について】

館山市のごみ処理に係る経費約8.6億円のうち、受益者負担額が1.7億円で
行革方針負担割合まで足りないための料金改定で、し尿処理手数料は近隣市に合わせ、
また、将来の施設維持の財源確保のための改定となった。

 可燃物用指定袋 (一組10枚当たり)   自己搬入分 (10kg当たり単価) 
45 L 500円  600円    一般廃棄物(~30kg)  無料  ⇒  無料 
30 L 500円  ⇒  400円    一般廃棄物(~100kg)  50円  ⇒  60円 
20 L   ⇒  廃止    一般廃棄物(100kg~)  150円  ⇒  160修正(180円) 
15 L  ⇒  200円          
10 L   ⇒  廃止    産業廃棄物(一律)  150円  ⇒  160修正(180円)  

し尿処理手数料 (1KL当たり)
6000円  ⇒  6200円 

以上の改定案であったが、可燃物用指定袋は、以前よりkg当たりの袋の単価は上がっておらず
かえって使い易くなるのではとの考えも多くあり認めました。
一般廃棄物と産業廃棄物は、180円から160円への修正案を提出し、賛成可決されました。
安房2市1町との価格差が大きかったのが主な要因でした。



【広域議会に対するごみ処理広域化事業についての提言】


広域ごみ処理施設の大貫での断念をうけ、理事長の金丸館山市長が辞任し、
断念に至った経緯は結果のみの報告で、その後、新理事長が決まらない中で、
副理事長 長谷川鴨川市長名で新たな用地の情報提供を求める依頼が構成市町の首長にだされ、
何もなかったかのように進もうとしています。 


議会最終日に広域議員でもある議長より依頼があり、
広域議会に対し館山市議会として「広域ゴミ処理施設建設に関して」の考え方を、
自由討議の議題として議論が行われ、意見・要望等として、以下の提言を広域議会にすることとしました。

1)事業費が増大しておりで、大幅な見直しを図ってほしい。
2)広域有きではなく、各市町単独での処理場建設での比較もしてほしい。
3)人口推計や補助制度の見直しをしてほしい。
4)三市一町のそれぞれ処理場の実情をすべて明らかにすべきではないか。

10月11日(火)に広域議会が開かれ、その場で館山市議会としての意見として発表してもらい、
年内に明らかにしてもらうよう要望しています。



おわりに

副議長を辞してからの初議会を終わりました。
少し気張って議会を迎えたようなところもあり、他の議員からは張り切りすぎでは、
または、思いあがっているのではと感じられたところもあったかもしれません。

ですが、一年間発言する場、議論する場で議論する機会を得ることができないことの辛さを
経験した者としては、真剣に議論することの喜びや、真剣に議論することにより、
本当に突き詰めたい結論により近づけることができると思うことを確認することができたことが、
今議会で一番自分なりに納得できたことでした。

議会は議論の場であり、議員は議論によってより市民に寄り添うような、
市民に納得していただけるような結論を出せるようにならなければと思う、今日この頃です。

 
ホームページアドレス http://www.awanew.com 市民クラブ➡本多成年



館山市議会議員 
本多成年








2016-08-20 up


館山市議会議員 本多成年


        【館山市立北条幼稚園 新園舎竣工式】


新築工事であった北条幼稚園の園舎がようやく完成し、
8月19日の今日、関係者が集い、竣工式が行われました。


施工は渡辺建設株式会社によっておこなわれ、約一年をかけ無事故で完成されました。
園舎は木造の1階建で、一部二階テラスがあり、明るく非常に風通しのよく出来ている園舎
となっていました。

クラス数は現在のクラス数プラス二部屋多くなっており、
将来の幼保一元化施設となったおりにも、対応できる施設でありました。 

園庭の広さを聞きましたが、
「旧園舎での園庭と比べると運動会を開くスペースとしては同じくらいですが、
 見学者のスベースを考えると少し以前の園庭からくらべると狭いかも知れません」とのこと。

ただ園舎の廊下が園庭に全て向いていることと、
廊下前のスベース(下屋)の部分に屋根がかかっているので
廊下と下屋部をあわせて見学スペースにすれば問題ないのかな、とは思いました。


さて印象からすると大変明るい、そして今日は気温も32度程度と大変台風が過ぎた後の熱い、
湿度の高い条件であったとは思いますが、それでも各部屋は上部の吹き抜け窓からの風もあると
思いますが、非常に快適な印象を持ちました。

これなら保護者の皆さんも安心して預けていただけるのかなと思った次第です。


いよいよこの竣工式を終えて8月一杯をかけて現園舎から引っ越しをするとのことですが、
地元消防団や有志も引っ越しの手伝いをしていただけるとのこと、
こういう暖かい気持ちが地元意識として子育てには大切だなと、改めて感ずるところです。

9月から新しい園舎での児童の生活が始まるわけですが、今日
市長から「館山市の幼稚教育の中心ではなく、安房そして千葉の中心となるような北条幼稚園となる」
との決意が述べられました。

これは、園舎がすばらしいだけではない、
幼稚教育も手本となるような幼稚園にしたいとの思いが受け取れ、期待したいと思います。



                             館山市議会議員 本多成年







2016-08-05 up

館山市議会議員 本多成年


   【福岡県芦屋町議会芦屋港湾活性化特別委員会】視察同席報告
       調査項目 みなとオアシス「渚の駅」たてやま について


8月3日の午後、福岡県芦屋市から芦屋市港湾活性化特別委員会委員6名と企画制作課総合政策係長と
事務局員、計8名で「渚の駅」を視察先として訪問していただきました。

一昨年に館山港湾調査等特別委員会の委員長でもあったという理由で今日は、
同席、立ち合いをさせていただきました。


福岡県芦屋町を紹介しますと、福岡県の玄界灘に面して北九州市の西側に隣接する人口1万4千人余りの
小さい町ですが、街の大きな面積を占める航空自衛隊の基地を抱え、芦屋ボートレース場があり、現在は
北九州市のベッドタウンとなっているとの話ですが、昔炭鉱が栄えていた当時は積出港として港があり栄え
た時もありましたが、現在は全国的な傾向でもある人口減少が進んでいるのが現状とのお話でありました。


館山を訪れた大きな理由は、現在芦屋市では漁港としての芦屋港を、芦屋港を含めた港の周辺地域を開発し
観光産業に力を入れていこうとの思いを受けての視察と受け取りました。

館山夕日桟橋や「渚の駅」たてやまについての説明を、計画段階から今後の展開の仕方や将来像についての
説明を担当課からさせていただきました。

ここでは細かい説明をどのようにしたかについては省略させていただきますが、やはり議員からはどのように
していけば地域が活性化していけるかとの積極的な質問がでておりました。

質問としては、特定重要港湾として指定を受けての桟橋や商業施設棟の建設費と補助制度についてや、
プレジャーボートの誘致などの質問がだされ、今後進めていこうとする事業について、
資金面での不安がある状況が伺えました。

館山が港湾整備をしたうえでの国の補助制度については、熱心に訪ねていました。

芦屋市としては、一級河川河口に隣接する漁港を核として、現在ある国民宿舎や備前あしや海の駅、
レジャープールなどを利用し観光拠点整備を行い地域活性化策の目玉にとの思いを感じました。


一通りの説明の後、渚の駅たてやまの主な施設、海辺の広場、渚の博物館、展望デッキ、商業施設棟の見学を
していただきました。

委員の方々からは大変羨ましいとのお褒めの言葉を頂戴しました。

渚のマルシェでの品ぞろえの抱負さには驚いたとの話もありましたし、渚の博物館の収蔵品のすばらしさに
おどろかれておりました。



現在、拝観料は無料との話をしたところ、「もったいない。十分お金のとれる施設ですよ」と
逆にアドバイスを頂戴した次第です。

いつもながらに他県他市の議員視察に同席させていただくと他市の問題もわかりますが、館山の現状も
自分達が感じていない処を指摘していただいたりと、大変勉強になることが多く今後も多く同席したい
と思っています。



今日も視察で考えるのですが、今回の視察も町の議会議員の視察ですが、事業を行う担当職員が随行し、
視察内容を職員が実際に目にするこの姿勢は大変重要であると思います。

ただ、それだったら担当職員だけ派遣すればよいではないか、議員が視察にいく意味があるのか、
という素朴な疑問にもなるのかと考える方もいるのではと思うところもありますが、職員が視察で見る目と、
議員が民間で培った経験を基に視る目では見方が私は違うと思っており、議員だからこそ気が付く点を十分
市政に反映させることができる大きな意味があるとの思いがあります。


自分達が行政視察で行くときには、まず館山の「この事業について十分検証してみたい、調査してみたい」
との目的をまず明確にし、その目的を達するために、どこに視察に行けば一番よいのかと目的地を選定する
との方法をとり、視察に行き、私達の報告書をもって行政の参考になればと行っています。


ですから当然、「行ってよかった、参考になりました」だけでは報告とは言えず、必ずこの事業のこの部分が
館山の事業のこの部分で役に立つ、との報告になるよう、参加議員の共通の認識として共有するようにしてい
ます。


館山市議会議員 本多成年 






2016-07-25 up


館山市議会議員 本多成年



下水処理場見学会に同行して 鏡ケ浦クリーンセンター


7月23日の土曜日、朝から大勢の親子の皆さんが平久里川の河口近くにある
鏡ケ浦クリーンセンターに集まり、今日は見学会となりました。

この企画は小学生に夏休みの課題学習の一環にとのこともあり、
親子で参加し下水道の仕組みやクリーンセンターの施設を見学することにより、
下水道の大切さや下水道を通して館山の川や海をきれいにしていること、
又、普段の生活で水の大切さや必ず水はよごれること、そしてよごれは誰でもない、
子供達も含めてすべての人が生活すれば、水が汚れると言うことです。

つまりは、いつもの生活の中でなるべく水を無駄にすることにならないよう、
気をつけることを学ぶという深い話となり
大変、子供たちにとっては学ぶべきことの多い見学会となったように思いました。


鏡ケ浦クリーンセンターの概要 

・ 平成11年開所
・ 敷地面積    39,000平方メートル(北条小グランドの約3倍)
・ 処理量(1日)  1,400立法メートル(25mプール3個分)
・ 汚泥量(1日)  1,400キログラム
以上のような大まかな量の説明があり、館山市が行っている分流式と言われる
生活排水だけを館山市では処理しているとの説明がありました。


下水道のその他の利用として

・ 処理場上部などに公園やテニスコートとして使用
・ 下水熱を利用する
・ 処理水の利用(トイレの水や洗車の水として)
・ 処理する段階で発生するメタンガスを利用しての発電
・ 汚泥を肥料として利用する。
等の説明がありました。



今回、私が下水道の見学会に同行させていただいたのには、一つ理由がありました。

それは、昨年下水道の処理面積の変更があり、現在の館山市内の公共下水道の今後の工事範囲も含めて、
現在の処理場の能力内で今後施設運用を図ることが可能となるのではないか、との思いもありましたので、
現在の敷地内での処理施設と敷地の空き面積がどの程度あるのか、
そして、その空き敷地の有効利用ができるのではないか、などを自分なりに検証したいとの思いもあり、
今見学会を利用させていただきました。



また、施設長のお話の中で、現在の処理槽と予備の処理槽の並列での施設として現在はあるが、
予備槽のほうは、槽はあるが設備は一切しておらず、もし機械等の不具合が発生した場合、
対処が大変厳しいとの話も聞くことができました。

しかし、それを解消しようとすると、今と同じ機械をすべて揃えなければならず、
莫大な経費がかかるので現在は、一日数時間止めることが可能であるので、
期日を決めてメンテナンスや整備の時間としている、との話を聞くことができました。

施設長の話にあった、メンテナンスの難しさを考えれば、
施設の運用面での改善をもう少し図る必要があると感じました。
総合的には現在の敷地の有効利用について、
議論を執行部と図っていかなければならないと思いました。


メタンガスを利用した発電についてもお聞きしましたが、
館山市で行っている処理量で発生するメタンガスの量では、
発電するにいたる量には程遠く無理があるのでは、との施設長の見解はうかがいました。

今後、新たな処理槽の増設をする必要がないとすれば、
現在の敷地では、かなり余裕のある状況が見られるので、
地上の利用については、皆さんの大いなる議論を期待したいものです。



公共下水道の仕組みを知ることは、とにもかくにも水を大切に扱うことや、
川や海を汚さないようにすることの意味を学ぶことであり、
館山市内の多くの子供達に是非、この施設を見てもらいたいと思いました。

今日見学された子供達は夏休みの明けた学校で是非、
同級生に夏休みの課題として発表していただき、ともに学んでいただければ幸いです。


館山市議会議員 本多成年






 
2016-07-20 up

館山市議会議員 本多成年


渚区区民の集いに参加して

7月17日の日曜日、渚青年館で平成28年度第18回渚区区民の集いが開催されました。

渚町内会長を筆頭に渚区民23名と三軒町の役員さんが招待され、
私と石井議員がお邪魔させていただきました。


この渚の集いは区長さんの発案で、地域コミュニティが薄れていく中地域の人達が
一同に会する機会を作ることによって顔が見える間柄を作り、
話ができる関係を築こうとのお考えで続けられており、年二回、7月と1月開催されて、
私と議員では関係する石井さんも招いていただき挨拶のなかで、
館山市の課題や取り組みについて少しお話を出来る機会をいただけるので、
少しでも区民の方々に身近な話題を提供できる場としてありがたく、参加させていただいています。
 

今年は防災関係で、防災士を今年養成し、地域防災リーダーの育成を図るお話をさせていただきました。 
私も自主防災組織の形骸化を懸念している一人でありましたので、
是非渚区からも防災士を出していただき、地域の防災のリーダーとして、
また、自主防災会をリードしていただける方ができることによって、
実質的に防災組織の充実がはかることができればと、思っています。

渚青年館では、子供から大人、お年寄りまで多くの方が参加し、
ビンゴゲームでの楽しいひと時もあり、区長のいう「顔が見える関係」を築ける和気あいあいとした
ひと時を過ごさせていただきました。


館山市議会議員 本多成年







2016-06-29 up


館山市議会議員 本多成年


平成28年 市政報告第2号
本多成年の市政報告


ごあいさつ

平成28年 第2回館山市議会定例会における行政一般質問
安房郡市広域によるごみ処理施設計画について
富崎地区、青木繁「海の幸」記念館等を活かした地域活性化について
自主防災組織の体制及び機能が向上しているか

第2回定例会における議決事項及び関心事
市道246号線の延長変更について
国民健康保険税の改正の改正について
請願書の取り扱い
第三中学校の耐震改修について
新学校給食センター整備事業について

平成28年度の私・本多成年の役職
平成28年度の私・本多成年の役職

おわりに



ごあいさつ

6月議会が終了し、昨年6月より今年の6月まで副議長の職に就かせていただいておりましたが
7月からは副議長の職を辞して身が軽くなった分、これから残された今期3年間は
もちろんこの一年間行政一般質問ができなかった分、精一杯質問もさせていただきますが
そればかりでなく現在抱えている様々な問題を直視し、議会が議論の場として機能し、議論の結果、
前に進めることができる結論を出し、その結果が、市民生活の向上のための政策として市民の皆さまに
提供できるような議会となるよう、議会を引っ張っていけるような議員となれるよう精進していく所存です。



平成28年 第2回館山市議会定例会における行政一般質問

【安房郡市広域によるごみ処理施設計画について】 
これからも注視!

施設の広域化のメリットを聞いたところ、3市1町での広域でごみ焼却施設を建設するメリットとして
効率的な施設建設及び低コストな管理運営が可能となり、高性能な処理方式の採用によりダイオキシン対策の
強化や効率的な発電を行うことにより、環境対策や温暖化防止に寄与することを目的としており
負担金の予想額は、広域圏事務組合の工事費の試算によると212億円の事業費が見込まれており
そのうち館山市の一般財源の分担として10億7千万円を想定していると伺っている。

3月議会終了後、南房総市千倉大貫地区での処理場の建設を断念するとの話が決定され
いまだに次の候補地も上がらない状況の中、私が所属する市民クラブでは、
広域で計画しているストーカ炉(溶融炉)と同型の成田富里清掃センターを視察してきましたが
広域で計画している炉とは違い、助燃材としてコークスを使用せず、都市ガス(プロパンも可)で
高温に燃焼させコークスを使用しない分、スラグも少なく済むと、非常に低コスパで環境に優しく
敷地面積も非常に狭くすむという優れた焼却施設で、敷地造成込みの事業費で100億円かからずとの
話などを聞き、何故200億もかかるのか、これは是非広域圏事務組合に聞いてと思っています。
(広域圏事務組合だけに任せておけない監視強化)


【富崎地区、青木繁「海の幸」記念館等を活かした地域活性化について】

富崎地区の活性化は記念館を始めとする布良崎神社、阿由戸の浜、海産物や新鮮な魚介を提供する相浜亭
などの資源に更に磨きをかけ、ネットワーク化し、官民一体となって特色を活かした取り組みが重要と
考えている。

今後も地域住民やNPO、観光関連団体などと共に地域資源を積極的に活用した観光振興や移住定住の促進
などを検討していきます。

具体的な駐車場など市の支援策を聞いたところ、市の指定文化財の管理は所有者が行うとの
文化財に対する相変わらずの答弁で上記のように具体的な施策としての取り組みを示すには
いたらなかったのは残念であります。

官民一体となった取り組みの具体的な内容について、
地域の人達と話し合う場を早い段階で設置することを要望します。


【自主防災組織の体制及び機能が向上しているか】

熊本地震では、災害時の避難誘導や救助のために「自主防災組織」が発生直後に有効に機能しなかった
例が見受けられ、体制強化の必要性を痛感し、より機能的な組織となるリーダーの育成のため、今年度、
地域防災活動に必要な基礎知識や能力を習得する為の防災士養成講習を開催、地域防災リーダーを育成、
館山市防災士連絡協議会の設置を検討し、組織の体制・機能強化を図っていきます。

いままで「自主防災会」そのものに実効性があるかについては疑問を持ってきました。
実際に自分が組織図の作成に携わり名前だけ登録、各役割での訓練をしたこともないのか現状ですし
他の自治会でも同様であると思いますが、「地域防災リーダーを育成する」これには期待をしたいと
思っています。

とりあえず今年は50名の防災士を認定する予定で、年度ごとに数を増やし全ての自治会に一人は防災士が
いるようにしたいとしていますので、新しいリーダーのもと円滑な避難など自主防災会が機能するよう
今後も提言していきます。



【第2回定例会における議決事項及び関心事】

【市道246号線の延長変更について】

市道246号線は自衛隊の東側入り口付近と鷹の島までの市道ですが
鷹の島から沖ノ島まで延長しようとするもので1105mから2281.8mとなります。

今回の条例改正は国有地である現在の鷹の島―沖ノ島間の道路を市道認定することにより
観光振興や使用の利便性を図っていこうとするものです。

市道認定することによる施策については今後、どのようなことができるのか、期待も込めて
市民の利便性の向上のため提言をしていきます。


【国民健康保険税の改正について】

国民健康保険税の基礎課税額等に係る課税限度額について
①基礎課税額に係る課税限度額を54万円(現行52万円)に引き上げる。
②後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を19万円(現行17万円)に引き上げる。

また、国民健康保険税の減額対象となる所得の基準は、
5割・2割軽減について小額の引き上げがありますので、市役所税務課でご確認ください。
中間所得者層の被保険者の負担に配慮した見直しと今回なっています。


【請願書の取り扱い】

①「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書
②「国における平成29年度教育予算拡充に関する意見書」再作に関する請願書
以上の二本の請願書が文教民生委員会で審議され、
2本とも採択され意見書が国の担当大臣あてに提出されました。


【第三中学校の耐震改修について】 
重要ですよ!

財政難の中、現在の三中校舎の耐震工事が遅れています。

本来であればもっと早く工事ができたと思うのですが
平成8年から始まった耐震判定でIs値が1.27であり改修の必要なし、との報告があり
他の学校の耐震工事が進められていましたが、平成25年に念のため耐震判定委員会に諮ったところ
Is値が0.33である結果が報告されました。 

なぜ当初値と違う結果となったかは、当初耐震診断を行った設計事務所が現在存在しないため
確認することができないとのことです。(こんなことがあるのか`怒‘) 

安心安全な教育環境の整備を図るため、急きょ現在耐震改修について建て替えか改修、
代替校舎を含めての検討している段階です。

建て替えや改修にしても財政的には多額のお金がかかるので、現在、長年積み立ててきた庁舎建設基金や
あらゆる補助制度を財源とするよう検討しています。

いずれにせよ倒壊する恐れがある建物で子供達に教育を受けさせるわけにはいきません。 
なるべく早く解消できるよう議会としても注視し、執行部に早期の改修を求めていきます。


【新学校給食センター整備事業について】

現在の北条幼稚園の敷地に新しく「学校給食センター」を建設するとの説明がありました。 

今使用している給食センターは築46年経過し、老朽化が激しく地震にも対応できる状況ではないので
早い整備が望まれます。

これより近隣への説明会が行われ、10月には建築審査会への本審査、そして公聴会が12月に行われた後、
審査会の審査が受理され、2月に確認申請が出される予定となっています。

今年の10月には、北条幼稚園が完成し新地に移転しますので、その後の早い着工にむけた市民の皆様へ
理解をしていただくための努力をしていくこととなります。

地産地消、食育、安全な給食の提供、その他付加機能を付けた新しい給食センターは
必要と考えておりますので、市の説明会では十分な理解が得られるように丁寧な説明をさせますので
是非、ご理解していただきますようお願いします。



【平成28年度の私・本多成年の役職】

◇議会運営委員会委員長 就任

議会運営委員会は、各会派から選出された9人の委員で構成し議長の招集により設置され、
年4回開催される定例会議の日程調整、本会議の進行の確認、会議規則や条例に関することや
議長の諮問に関する事項を審議し決定する委員会でその議事を取り仕切ります。

◇建設経済委員会委員 就任 

経済振興、道路・橋梁・河川整備、都市計画、市営住宅、下水道、環境衛生や
市所有の施設整備に関する事項を審議する委員会です。

◇議会改革特別委員会委員 就任

議会基本条例策定後、現在、議員倫理条例制定の為の審議をしている特別に設置された委員会です。



おわりに

重ねてのお話となりますが、副議長を一年間務めさせていただきありがとうございました。

これからは議会での質問や普段の活動を通して
より市民皆さんの幸せのお役にたてられるよう精進してまいります。

議会報告書やホームページを通して、これからも皆さんに見える活動、役に立てる活動を心がけて
議会活動に邁進してまいりますので、お気軽にご意見をお寄せください。
ホームページアドレス http://www.awanew.com➡市民クラブ➡本多成年



館山市議会議員 本多成年 






2016-06-27 up


館山市議会議員 本多成年



【副議長を一年間経験させていただいた感想】

1年間、副議長の職に就かせていただき、ありがとうございました。
この一年を振り返り、その感想を少しお話させていただければと思います。

 
地方自治法により、議長の権限が明記され、(地方自治法第104条)
議長は「議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」
また「委員会に出席し、発言することができる。」となっています。

副議長については「議会の議長に事故があるとき、または議長がかけたときは、副議長が議長の職務を行う」
との記述があります。(議員必読)

以上が議長、副議長の役職についての記述のすべてでありますが、議長の采配に関する記述は数多くあり、
そのすべてを記憶することはむずかしいけれど、該当事象があったとき、見ていただければよいと思います。


副議長という役割は、前述のように議長を補佐し議長が欠席や行事が重なった時などの代職として、
行事や会議に出席するという役目を担い、何度かその場に参加させていただきました。

つまり代役とはいえど出席しているときは議長であり、
館山市の議会を代表し参加しているとの、非常に思い責任を果たすことであり、
議会人としての見識と館山市の議員の資質まで評価されるのではないかと、
いつも緊張しての参加となりました。

「館山の議長副議長の発言はこんなものか、見識が疑われるな」と思われるようでは
先輩・同僚議員に申し訳ないという気持ちもあり、日頃より他市の動向や議会での審議事項や関心事には
気を向けて置き、常に情報を得るように心がけをするようにしておりました。 


他市の議長副議長とお会いしたさいの会話では、黙っていることも失礼でありお互いの市の話題ぐらいは
会話の中で消化できるようでなければならないと、常日頃考えておりました。

又、本会議があるときは議長が議長室に入る前には、議会事務局に来ているようにしておりました。
それは、もし当日議長に何かあった場合、いつでも議長に代わり登壇できるよう、
事務局と議長の話しも同じように聞いておく必要があると考えていたからです。
(最低限の副議長の心得として)


以上が、一年を振り返っての感想ということになりますが、委員会での議長の発言は認められていますが、
副議長となると委員外委員として発言が制限されているような感があり、
もっと発言の自由度があればとの感想もあります。

いずれにせよ、議長を経験された先輩諸氏に敬意を表するとともに、
その職責の重さを十分認識をできた一年でありました。

ありがとうございました。


館山市議会議員 本多成年







2016-06-13  up


館山市議会 副議長 本多成年



【第18回 あわ夢まつり】


6月5日の日曜日、千葉県南総文化ホール、午後から大勢の親子連れが集まりました。

毎年恒例となって、もう18回目となる「あわ夢まつり」を見ようと、また
参加しようとする多くの皆さんですでにホール玄関ではごった返しています。

まつりの模様をお伝えする前に、前日の話もさせていただきます。
前日10時からお手伝いのボランティアの方々があつまり、
大ホール、小ホール、大会議室と演目が開かれる各会場で、もう手慣れたものでそれぞれの役割が決まっており、
手際よく準備が進められました。


私は大会議室のパネルシアターの会場設置でしたが、館山総合高校の生徒さんにもお手伝いしていただき、
素晴らしい会場を作ることができました。
 


当日は、1時から各会場で毎年、市内は及ばず県内外各地からも多くの演者の方が来ていただいているのですが、
同じ演目でも回を重ねるごとに演技に磨きがかかり見ごたえのあるものになっていたり、
それぞれ工夫をしながら、それは皆素晴らしい出来栄えをみせてくれました。

ホール内では点字ポストカード販売や手作り甲冑試着コーナーや、海辺の鑑定団、様々なNPOで構成される
販売コーナーなど会場をつなぐ場所でも見どころたくさん、終了の4時まで飽きさせない工夫でいっぱいでした。

大ホールのフィナーレでは、手話つきの館山小唄での踊りと、
あわ夢まつりテーマ曲をみんなで歌いながら終了となりました。



2年後の「第20回あわ夢まつり」は、第15回「ちば県人形劇まつり」の会場が館山とも言うこともあり、
合同で開催されることが決まっているようです。

本当に大きなイベントになりましたが、実行委員長をつとめる松苗さんのパワーもさることながら、
それを支える皆さんの結束力の強さと、
子供達に夢を与えたいと演ずる方々の熱意がある限りはつづいていくのでしょう。 

少しながらもお手伝いができるよう、陰ながら応援させていただきます。 


館山市議会議員 本多成年

 






2016-04-01  up


館山市議会 副議長 本多成年

本多成年の市政報告(平成28年 市政報告 第1号)



ごあいさつ


いよいよ平成28年度の館山市の一年を決定する議会が終わりました。 
3月議会はこの一年の予算を決定する、新年度を迎えるに当たっての制度変更に伴う条例の制定を図るなど、年4回の議会でやはり一番重要だと考えている議会ではありますが、はたして議決した各施策が地方創生を担う力となってくれるのか各段階で検証しながら、より良い施策となるようチェック機関としての役割を担っていきたいと思います。

いよいよプランを立て、実行する年となります。 
何度も繰り返して言いますが、地方創生元年の今年を含むこれからの5年、10年が大事で、館山が消滅都市となってしまうのかを占う大切な年だということ、そしてこの時代に市議会議員であることの責任をきちっと果たすこと、これを肝に銘じて今年一年を過ごしてまいりたいと思います。



平成28年 第1回 館山市議会定例会における行政一般質問

障害者差別解消法が本年4月から施行後、障害の程度に因ることなく普通学級に通えるようになるのか。
「障害者差別解消法と教育現場」という青少年問題協議会主催の講習会を聞きに行く予定にしていたところ、知り合いの方から市の障害者児童に対する保育の現状を聞きこの質問となりました。

館山市では、現行の法律時点からも新法で求められている対応をしているので、現在も障害により特別な支援が必要な児童生徒が、どのような環境で学習するかについては、小学校就学前に子供の適正な就学について判断するため、教育委員会が検査・面談を実施し、その上で、保護者と委員会、あるいは学校が相談したうえで、最終的には保護者が判断して決定しています。

また、障害者児童生徒に対する支援や配慮についてハード面では、工事期間を要するので学校を通じ事前に相談し、施設の改修内容を協議し、必要な整備を行っています。

ソフト面で、特別支援学級では、専門とする県費負担職員が配置され、子供の実情に合った教育を行っています。 
普通学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒への対応は市が雇用している特別支援教育学習支援員を配置し対応しています。 
法律施行後においても、特別支援教育の重要性を認識しハードソフト両面において対応していきたいと考えています。

執行部の答弁は非常に障害者児童・保護者に寄り添ったものと受け取れましたが、教育委員会と現場が一致した見解を持っているのか、これは検証してみる必要がありそうです。 

なぜならば先の講習会では多くの教師の方が参加し多くの質問と不安を講師の先生に訴えていたことであり、現場の教師は今でも障害を持つ子供達に対する対応について大きな不安を抱えながら行っている印象を受けたからです。

また、保護者の方からも委員会の話には違和感を感ずるとの話も伺いました。 
教育委員会は現場の声を聴き、実情を真摯に受け止め、更なる充実を図っていただくよう要望していきます。



【平成28年度一般会計予算に対する付帯決議について】

本予算において「食のまちづくり拠点施設整備」についての予算措置が一切されていないことについて、「たてやま食のまちづくり推進協議会」の意見を取り入れ、国の補助制度等を活用し財源を確保し、必要な措置をとることを要請する付帯決議に賛成しました。 

市長は今年の正月にいきなり食のまちづくり事業について民設民営にて、自らトップセールスにより事業主体を募るとの方針を発表し、それまでの工程表で示された平成29年度中の着工が大幅に遅れることを今議会で表明されました。

市長としては、民間主導で行われないと、継続的な事業として成り立たないのではとの考えではあると思うが、現在真剣にそして希望をもって取り組み、協議や活動をしてきた「食のまちづくり推進協議会」の皆さんを大変不安にさせているのでは、と推察するところであります。

この事業の成功は、単に民間デベロッパーにより大きな賑わいづくりができたから成功したとの評価ができることではありません。 
この「食のまちづくり推進協議会」に関わる全ての事業者の皆さんが、この計画に参加できてよかったと思えてこそ、この事業の成功といえるのではないでしょうか。
 


【第一回定例会における議決事項】

【子供医療費支給対象児童の年齢拡大について】

保護者の経済的負担を軽減するため、現在小学6年までの通院医療費の支給年齢を平成28年8月から中学3年まで拡大します。
議会としても関心が高く、市長の公約ともなっていた子供医療費助成拡大がようやく決まり子育て施策として提供しますが、他市ではすでに行っている施策でありますので、やっと他市並みになったというところです。


【幼稚園保育料の値上げについて】

平成27年度「子ども子育て会議」での協議を経て、平成29年度から保育料について値上げの方針を出してきました。
今後は規則の改定をしていくとのことです。 

規則の改定は議会の議決を経ないでもできることとなっているため、議会として値上げを改めさせる手段がありません。

所得税非課税世帯以下は変更ありませんが、値上げ額は年収で360万円程度の世帯で5780円から6600円に、680万円以下の世帯で8050円に、それ以上の年収では9500円に値上げとなり、他市に比べても高いほうになります。


【住宅リフォーム補助金の廃止について】

平成27年度まであった一般の住宅リフォーム補助金が廃止となり移住者向けのみ継続となりました。 
この補助制度は私の一押しでもあり、始まりましたが執行率100%の優良事業であったはずで、しかも補助率50%の交付措置で館山市の一般財源が1千万円で済んだ、市民にも建築事業者双方に大変よろこばれていた事業を何故、打ち切ったのか、国の交付金制度はまだ継続中だとの話を聞き余計に打ち切った理由がわかりません。
 
3・11震災以降の経済対策としての役割が終わったということなのか。 
意味が解らない。


【議員報酬における期末手当の変更について】

期末手当の額で12月に支給される額は期末手当基礎額に100分の212.5から222.5を乗じた額に変更することを議決しました。 
0.01%上げたことになりますが、人事院勧告に従い上げたものですが、特別職には当てはまらにという議論もありますが、以前取り上げたこともありますが、他市と比較しても、仕事量からも決して上げた状況でも高いほうではありません。 
ご理解ください。



【その他の審議事項及び関心事】

【神余地区にある交差点の危険個所への対策を求める陳情書】

神余小学校先の鋭角である三叉路の改良についての陳情は、建設経済委員会で審査され了承されました。 
平成28年度本設計に入る予定となっており、市建設課としても今後進めていくとの回答は得ていますが、交差点の一部が民地に掛かっており進まない現状が、個人からの陳情という形になったようです。


【防犯灯のLED化と補助制度に対する請願のその後の行方】

12月議会にて継続審査となり、年明け取り下げされた防犯灯のLED化の早期推進と維持管理経費に関する補助制度の拡充を求める決議に共同提出者として名を連ね提案し、了承されました。

要望書がすでに出され、市としても検討しているから反対、との討論もありましたが、執行部から具体的な進め方の検討をしている話は聞いてはいません。 
連合会からの議会に対する後押しの要請の話も聞いており、それに応えるものとして決議させていただきました。


【請願・陳情の方法の手引きについて】

現在、議会運営委員会で請願と陳情に関する様々な議論をしていただいています。 
昨年来、多くの請願や陳情があり、議員もその取扱いに関して慣れておらず、また紹介議員になってからの議員の役割や心構えなどを理解していなかったのでは、との私自信の疑義もあります。


【ごみ処理広域化事業について】

ごみ処理広域化事業における入会地の問題から、南房総市千倉町大貫地区での施設建設計画を断念したとの方針が出されました。

すでに大貫区に決定してから2年、用地買収などで2億千二百万円の事業費を費やしており、これ以上の遅延とミスは許されるものではありません。 

計画時は一日の焼却処理量100t以上でなければ交付金措置できなかった為3市1町での広域事業としましたが、現在は100t以下でも交付金措置ができると伺っています。 
広域組合には大貫区に了解を得た後は、速やかに新たな候補地の選定をするのか、又は大幅な計画の見直しを図るべきと思っています。 

館山市には処理量による交付金の緩和措置があるならば単独市での処理場も検討課題になるのか、その辺りも聞いていきたいと考えています。 
成田市清掃工場で現在稼働している助燃材としてコークスを使わないシャフト炉の視察を市民クラブで行ってきました。 
是非その報告もさせていただきます。

石破地方創生大臣の年頭挨拶から全国の市議会議員向けに挨拶がありました。 
是非その一文を紹介させていただき皆さんに考えていただければとの思いであります。 
次の一文でした。

地方創生はどうすれば失敗するかというと、女子高生が地方創生を語る「地方は活性化するか否か」という漫画が学研からでていて、この漫画の中で女子高生が語っているのですが、「やりっぱなしの行政、頼りっぱなしの民間、全然無関心の市民、これが三位一体となったならば、絶対に地方創生は失敗する」、どのような感想をお持ちになりますか、皆さん。

このまま、行政がなにもしなければ、どんどん人口が減っていく不作為の責任と、様々な施策にトライし積極的に民間事業者と市民を巻き込み館山の底力をためす試みをつづけるか、失敗をおそれずに。



おわりに

私の副議長としての任期も6月までとなり、この一年間質問をすることはできませんでしたが、様々な議論を客観的に見る機会を多くの場で得ることができ、その分議員としての心構えや議会の運営にまで気を砕けるようになったことは、大変大きな今後の糧となりました。 

議会報告やホームページを通してこれからも皆さんに見える活動、役に立てる活動を心がけて議会活動に邁進してまいります。

ホームページアドレス  http://www.awanew.com


館山市議会議員 
本多成年

 






2016-03-04  up


【館山市公共下水道事業に関する住民説明会】

館山市議会 副議長 本多成年


2月7日(日)10時より館山市コミュニティセンター会議室において館山市公共下水道事業に関する住民説明会が船形地区での若潮ホール、館山地区での館山地区公民館につづき北条地区での説明会があり、市民12名の参加がありました。

今回の説明会では、先に議会において承認をしてありますが、館山市公共下水道事業の全体計画区域の変更にかんする説明会であり、その主な内容は


【生活排水の集合処理区域として当初計画】

当初(変更前) 1197ヘクタール
変更後      450ヘクタール

となり、当初計画の三分の一の面積に縮小するというものです。 
地図をつけられませんが、当初船形那古地区、北条地区、館山地区としていた計画区域を北条地区(平久里川から汐入川の間の範囲(一部新井地区は入る)に見直すということになるとの説明でありました。

また、平成6年から処理場の整備をはじめてから現在、現在の事業計画195ヘクタールのうち、185ヘクタールの整備を完了しており、最終的に450ヘクタールの整備を平成36年までに完成させる予定とのことでした。 
ただ今後の見通しは経済財政状況により変動する可能性について言及がありました。

大きな理由としては、国がいままで持っていた補助制度において、国の負担分50パーセントについて平36年完成までについては面倒みるが、それ以降については大幅な削減をする、との通達があったためとの説明がありました。 
また、二期工事以降の残りの整備区域については、二期工事完了後検討すること、最後に450ヘクタール以外の公共下水道の整備については、今後検討もふくめてしない、との話で終わりました。


【市民からの質疑応答】

1) 公共下水道を途中でやめることは「きれいな川・海の為」との目的が達成できないのではないか。
 合併浄化槽を設置することで同等の効果があり、公共下水道に代わるものとして推進を図っていく。

2) 現在ある下水処理場が無駄になってしまうのではないか。
 現在の処理場・処理施設で450ヘクタールを処理できる大きさとなっており、
  当初計画を想定した処理施設ではないので、増設はしないで済むのでその必要性はない。

3) 個別浄化槽と公共下水道の違いと、その利便性の違いは何か。
 下水道であると、点検検査の必要性がない、においや蚊の発生がなく快適である。

4) 海や川がきれいになることの受益者は全市民であるのではないか。
負担金を下水道の利用者のみに課すのは不公平ではないのか。
 様々な考え方があるのは解ります。 承っておきます。

5) 二期工事195ヘクタールまでの2700世帯、5600名であるが、
  450ヘクタールの該当人数世帯数は全館山市の人口世帯数の何割か。
 現在把握していない。

6) 変更後の該当各地区の大まかな年度別計画を示してほしい。
 国の補助金ありきでの工事計画なので、具体的に示すのは難しい。

7) 川や海をきれいにするのが目的なのだから他市から流入する家畜の糞尿などの取り締まりをもっとやってほしい。
 担当課に伝えておく。

8) もうすべて決まったことなのか。 補助金などは変わらないのか。
 計画の変更は決まったことなので、変わらない。 
  補助制度などについては財政や要望等により変わる可能性はある。

9) 計画を市のホームベージ等によりわかるようにしてほしい。
 分かりました。 今後検討していきます。

以上の質疑応答がありました。 


【所 見】

私は公共下水道の是非については、大きな役割を担い館山市の海や川など環境に大いに貢献しており有益な事業であるとの認識は持っています。
 
その当時、たとえ国の後押しが有り、財政的に国が面倒をみるから、事業も日本の自然や環境に役立つからとの大きな見地に立ち始めた事業であるとは思いますし、国民の意識も石油から自然エネルギーなどの変換に対する意識の変化や、環境を守るためには国民も協力していく姿勢や相応の負担についての理解がなされる時代背景があったからこそ、理解を得たからこそこのような事業にも協力し、公共下水道の冊子の表紙にある「きれいな川や海をいつまでも」というキャッチフレーズに答え皆さんが事業推進に理解を示していただいたのだと思います。

だからと言って、いつまでこの事業を続けていくのか、との疑問を誰もが抱いていたのは事実であり今回の国の方針転換が日本の下水道事業の大きな転換点になるのではないかと思っています。 

そもそもこの事業自体、国の主導で日本全体に一律で始まった事業であり、国の補助制度有りきでの事業であったということもあり、国が手を引くといえばそれ以上の事業は継続できないのは当たり前の話であり、今回の計画区域の縮小はなるべくしてなったとの感想を持っています。 


その当時、国から公共下水道事業を館山市で導入したこと自体を問えば、参加せずに浄化槽の整備に力をはじめからいれていれば良かったと言えばそれまでかもしれないが、国が今までやってきた政策を批判をすればきりがないが産業の育成や化学技術の発展、環境浄化に大きな貢献をしてきたのも事実であり、昭和の時代の負の遺産ともいえる公害問題を解決できてきたのも、国のおかげであることも事実である。

今回の館山市の判断は総じて妥当であろうと思う。 そもそも私は下水道の受益者負担金についての一般質問をしたことがあるが、土地の面積に対するものでなく、住まいの面積での算出方法に変えることができないかとの質問をした経緯があり、その時には当初に敷地面積での積算方法を導入しており、途中から変更することはできないとの説明がありました。

現在の接続率70パーセントをいかに向上させていくのか、そのあたりの不満をどのような形で接続率を上げる効果に結び付けていくことができるのか。

担当課も言っていたが、今後は事業の推進より事業の維持管理と営業が主たる業務となる、との話をしていたが、70パーセントの多くの方が事業に理解を示して協力していただいていることを考えると残りの30パーセントの接続していない方々が財政的な援助の仕方を含めて本来の目的をより理解していただくようなきめ細かな説明を是非今後、力を入れていっていただきたい。


今後は、3会場で行われた事業説明会での質疑応答について事業区域内、外の市民に対して丁寧な説明と、説明ができるよう市役所内に相談室を設けるなどの対策をおこない、又新たな合併浄化槽の設置奨励に対する補助制度の取り組みなど、より市民に寄り添った対策を望むものである。

                        館山市議会議員 本多成年 





2016-02-25  up


西岬地区におけるバス交通の勉強会

 館山市議会 副議長 本多成年


地域公共交通確保維持に関する講演

講師 日本大学理工学部交通システム学科 轟 朝幸 教授

日 時  平成28年2月21日(日)
場 所  館山市立西岬小学校体育館



館山市企画課の発案で今回の勉強会が開催されました。 
館山市が進めている公共交通に関する諮問機関の委員でもある轟教授を迎え、
今後必要とされる公共交通の姿についての講演をしていただき、
館山市がこれから進めようと考えている公共交通の姿が垣間見えるような講義でありました。

轟教授の話では、主に利用者視点で公共交通を見なければならないとの話であり、

1) インターモータリティ(総合交通)の確立をする。
2) 地域公共交通のガバナンスが必要である。
3) 地域の連携が必要である。
4) 継続的に改善していかなければならない。

ここには利用者がどのような負担をしていくか、公平性を持った議論が必要となるが、
特に館山では公共交通というと路線バスということになるが、路線バスを、上記の4点に鑑みると、
やはり結論的には利用者がそのバスを使うかどうかにかかっているという話になるが、
そこには利用者・事業者・行政、それぞれの視点で今後も話し合いをしていく必要性があるとの
結論をえることができた。


車社会の弊害についての話もありました。 
家から買い物に行く際、車で直接スーパーなりに乗り付けて、
その場所だけで買い物を済ませてしまうようになってしまうと、街はさびれてしまい、活性化しない、
車に依存し街を歩かないようになると街は衰退してしまう、駐車場が街中にできてくると街が消える。 
まさに北条の商店街がそうであるかのように。


車社会の弊害の話が有ったのには理由があった。 
それは車社会になったことで、公共交通も衰退していく結果になってしまったということである。

1) マイカー時代となり、従来のバス利用者50から60パーセントの顧客が失われた。
2) バスの定時性が失われよりマイカーを増加させるけっかとなった。
3) 補助金行政により、よりコスト削減効果をとの思いに経営努力が報われない。
4) 公共への誤った費用対効果の概念が儲からない路線事業を廃止にいってしまう。


このような結果になってしまっては、館山市においてもバス路線を残していくのも難しい話となってしまう。 
これを利用者目線で変えていかなければならない訳で、かと言って普段便利すぎる道具としての車を使わずに
公共交通を使うようにする何か策を設けなければ、
使いやすいものに頼ろうする人間の性を変えるのは難しいのではないか、
行政が何らかの規制や、逆に緩和策なりをつくる。 

また、事業者は利益の出る路線とそれ以外の路線のデマンド化などの検討も視野にいれる必要もあるのではないか。

また沖縄の国際通りなどですでに始めているトランジットモールなど
街中は車を使わず街周りの公共交通を整備させ街中は歩く仕組みをつくる。 

市原市で導入している市民と事業者でパートナシップ協定(住民が責任を持つ)を結んだコミュニティバスを
走らせるなどの方法があることを説明していただいた。

館山市としては、南房総市で導入しているコミュニティバスを導入することは考えていないようである。 
民間事業者に対する事業圧迫をしないようにとの配慮なのか、そうであるようならば、
やはり利用者目線での行政として公共交通を市民と一緒になって作っていく努力をしていく必要がある。


最後に西岬住民より路線バスの状況などについての質問と回答がありましたが、
今後ともこのような機会をつくりながら館山市の公共交通を作っていきましよう、との話で締めくくりました。

今回の勉強会は西岬に限らず、今後は館山市各地で行われることとなると思うが
今進めようとしている地方創生政策とまんざら重ならないこともないように思う。

これからの館山市の街づくりと公共交通をともに考えるくらいのことは、
政治を担う者として考えていかなければと気持ちを新たにした次第です。


                        館山市議会議員 本多成年






2016-02-10 up


【千葉県南市議会議長会正副議長会研修会】

館山市議会 副議長 本多成年



2月1日(月)、静岡県沼津市役所に榎本祐三議長と二人でやってまいりました。 

県南12市の議長・副議長と共に、今年の当番市となる東金市のご縁のある沼津市の重要施策である 
「いきいき!沼津っ子」についての研修を受けるために集まりました。
 
沼津市議会植松副議長の歓迎の挨拶の後、早速沼津市における子育て支援施策、
「いきいき沼津っ子」について学びました。 

まず紹介してくださったのが、子育てガイドブックで4年前に民間の費用負担で
コマーシャルを挿みながらですが、沼津市の様々な子育て支援について事細かに掲載してあるガイドブック。

この一冊を見れば、子育てに関する一切の悩みや相談事が解決できるとの内容であり、
館山市でもこのようなガイドブックがあると便利だなと思いました。 
早速、子ども課に持って行って参考にしていただこうと思っています。

このガイドブックは、市のホームページやメールマガジンと連動しており、
ガイドブックは民間で作っているため、作りっぱなしではなく、
年ごとに発刊しており制度変更や新しい施設ができれば新たに載せたりと、
より市民に寄り添った形となっておりました。

(大きなページ構成)

1)  子育てカレンダー
2)  妊娠したとき
3)  赤ちゃんが生まれたとき
4)  子どもの健康
5)  子どもの教育と保育
6)  子どもと一緒に出かけよう
7)  相談
8)  ひとり親家庭のために
9)  沼津市マップ
10) しずおか子育て優待カード

以上の内容でガイドブックが構成されており、各項目について詳しくは説明はしませんが、
10項目それぞれについてかなり私が見ても網羅されていると感ずることができました。

これが一冊あれば、ハード面での心配ごとは解消されるのではないかと思いました。 
そのガイドブックとともに、各地の子育て支援センターを紹介する冊子をつくり活動内容を紹介しており、
その説明の中ですが、沼津子供図書館での絵本の貸し出しとともにおもちゃの貸し出しもしているとの話。

帰宅クラブ(学童クラブ)の話がありましたが、24校ある小学校すべてに設置してあり
3校は直営21校は民間で設置しており、民間での運営はPTAや学校、保護者などで構成される
運営協議会で行うとの話であり、保護者の負担は7500円(指導員経費4000円、その他経費3500円)
であり、民間では多少の差があるようです。 


それでも保護者からは負担が大きいとの苦情もあるとのこと、館山市は保護者の負担が一万円を考えると
保護者からどのような意見が上がっているのか、これからお聞きしてみなければなりませんね。


その他の少子化対策として、沼津市モバイルサービス「子育て応援モバイルサイト」として
携帯やスマホにより予防接種や医療機関、流行疾患の状況などをメールにて配信したり、婚活イベントの開催、
沼津市にある吉本劇場の芸人によるコミュニケーションスキルアップセミナーの開催、
沼津市公認婚活サポーター「縁結び隊」制度、婚活支援サイト「沼津の出逢い応援課」の運営など
子育て支援ばかりでなく「結婚」をキーワードとする支援に力をいれている状況を見させていただきました。


地方創生としての施策は今一番の重要施策でありその中でも子育て支援は最重要課題であります。
しかしながら、どの自治体でも同様な施策をとっていては、これから子供を産み育てていこうと考えている
若い世代の方々に自信をもってきてください、と言えることはできません。 

ですから他市に秀でている、差別化された施策が必要となってきます。 
その点で、他市の子育て施策を学ぶことは非常に大切となる訳です。
ここで学んだ施策は早速、館山市の子ども課に持ち帰り一緒に学んでもらえればと思っています。



                        館山市議会議員 本多成年





2015-12-21 UP


平成27年 市政報告第4号


本多成年市政報告


  ◇ごあいさつ

◇平成27年第3回館山市議会定例会における行政一般質問
 これから迎える超高齢化社会を迎えるにあたって
 
鶴ケ谷八幡神社に消火栓の整備」を求める請願について
 
防犯灯の維持・管理費の補助」を求める請願について

執行部からの発表
 
空き家対策の今後について
 「遠距離通学費無料化に対する請願の行方

◇第1回議会報告会 所見


おわりに
 



◇ごあいさつ


9月議会終了後、大変忙しい毎日でした。
10月は常任委員会と会派(市民クラブ)の視察があり、議員向け特別セミナーとして幕張市町村アカデミーでの研修、又、10月31日の第1回議会報告会は緊張した初めての試みでありましたが何とか実施することができました。 後程その状況は書かせていただきます。

11月は文化行事が目白押し、北条地区芸能祭では恒例の司会を担当させていただいたり、出席させていただいたイベントを議会ホームページにアップしたりと、充実した日々を過ごすことができました。

12月議会では、鴨川市の市議団と市民クラブ合同で広域ゴミ処理場の勉強会を開催したり、副議長として行政一般質問をすることを控えておりますが、行政視察で得た施策を反映させるべく同僚議員に会派代表質問として質問をしていただきました。 
正直、半年間一般質問をしていないフラストレーションがありましたので、その分、力がはいりました。



◇平成27年第3回館山市議会定例会における行政一般質問

「これから迎える超高齢化社会を迎えるにあたって」


地域包括支援センターのあり方や支援の仕方、
在宅医療をにらんだ地域包括ケア病棟の設置はどう考えているか。
また、都会の元気な高齢者や介護難民と言われる方たちの受け皿としての館山版CCRCについて予想される介護士不足をにらみ、どう考えているか。

包括支援センターのあり方については、介護保険法の改正に伴い、認知症施策の推進、在宅医療・介護の連携の推進、地域ケア会議の推進、生活支援サービスの体制整備などを行っていく必要があり、役割はますます重要となっている。

来年からは現在の菜の花・館山両包括支援センターの2センターから3センターに増やし、よりきめ細かな支援ができるよう体制の強化に努める。
 
今後、病院と在宅生活が連動した地域包括ケア病棟については、重要であり館山市としても医療と介護の連携、在宅医療と病院との連携を図るなかで、地域の医療関係者と協議していきます。

介護士不足が懸念されるが、現在、介護職員を養成するため、民間事業者が、受講生を募り、初任者研修を実施し、市として研修課程に必要な経費の一部助成をしているおり、日本版CCRCは、中長期的な視点で取り組み、今後検討していきます。

10月に文教民生委員会の行政視察で日本版CCRCの先進地として「シェア金沢」、地域包括ケア病棟を置いている白山市の「公立つるぎ病院」をみてきました。 

私がこれから館山市で必要としている地域包括ケアシステムに是非必要との思いからの視察でしたが、ここでの説明ははぶきますが、今年できた「館山市まち・ひと・しごと創成総合戦略」に館山版CCRCの検討、地域包括ケアシステムの構築が掲載されたことでいままでの質問や取り組みが無駄ではなかったとは思いますが、あくまで紙上の紙面を埋めるだけのことなく実際の施策として皆さんにお示しできるよう、これからも引き続きこれらの施策に提言していければと思っています。


【請願書の取り扱い】 これが大事なんです!!


「鶴ケ谷八幡神社に消火栓の整備」を求める請願について


私以下4名の紹介議員にてこの請願を受理した次第ですが、
私なりにこの請願の紹介議員となった理由がありました。 

館山市の文化財の保護に関する条例がありまして、管理修繕に関しては所有者が行うとの文言があるため、条例によれば神社で消火栓を設置してください、となる訳ですが、鶴ケ谷八幡宮が一神社としての文化財だけであればやむなしとなるとは思いますが、文化財の価値ばかりでなく、地域の災害時の避難場所であったり、祭り文化の継承における要所ばかりでなく、観光資源として地域を超えて館山市の役割を担っており、所有者の個々の努力だけでは解決しがたい現状になってきていることを考えれば、行政としてその保存について費用軽減策を望みたいと思ったからです。

文教民生委員会での審査となり、私も委員の一人でしたので、紹介議員として賛成の討論もしたうえで、委員の皆さんに理解をしていただき、請願を採択したうえで「館山市内の文化財の維持、保存制度の拡充を求める決議」をさせていただきました。 

この決議には拘束力が無くこれによって鶴ケ谷八幡宮にすぐに消火栓が設置できるわけではありませんが、既存の補助制度の拡充とふるさと納税を活用した新たな補助制度も設けるよう働きかけを強くしていきます。



「防犯灯の維持・管理費の補助」を求める請願について

この請願は八幡連合区より提出されました。

請願理由としては地区防犯灯の維持管理が館山市においては行政区単位で賄っており、
区の財政を大きく圧迫している現状があり、館山市でその負担をしてもらいたい、
また、街灯のLED化も実現してほしいというものでした。 


この請願の審査は総務委員会で行われましたが、委員の中にはこの問題は単に一行政区だけの問題でなく、全市的な問題であり、館山連合区からも要望書が出ている現状を考えると、採択できない。 
との結論がでましたが、委員からは全町内会連合で再度出し直したらどうか、との意見もありました。

議会最終日には、本会議では継続審査の動議が提出され、私も含めて僅差でしたが議員の賛同が得られ総務委員会に再付託し継続審査となりました。

この問題の答えは管理主体にあると思っています。
行政区の防犯灯の維持管理は隣の南房総市では市が負担をしています。 
そして来年より全防犯灯のLED化を決定しました。 

皆さん、「ESCO事業」をご存知でしょうか。 
民間資金を活用した投資型の公共事業でありますが、これにより防犯灯をLED化しようとするものですが、これは事業主体があくまで自治体であることが前提なのです。 
町内会が事業主体であるかぎりは難しい、ということになるわけです。
ですから是非、全町内会が意思を統一し行政での防犯灯の維持管理を求める請願として、再び議会に出していただくことを望むところです。

ただ私は、私なりの考えがあります。 
それは、そもそも全市的な問題でないと採択されない、という考え方に疑問があります。 
たとえ全市的な問題であっても、一町内会が提議した内容が論理的合理性のある請願であれば、採択をしていいと思うのです。 

その採択が引き金となって、
他の多くの自治会が賛同するようになり、行政が動かされる。 
それが健全な市民参画ではないでしょうか。
 




◇執行部からの発表

【空き家対策の今後について】


船形地区で実施していた空き家実態調査を踏まえ、来年1月から全市的に調査を依頼開始していき、
平成28年7月までに調査を取りまとめ特定空き家などの判定を開始していきます。 

特定空き家などに対する措置として、
1) 特定空き家等と判定を受けた建物の所有者に助言・指導を実施する。
2) 助言・指導に対する改善の報告がない建物の所有者に勧告を実施する。
3) 勧告に従わない所有者に命令を実施する。
以上の対策が決まりました。

これからの作業は市民皆さんの協力なしにはできません。
安全、安心の街を作るためにも。 
そして、活用できる空き家に対する施策もこれからですね。


【遠距離通学費 無料化に対する請願の行方】

9月議会で意見書を執行部にだした回答として早くも、遠距離通学にかかる保護者負担の無料化を図るなど、市域全体の遠距離通学支援事業の見直しを平成29年4月から以下の施策を行う旨の発表がありました。

1) スクールバス運行に際し、運行協力金を廃止する。
2) 市がバスを購入し、運行のみを外部委託する(房南地区は小中一貫校開設に伴い、
   遠距離となる房南小学校児童のためにスクールバスを新規購入する)
3) 二中の西岬地区は、登校時は路線バスを使用(路線バスの存続の為)、下校時は市保有バスで対応する。

文教委員会で決議した市内全域の通学バスの無料化が決まりました。
執行部としては房南の一貫校開校を当初から無料化へのターゲットにしていたようですが、議会としてもようやく目途が付き皆さんに報告ができました。


◇第1回議会報告会 所見

今年に入り、10月まで議会報告会に向けて準備を進めてまいりましたが、何を報告したら良いか、3常任委員会で検討しながら市民の皆さんの関心が高いであろう問題についてそれぞれ報告をさせていただきました。 

一中、ニ中、三中学区で行った報告会、それぞれの地域性のある意見、質問もありましたし、執行部サイドに対する意見などもありましたが、議会に行政に対してしっかり監視役を果たしてもらいたい、情報公開を積極的にしてほしい、議会の倫理規定について、報告会の回数を増やしてほしいなどの意見がありました。

特に本会議において、議会中継の画像の悪さを3か所の報告会会場で指摘されたことには、中継を見ている方が多いとの実感を持ちましたので執行部に早速、改善を求めましたが、市長からは、市民からの要望が上がっていないので答えられないとの回答でありましたので、市民の皆さんからご意見を理解していただくよう、これからも要望していきます。 

議会中継、これは最低限の情報公開のツールだと言うこと、議場に足を運べないけれども議会を観たい方がいることを理解できないとは大変残念であり、遺憾に思っています。

報告会の運営の仕方には、ご批判を頂戴しました。 
報告の内容が一方的であり、口頭での説明に対して、文書で見るものがない、時間が短い、自由な意見交換の場がなかったなどのご指摘をいただきましたので、来年開催の議会報告会には是非、反映させていきたいと思います。

今回、皆さんからの執行部に対するご意見や質問については、議長名にて館山市長に対し文書を持って回答をいただくよう申し入れをしてありますので回答が来た時点で皆さんにお知らせいたします。
※ 議会に対する意見は後日、議会ホームページや議会だよりで報告します。



◇おわりに

皆さん、議員ホームベージをご覧になっていただけましたか。 
7月に開設以来、様々な機会をとらえてはホームページにアップしてまいりました。
私の活動の一端を見ていただけるのかなと思っておりますので、是非、視ていてください。 
これからも皆さんに見える活動、役に立てる活動を心がけて議会活動に邁進してまいります。
ホームページアドレス http://www.awanew.com

                            館山市議会議員 
本多成年





2015-12-15 UP



国際交流フェスタインアワ 日本語スピーチコンテスト

日 時  平成27年12月13日(日)
場 所  千葉県南総文化ホール



毎年、12月になると楽しみにしているイベントがあります。 
それが千葉県在住外国人による日本語スピーチコンテストです。

なぜこのコンテストを楽しみにしているかというと、千葉県に在住ということですが、館山市、南房総市、鴨川市などこの房総地域に住んでいる、特に多いのは、研修制度を利用して仕事にきているアジアの方や、日本人と結婚してこの地域に住んでいる方など、また、日本語を学びに来ている留学生などの身近に住んでいる外国人の生の声を日本語で聞けること、これがなにより勉強となるからです。

今年は初級者で12名、上級者で9名の外国の方がトライしましたが、初級と上級の違いがあくまで日本語のうまさの差であり、日本語のうまさの話しはさておき、話の内容にいつも驚かされます。

日本の食べ物についての感想やら、日本人のまじめさを認めてくれたり、日本にきての体験談や、日本の仕事で学んだこと、自分の国の自慢話など様々でアメリカやヨーロッパ、中国やインドネシアなどのアジア諸国から日本にきたことについては、それそれ皆良かったとの印象を持っていただいたと感ずることができました。



一人印象に残っている方がいました。 
それは、インドネシアからきた若い留学生でしたが、「日本は本当に礼儀正しい社会でしょうか」とのテーマでのスピーチでした。

その女性の話は、日本人は西洋人にくらべてアジア人に対しては敬意の払い方が違う、悪いとの話でした。 
学生間での話のようでしたが西洋人とはよく話をするが、アジア人とは話をしない、無視をする。
 
西洋人は目上の人(戦争に負けたせいなのでははないか)、アジア人は下の人、そのような見方をしているのではないでしょうか、とのことでした。

そのような内容の話に会場からは、うなずく人、「そうだ、そうだ」という人、拍手する人、やはり同じ感じを受けた外国の方たちも会場にいるようです。 
スピーチが終わると大きな拍手に送られ、ちょっと照れくさそうなしぐさを見せてくれました。



このようなコンテストをすると、日本人は親切だとか、ごみがなくてきれいなどほめるスピーチが多い中であえて、批判することでみんなの注目を浴びたことはもちろんですが、その言葉の中には日本で学ぶことができた感謝の気持ちがよく表れていて大変素晴らしいスピーチを聞くことができました。

今、日本は新たな外国に対する発信をし、アジアに対しても日本に来ていただくべく様々な取り組みをしようとしています。
しかし、そこには表面的なうわべだけの気持ちだけでの対応では、外国の方たちにはすぐ、分かってしまいます。


特に習慣はもちろんですが、宗教の違いなどを理解し、どのような国、男女の差別なく接することができるようになるのか、この問題はすぐに解決できるようなものでもないと思います。 
「インバウンド」この言葉だけが先行し、その手段としての政策なりは、いろいろ取り組むことはできるでしょうが、「おもてなし」と言われるソフトの部分については、まだどのように取り組んでいくのかも定まっていないのが現状でしょう。


まずは、心から迎える気持ちをどのように醸成していくのか、これがこれからのアジアに向けた観光への取り組みの出発点かもしれません。 
今年の「日本語スピーチコンテスト」、また勉強させていただきました。

                       
     館山市議会議員 本多成年






2015-11-30 UP


未来は待つものではなく、創造するものである

北条教育全国公開研究会


日 時  平成27年11月27日(金)
場 所  館山市立北条小学校


 久々の北条小の訪問となる公開研究会です。
まずは八巻校長から、今日北は北海道から南は九州長崎から先生が来ていただいたとの紹介があり、18歳の選挙権が与えられる話から、主権者教育についての言及がありました。

 中学校卒業で世の中に出る子供たちもあることから、小学校在学中からも主権者教育が必要との話があり、自ら考える、主体的に考え行動することが大事だ、との話がありました。
また、私も北条小の卒業生でありますが、戦後の「生活教育」の時代から一貫して「子供の生活」を軸にした北条教育でそだてられ、これからも「たくましく現代に生きるこどもの育成」という一貫した理念の教育を期待したいものです。


【研究テーマについて】

 「未来は待つものではなく、創造するものである」と題する研究テーマに対して、
「創時力」という言葉を研究主題にしての実践をしてきたことの発表となりました。

「生活教育」は総合学習から始まるとし、たくましく生きる力を育むことが大事であるとし、
個にしても集団にしても生きたつながりを大切にすることである。

今の社会が国際化、広域化、複雑化しており、一つの考えだけでなく、
決めつけずに物事を突き詰めていく姿勢→双極の窮究と調和が大事であるとしています。
※窮究 (造語であり、より強く突き詰めていくという意味)

今の社会、明るい未来が見えない中、18歳選挙権が与えられる時代、自分達で未来を創っていく、
そこにもっていけるような「生活教育」の実践を、今日実際に見させていただくこととした。


【掲げる目標】

たくましく生きる子供の育成には三つの力が必要であり、各教科で育んでいく。
① 未来につながる課題の設定
② ダイナミックな授業展開
③ 議論・話し合い活動の充実
公開研究会では、上の三つの力を是非見てみてください、というので早速、教室へとむかいました。

私は5年生が実践している統合学習の中で興味を引く「館山きらり計画」なるものを
拝見させていただきました。


【館山の食材を使ったデザート・料理】

5年生の子供たちが班にわかれて地元でとれた野菜や果物を使ってデザートや料理を作ってくれ、
班ごとに説明してくれました。

① 野菜嫌いの子におすすめトマトゼリー
② サツマイモドーナツ
③ 館山キラリ弁当(太巻き寿司・ひじきの煮物・さんがの天ぷら)
④ サツマイモとピーナツのマフィン・ピーナツホットケーキ
⑤ サツマイモのむしぱん
⑥ ブルーベリーヨーグルトスムージー
⑦ かぼちゃグラタン
⑧ イチジクジャム大福とおしるこ

どうですか、皆さん。
これを学校の家庭科室で協力して、つくったんですから、すごいですよね。

 私から、発表の時に「館山を有名にしたい」という説明があった、と思ったのはなぜですかとの質問をさせていただきましたが、みんなでその場で、こそこそと相談しはじめての答えで、(「館山きらり計画」の目的がそれだったからです)とはっきり答えていただきました。 

また、館山でとれるフルーツはなぜ知ったのですか、との質問には館山市で作った【旬の食材ガイド】を見て知りました、との答えでした。
これには同席していた農水産課長も大喜びでした。「こんなところでも使ってもらいありがとう」と。


 ゲストティチャーでパイオニアファームの斉藤さんから、「なぜイチジクをつかったのですか」との質問には「館山でイチジクがたくさんとれるから」と素直な答えに、斉藤さんもにっこり。
斉藤さんからは、小学生の時に夏休みの課題に安房を自転車で回った経験がある話があり、自分の住んでいるところに何があるか知りたかった、との話しがありました。

数ある様々な取り組みの中から「館山キラリ計画」、私の直感での選択をさせていただき、その取り組みを拝見させていただきましたが、食材として館山でとれるものから料理を考え、そのレシピを説明できるように大きな紙に書き込み、担当を決めて説明すする。

非常に整然と非常にわかりやすく出来ており、質問の時間も設けてあり、その質問にも皆で相談しながら答えを出す、など担当の先生がほぼ口出しをしないで終わりました。


最初の説明であった「創時力」→「未来を自分・自分達で創っていく力」これを十分発揮してくれた、そんな印象を持ちました。


                        館山市議会議員 本多成年







2015-11-27 UP


静岡県下田市議会産業厚生委員会視察研修に同席して


日  時 平成27年11月24日
視察目的 1) 観光施策について
     2) 渚の駅たてやまについて
     3) 食のまちづくりについて
     4) 観光プロモーションについて
視察人数 産業厚生委員会委員 5名
     議会事務局 1名


 私が他市の議会の委員会視察しにおいでになった議員を迎える挨拶にでるのは、議長不在時の副議長としての儀礼的な部分も多分にあると思いますが、自分なりに理由があります。

というのは、私も委員会委員として、他市の状況を視察しに行くときに大事にしているのは、館山市より先進事例として全国的に知られていること、アイデアとして他市と比較し優れていると思われる事例など、持ち帰った時館山市にとって有効な施策となるのではないかと思うものを選定して視察にいくこととしているからです。
 
 今回の下田市の視察の目的を考えれば、渚の駅たてやまや食のまちづくりなどが先進事例として受け取っていただいた、と思えば大変結構なことで、我々もどんな観点で視察をしてかえるのか、そのあたりをしっかり学んでいけばこちらの施策の発展のヒントになるのではないか、と思います。


【下田市からの視察目的と説明】


1. 観光施策について
 イ)館山市のアピールポイントやPR方法
 ロ)市、観光協会、商工会議所などとの連携状況や他市との連携
 ハ)海山との連携について
 ニ)宿泊客の動向
 ホ)体験型観光の具体例と冬場の観光状況

2. 渚の駅たてやまについて
  イ)何を目指しているのか
  ロ)実施した背景や地域事情
  ハ)事業開始後の結果と成果
  ニ)事業主体はどこか
  ホ)計画と目標のずれはででいないか

3. 観光プロモーションについて
 イ)海外及び関西方面への情報発信とPR
 ロ)外国人に対しての誘客活動状況

 担当課からは館山市の観光の実情について、アクアラインの開通と東関東自動車道館山線の全線開通が安房地域や館山市にとって、劇的に変わった実情を説明させていただいた。

平成26年度館山市の観光客の入込数  163万人
            日帰り客数  125万人 
            宿泊客数      38万人 (23.3%)

 以上の館山市への観光客の入込数の説明では、東日本大震災以降の観光客の回復はあったものの、宿泊数は伸びていない状況であり、道路事情が良くなった分、日帰りで観光が終わってしまう、「通りすぎる観光」の現状がり、館山市での滞在時間を増やしていく、また広域で連携していき、宿泊につなげていくというものでした。

渚の駅たてやまでの入込数  平成26年度   14万7千人
               今年度現在   16万1千人

 以上となっており、飲食物販施設のオープンが入込数に大きな貢献をしていることがうかがえ、年度が明ければ20万人に届くのではないか。
私が常に言っているこのような施設を作るのであれば、一度に施設オープンできなければならないことを実証した形となっていました。
館山市としては、五年後に来客数200万人、宿泊数50万人をめざすとの発言がありました。
 

【委員の方からの意見】


1) 館山市での季節での入込客数で、夏よりも冬・春のほうが多いとの説明に、びっくりしました。
館山のイメージから夏のほうが多いと思った。
2) 下田市には高規格道路がなく、非常に交通事情に悪く、東京から4時間かかる現状があり、現在沼津から高規格道路の建設が始まりまだ道半ばというところ、所詮沼津であり、館山がうらやましいです。
3) 非常に観光に関するお客様にはターゲットを絞っていて明確なプレゼンをしている印象を受けた。
4) 館山―大島ー下田間のジェット船の運航があったが、運航がなくなった要因は定かではない。


【私 見】
 
 私からは、今回の視察が商工観光からの説明でしたので、スポーツ観光の観点から、オープンウオーターレースやトライアスロンのいままでの経緯や、2020年東京オリンピックまでのキャンプ地としての取り組みなどの説明をさせていただきました。

 下田市の状況をお聞きすると、やはり交通事情があまり良くないようである。
沼津からの高規格道路の完成が待ち望まれるところであろうが、それができたところでそれこそ宿泊に繋がらず、日帰りが増えるのではないか、との懸念があり、その点館山市の道路事情が良くなったところでの実情を聞きたかったというのが本音のようである。
 館山市が何の先進地かと言えば、「日帰り観光」が先進だったということであり、アクアラインや館山道路完成後の状況を聞きたかったというところです。

 どうも下田市も観光を主の施策として歩んできたところは館山市同様のようであるが、館山市のこの風景のすばらしさは、他にひけをとらないとのおほめの言葉を頂戴しましたが、この言葉には視察先に対する礼だけではないような感じではありました。
 それだけ、今の下田市には危機感があるようではありますが、ジェット船の就航終了の訳を明確にできなかった背景には、あまり議会としてジェット船の意義については理解していないとの認識を持ちました。

 館山市では、館山夕日桟橋の利用促進を図り、なんとしても小型桟橋を設置し、渚の駅たてやまの活性化を図らなければなりません。 
そのためには多くの船舶の就航や寄港が欠かせなくなります。 
東京―館山―大島のジェット船の就航だけでなく、今日来ていただいた下田などとも結び、「海のフラワーライン」を復活させ、里見の地で「里見水軍」が活況を呈したような時代にまた、なるようこれからの施策に注目していきたいと思っていますし、提案していきたいと思っています。

                          館山市議会議員 本多 成年


 






2015-11-24 up



船形地区高齢者対策  
「高齢者が暮らし易い地域づくり」を聞いて



日 時  平成27年11月22日(日)
場 所  館山市船形小学校 体育館
主 催  思行会 (後援 館山市)


 船形小学校の体育館に多くの方(高齢者が多い)が集まり、関心の高さと、私はいつも感心させられるのですが、思行会と町内会組織の連携がこのような形で現れる姿に地域コミュニティの質の高さを感じます。
 船形地区は今年、空き家対策のモデル地区としての指定も受けたりと、様々な取り組みも行い、地区出身の三澤県議会議員の活動とも相まって、住みよいまちづくりをめざして行政主導でなく、住民が主役となっている例として、高く評価できると思います。

 今日は、三澤県議のおかげもあり、千葉県の高齢者対策の担当者や船形に所在する小林病院の院長また、市の保健師さんの講話をお聞きし、今日のテーマである高齢者が住みやすい街にするため、どのようになっていけば良いのかのヒントがあるのではないかと、興味深く拝聴しました。


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講 話 【本県の高齢者対策の推進について】
講 師 千葉県高齢者福祉課長  山口 幸治 氏



千葉県の現状            平成27年      平成37年
千葉県の人口            619万人      599万人
高齢者人口(65歳以上)      162万人      180万人
高齢化率               26.2%        30.0%
高齢者独居世帯数         26万世帯      32万世帯
要介護高齢者数           24万人       38万人
認知症高齢者数           24万人       27万人

 千葉県の人口は平成22年から年々減少していくことになるが、逆に要介護などの高齢者数は平成37年には訳1.6倍になり、
1) 特老などの施設が足りなくなる。
2) 介護サービスが増える。
3) 介護に携わる人材が不足する。
などの、弊害が出てくる。

 この説明の中では、今後増える介護が必要なお年寄りが増えることはもう、目に見えており、介護としての専門的な仕事以外のこと(買い物・話し相手・家事)は地域の元気な高齢者の方々が手助けしてくれるような社会にならなければならない。との話があり、シルバー人材センターなどの活用も大事とのことであった。

【現状と見込みのまとめ】
1) 人口減少の中でも団塊の世代が75歳以上の高齢者が急増、が特徴
2) 4世帯に1世帯が高齢の一人暮らしまた高齢の夫婦のみ世帯となる。
3) 要介護や認知症高齢者の大幅な増加をする。
4) 住み慣れた土地で暮らし続けたい県民が約八割。
5) 65歳を超えて働きたい、働けるうちはいつまでもという県民があわせて7割。

この後、「千葉県高齢者保健福祉計画」についての説明があり、高齢者が個性豊かに活き活きと、安心して暮らし続けられる地域社会の実現、そのような社会を目標とする。
との話のあと、その目標を達成するための施策をいろいろと説明していただきましたが、非常に概要的な内容ばかりですので、改めてここでの記述はいたしませんが、障害現役で活躍できる社会の実現に向けた環境整備の促進と健康寿命をのばすこと、このために必要な、以下の
ィ) 地域包括ケアシステムの推進体制の構築
ロ) 在宅医療介護の連携の推進
ハ) 認知症施策の推進
など施策が重要となってくる、とだけは書いておきます。


【本多成年:所 見】
 千葉県の高齢者対策の専門家である方の話しは「なるほど、このような施策で団塊の世代が後期高齢者になる2025年対策に向けた県の方針と施策をやっていくのか」とまあ、わからないでもないのですが、私はやはり「高齢者が暮らしやすい地域づくり」と題しての内容からすると、市民向けの話題としては、ちょっとむずかしかったのかな、というのが正直な感想でした。

 ただ、地域包括ケアシステムについては、館山市では現在地域包括支援センターが「菜の花」と「館山」の二か所で運営していますが、来年度からは三か所になり、一か所あたりの受け持ち人数が減り、よりきめ細かな対応ができるよう体制の強化を図る予定となり、現在そのための準備をすすめているところであります。

 今後の館山市の高齢者対策としての政策については、12月議会において説明があり議決をしなければならないと思うが、「館山市基本計画」に今後の10年間の計画説明によりどのような高齢者福祉政策をかかげてくるのか、今日の説明を基に、議論を重ねよいものが出来ればと思っています。


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講 話 【超高齢化社会と医療問題】
講 師 小林病院院長  小林 剛 氏



 小林先生からは、安房地域の現状を説明してくださいました。
1) 75歳以上の後期高齢者の割合は20.1%(館山市16.3%)となっている。
2) 独居や認知症の患者が増えており、高齢者の先進地域である。
3) すでに2025年問題に直面している。
4) 高齢者の若返りがみられる。
5) 2013年健康寿命は世界一であり、男71.19歳、女74.21歳となっているが、寿命の男80.21歳、女86.61歳との差、約9年の間は介護状態となる。

【介護が必要になる主な病気】
① 関節症
② 脳卒中
③ 心臓病
④ 骨折(大腿部の骨折)
⑤ ガン(大腸がん)
⑥ 認知症
※ 軽度の認知症はものが盗られた、好みが変わった、物事に関心がない、歩く幅が狭くなったなどの症状を見逃さず、早めの治療によりかなり現在は改善できる。


【本多成年:所 見】
 介護にならないようにするにはどうしたらよいか。この答えに医者の立場で分かりやすく説明していただきました。
 これには個人として気をつけなければならないことや、地域での取り組みにまで言及し、「特に外出すること・人と会い話をすること」このことが、地域との関わりがいかに大切であるか、との声が参加された方に届いたのではないかと思いました。

 先生の説明でやはり気になるのが健康寿命と平均寿命の差が約9年あることの指摘があったことでした。 
いくら寿命を延ばしても健康寿命が延びてこなければ、介護の仕組みをよほど変えてこなければ将来的には行き詰ってしまうだろうし、健康寿命を延ばすためには個人でできること、特に脳と体を動かすこと、魚や野菜を中心にした食事、そして予防の大切さを教えていただきました。 

また、検診に行くことの大切さ、「介護が必要となる病気」を挙げましたが、骨折を除くほとんどの病気は定期的な検診によって早期に発見でき、いまでは早ければ直すことができ健康な体を取り戻すことができるようであります。


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講 話 【介護予防実践編】
講 師 館山市 保健師  早川 けい子 氏

 保健師の早川先生からは、館山市における認知症の現状を説明させていただきましたが、やはり認知症にならないようにするためには脳や体を動かすことが一番大事だということで、椅子にすわったままでできる脳と体の体操を伝授していただきました。

 座ったままで、右と左で違う指の数え方をしたり、歌をうたいながら右と左の腕の上げ方を変えて動作したりなど、簡単な動かし方でしたが、実際に行うと意外と難しくありましたが、からだがポカポカしていましたし面白かったですよ。
もしやってみたいと思う方がいるようでしたら、市に依頼すれば指導してくれると思いますよ。

【講話を終わって】

 今回の「高齢者が暮らし易い地域づくり」での講演会では、船形地区という限定的な地域であり、参加された方も当然、ご近所同士声を掛け合って来ていた印象をもちました。 

この講演会に来ていただいた方々は趣旨を理解し、ご近所での見守りも含めて地域のつながりを持っていかなければと考えておられる方ばかりだと思いますが、心配なのはここに来られない方や、「こんなの聞いても関係ない」と考えておられる方たちをどう巻き込んで地域コミュニティをつくり、見守り体制を創っていくか、という難しさだと思います。

 聞いて納得のこのような講演会、是非全市的に開催し、皆さんの理解を得るような機会を是非もちたいですね。


                      館山市議会議員 本多 成年







 
2015-11-18 up


【ごみ処理広域化事業】についての説明会



日 時  第一回11月13日(金) 参加者14名
     第二回11月15日(日) 参加者13名
場 所  館山市コミュニティセンター
説明者  館山市環境課


議題  (1) 「ゴミ処理広域化事業」の概要と経緯について
    (2) 館山市のごみ処理の現状について



今回の説明会は、館山市民向けに「安房郡市広域市町村圏事務組合」で計画を進めている新広域ごみ処理施設の建設にあたり、安房地域の処理施設の現状となぜ広域化するのか、施設がどこにどのようなものをつくるのか、など現在すすめている施設の現状と、今後のスケジュールについての説明がありました。

参加者については、仕事を持っている方のために、平日の夜の開催と日曜日の午前と二回に分けて行われました。
いずれにしても参加者は少なく、私は日曜に伺ったのですが、私と記者二人以外というと、10名の参加であり、どうも話を聞いていると半数近くは近隣市の市民の皆様と判断され、館山市民の広域ごみ処理施設に対する関心は全くないと言ってもよいのではないか、関心の低さに驚きました。


この説明会が行われるにあたっての広報については、しっかり広報できていたとの認識をもっていましたので、自分の地域にはできない、との意識があるのか、館山市での今後の説明会の仕方については、工夫が必要ではないかと感じました。

【安房の清掃センターの現状】
館山市の清掃センター  30年間
鴨川市のごみ処理施設  28年間
鋸南町のごみ処理施設  31年間
白浜清掃センター    平成14年廃止
千倉清掃センター    平成20年廃止

【広域化する理由】
いま稼働している3施設及び廃止した施設を安房地域で一本化することで、ダイオキシン類などの有害物質対策への充実が図れるほか建設費や維持管理費を含めた費用の削減が見込まれる。
国や県の環境基準を満たすことはもとより、さらに厳しい自主基準を定め、周辺地域に配慮しながら、最新施設にふさわしい設備としていく。

【稼働時期】
平成32年完成  平成33年4月稼働開始


以上が大まかな説明内容であり、対象事業のごみ処理のフローや施設の概要などまた、富浦大津地区から現在の候補地、大貫に決まった経緯などの説明は省略させていただきますが、以下は参加された方からの意見や質問を列記してみました。

A氏
・ シャフト炉を採用した理由は何か
・ 地元とどのような協定を交わしたのか
・ 煙突は高くできないか
・ ゴミの減量化について、目標値を設定せよ

B氏
・ 他市のシャフト炉を見てきているか
・ 大津をあきらめた理由は何か
・ 三市一町でやる理由は何か
・ 各市町でローテーションでの処理計画をたてたらどうか(痛み分けしたら)
・ 設置場所だけでなく周辺地域にも説明会をしてほしい

C氏
・ 施設場所(大貫)は具体的にどこか
・ 大貫地区では住民に対して説明会をやっていない(役員だけではないか)
・ 現在の炉は何年くらいもつのか、もたせる努力をしてほしい
・ 日の出町での健康・青梅市での梅の木が枯れた、環境調査をしてほしい
・ 将来に責任をもてる行政職員であったほしい

D氏
・ 市民向けに各段階での説明会をやってほしい
・ 栃木県小山市の町でのゴミに対する積極的な行政の活動をみてほしい

などの質問、意見がだされました。



【本多 成年:所感】

今回の説明会で大変残念なのが、説明員が市の環境課職員だけであったことだと思います。


質問内容はどうしても今後できる新処理場の話であり、広域の職員が説明員としていない説明会で、何をこの説明会で質問に答えようとするのか、
歯切れの悪い回答に、聞いている私も歯がゆい思いをしました。


まずは、今回で上がった質問や意見を「広域圏事務組合」に持っていき、
これをどのように活かして、また市民に説明をしていくかだと思います。

今回館山市が他市に先立って「ゴミ処理広域化事業」について市民向けに説明会を開催したことは評価しなければならないと思います。 


しかし、市民に納得できるような説明ができないまま、消化不良のような説明会になるようでは、
新たな不安や不満がより大きくなってしまうようでは困ります。


今後の市や組合の対応は、少子化対策、移住定住など住みよさを重視する方たちにとって、現在やろうとしている政策が逆効果にならないだろうか、など、他の分野での効果をも含めた検証もしていかなければならないなど、丁寧な誠実な対応が求められるでしょう。


現在稼働している他市のシャフト炉の経年効果など様々な調査ができるでしょうから、
「こんなことは調査していないし、おこるだろうとは思わなかった」など、何かあった時にそのような説明がないように、これからの組合の対応を期待したい。

                      館山市議会議員 本多 成年








 2015-11-16 UP


平成27年度 安房3市1町議会議長会議員研修会


                                     本多 成年

日 時 平成27年11月9日(月)
場 所 南房総市別館大会議室

毎年、安房3市1町の議会で担当市の議長が研修内容を設定し、所属する市議会議員全員が参加し、
その年の議会として審議している事項や議員の興味を引く内容など、的確な内容での勉強会となっています。
今年の担当の南房総市議会議長の栗原氏が選んだ勉強会は、
ちなみに地方創生についてであり、大変興味深く拝聴することができた。


研修内容

演 題 「地方創生を巡る最新の動きについて」
講 師  内閣官房まち・ひと・しごと創成本部事務局
     主査 中原 一成 氏



◇背 景

1 現状が維持することを前提にすると2100年には日本の総人口は5千万人弱まで減少し、
  明治末頃の人口規模となる見込みである。
2 国立社会保障・人口問題研修所によると2060年の総おとお口は約8700万人まで
  減少すると見通されている。
3 仮に、合計特殊出生率が2030年に1.8程度、2040年に2.07程度まで上昇すると、
  2060年の人口は約1億200万人となり、長期的には9000万人程度で概ね安定的に
  推移するもとの推計される。


◇今なぜ地方創生なのか

日本が人口大変動期を迎えたことが背景にあり、人口減少・地域が多様化してきており、
新たな社会変動期に従来の「政策体系」では的確な対応ができなくなってきている。
だからこそ、いま「地方創生」という新たな政策体系の確立が必要になってきている


◇地方を巡る現状認識

① 人口減少に歯止めがかかっておらず、出生率は9年ぶりに1.42となっている。
② 東京一極集中が加速している
③ 地方経済と大都市経済とでは格差が存在している。


◇総合戦略策定から事業推進の段階

まち・ひと・しごと創成基本方針2015策定後、
これから本格的に事業をすすめていかなければならない段階であり、次の施策を進めていく。

① 稼ぐ力を引き出す。(生産性の高い活力に溢れた地域経済の構築)
② 地域の総合力をひきだす。(頑張る地域へのインセンティブ改革)
③ 民の知見を引き出す。(民間の創意工夫の最大活用)


◇地方創生における主な取り組み

① 地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする。
② 地方絵の新しい人の流れを作る。
③ 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。
④ 時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する。


◇国が行う地方の主体的な取り組みに対する支援

① 情報支援(地域経済分析システムRESAS)
② 人材支援(地方創生人材支援制度)
③ 財政支援(新型交付金の創設・地方創生応援税制の創設など)



所 見 : 本多 成年

なぜこのような時代になってしまったのか、中国は経済成長率が鈍化し経済発展に陰りがみえてきたころ、最近になって一人っ子政策から大転換し二人までの子供を持つことを認めたところですが、日本においてはどうかというと、少子高齢化は以前から見えていたような気がするんですよ。

いつからか大家族から核家族化してきて、結婚期も男女とも遅くなり、子育ても夫婦二人で育てなければならず、子供をもってから奥さんは仕事にも行けず、結局子供を何人ももとうとは思わず、お祖母さんお爺さんは寂しく子供にも面倒を見てもらえず、結果が少子高齢化になったのか、と思うわけです。

これは国がとってきた政策のせいなのか、いつの間にかなにも政策に関係なくこのような日本になったのか、結局は労働人口が減り、年金受給者の大幅増加が国内の消費の先細りを生み、経済の足を引っ張るという結果をまねいたことになるわけです。
 
先細る人口を何とか食い止める方法は何か、という根源的な問題を「地方創生」というキーワードを介して大きな政策転換をしていかなければならない、ということである。

国の責任でこうなろうと、だれの責任でこうなったのかは別として、結局、国は地方で対策は考えなさい、そしてその責任は自分たちでとりなさい。とこうなったわけですから、「やってやろうじゃありませんか」「びっくりすること考えてやろう」とこうならなければならないでしょ。それも民間でとなるわけです。





演 題 「千葉県の総合戦略について」
講 師 千葉県総合企画部政策企画課政策室
    副参事兼室長 金子 隆光 氏

【千葉県の人口ビジョン】
千葉県の人口分析

① 2060年の千葉県の総人口は433.5万人(2010年に比べ188万人減、30.3%減少)
② 高齢化率は、2060年には39.5%まで上昇。
③ 2014年の合計特殊出生率は国1.42、千葉県は1.32と低い。

千葉県の将来人口

① 出生率 2030年に1.8、2040年に2.07と仮定する。
② 社会移動 転出者のうち23.7%(本県に再びとても住みたいとする人の割合)が戻ると仮定 : 541万人

地方創生に向けた千葉県の基本的考え方

① 千葉県が果たす役割は、日本の成長エンジンの役割を果たし、若い世代の結婚・出産・子育てをすることができる環境を整備し、国際都市へ発展していく。
② 千葉県の宝、豊かな自然、魅力的な観光地、優れた都市機能、優れた社会基盤、農業、漁業、ハイレベルでバランスのとれた産業構造など、総合力の高さが強み。
③ 行政・県民・企業が目指す姿を共有し一丸となってオール千葉体制で取り組んでいく。

千葉県の目指す将来の方向
暮らし満足度日本一の千葉

 千葉で生まれてよかった、住んでよかった、働けてよかったと誇れる「暮らし満足度日本一」を実現し、あらゆる世代が笑顔で住み続けられる千葉を目指す。この実現のための三つの基本方針を設定する。

① 国内外の人々が集う千葉の実現~人口の社会増を目指す~
② 親子の笑顔が溢れる千葉の実現~少子化への挑戦をする~
③ オール千葉で支え合う安全・安心に暮らせる千葉の実現~人口減に対応する~

【千葉県総合戦略】
総合戦略❶

① 東京オリンピック・パラリンピックを契機とした「世界中から人々がやってくる千葉づくり
イ) 大会の成功・開催効果の全県への波及
ロ) キャンプ・国際大会・MICEの誘致
ハ) 成田空港の利便性の向上、交通ネットワーク・アクセスの強化
ニ) バリアフリー化の促進
ホ) 魅力ある観光地づくり
ヘ) 外国人受け入れ体制の整備
ト) 国際交流の促進
チ) 戦略的な千葉の魅力発信
総合戦略❷

① 一人ひとりの働きたい、がかなう千葉づくり
② 国内外の多くの人々が集う魅力あふれる千葉づくり
③ それぞれの結婚・出産・子育ての希望が叶う千葉づくり
④ 安全・安心なくらしがかなう千葉づくり

千葉県としては、この二つの戦略を基にオール千葉で取り組んでいくことになる。総合戦略❷では、若い人の経済基盤は弱いことが、子供を作らないと原因となっていることからその対策を強化していくとこになる。

所 見:本多 成年

 オリンピックについては千葉県での開催競技の話しが最近多くでるようになってきました。 館山市においてもオリパラにむけた推進本部を立ち上げ、これから自転車競技やトライアスロン・オープンウオータースイムなど館山や近隣市を巻き込んでの誘致やキャンプ地としての誘致を含め活発な活動を展開していくこととなると思いますが、総合戦略でも言っているように、開催効果の全県への波及効果がでるような施策にしてもらいたいと願うばかりです。

 私は館山市の発展を企業誘致ではなく、やはり観光で行くべきだと思っている。 半島性を解消することは難しいと感ずるからであります。
 仕事は大きく県北千葉市区で❶仕事区とし、アクアライン効果もある木更津を中心とした❷仕事区と将来なってくれば、❷仕事区へ館山からだったら十分余裕のある通勤可能な若い人が定住できる環境となるのではないかと思っている。 そうなるためには木更津あたりが企業誘致し一大企業城下町となってもらわなければならないが、その可能性はあると思っています。
 また、日本版CCRCも館山市及びこの房総地域にとっては大変有効ではないかと現在調査をしています。 その一環で10月に文教民生委員会で金沢市に所在する「シェア金沢」を視察し、その報告もさせていただいたところです。

 首都圏から100kmしか離れておらず、伊豆とよく比べられる地域ですが、現在では房総地域のほうが、伊豆より交通アクセスは優れていると思っています。 そのような地域でありながら伊豆と比べると観光という面で見劣りするのはなぜでしょうか。
 温泉でしょうか? 食べ物でしょうか? おもてなしでしょうか? 土産物の差でしょうか? 

 決して、自然や景観で劣っているとは思いませんが、「らしさ」の面でかなわないのかな観光地らしさ、非常にあいまいな表現ではありますが、街並みや道路、街灯などのすこしの差のような気がします。







 
2015-11-13 up

                     館山市議会 副議長 本多 成年


「長崎県南島原市議会農林水産・建設委員会視察研修に同席して」


日  時 : 平成27年11月11日(水)
視察目的 : 館山道・富津館山道路の今までの事業の進め方について
       地産地消推進事業について
視察人数 : 農林水産・建設委員会委員 6名
       行政職員1名 議会事務局 1名


熊本市から海をフェリーで渡るか、長崎市から島原鉄道で島原市まで、あとは車で島原半島をなんかしてくるほか交通手段のない南島原市から館山にお見えになりました。
人口規模はほぼ館山市と同じ5万人程度であり、産業や気候など館山市と同様な問題を抱えているようでした。

特に道路事情が悪く、経済や観光また、医療などに大変憂慮している様子がうかがえ、高速道路や高規格道路がいまだになく、その必要性を力説していました。

そこで半島の先端にあり、館山道・富津館山道路の誘致に成功した館山市の、誘致から完成までのプロセスを聞き、要望活動や誘致に成功した要因などをもってかえり、島原の半島性の解消を図りたいとの強い意欲を感じました。

市の担当課からは、館山道を誘致するにあたり建設促進期成同盟の結成の経緯や、要望活動の内容などの説明があり、真剣に聞き入っていました。 
こちらからは実際に持って行った要望書や、議会として執行部が行う要望活動の後押しとしての様々な意見書を議決させていただき、担当部局に提出した経緯なども説明させていただいた。


委員から一番関心が深かったのは、行政や議会の役割だけでなく、要望活動に市民住民や企業がどのように関わったのか、と言うことでした。

館山市で行った、一般国道127号バイパスの整備促進に関する要望をしたときは、地元地区町内会、近隣市や商工会議所、観光協会、タクシー・バス運行会社など多岐にわたる人たちが参加し、要望を行った結果、早期の工事発注に繋がった話には、大きくうなずいていました。

どうやら近辺が視察に来た皆さんの一番知りたかったことではなかったのかと、目を見て感ずることができました。

地産地消については、食の街づくり事業など一通りの説明をしましたが、それほどの反応はなく、興味をあまり持っていただけなかったように感じました。


今回はじめて他市の議会議員の行政視察に当市の説明に立ち会わせていただき、迎えの挨拶や当市の事業説明での私の見解を聞かれるなど、勉強をさせていただきました。


今年は、館山市として全国に向けて新規事業を提供する情報誌があるのですが、そこに地産地消や6次産業化などの項目を記載したところ例年に比較し、多くの議会から視察に来ていただくようになりました。

大変結構なことだと思っております。
他市が館山市をどのように思っているのか良くわかることだったり、館山市でお金を落としていただいたり、当市の職員が自分たちがやってきた事業をきちんと説明できるようになる、だとか、様々な効果があるように思います。


私達も行政視察に行った際、説明をしていただくために、資料が有料であったり、宿泊や食事を視察先でとることを条件に視察を受け入れたりと、行政視察も有効に利用しようとする自治体もあるくらいですから。


また、行政視察ですが、今回の視察は委員会議員と関係する行政職員(部長)が同行しておりました。
館山市では議会事務局員が同行しますが、関係行政職員の同行はありません。

もし、必要な調査研究であれば担当行政職員も同行し、調査を一緒に聞いてもらうのも大変意義のあることではないか、と考えます。

執行部の皆さん是非、考えていだだけませんか。

                                
  本多 成年







   2015-11-01 up
 

平成27年度 第1回「議会報告会」

会 場 豊津ホール

説明員 (議員6名))  
 班長:本橋 亮一
 司会:本多 成年 (私)
 総務:石井 敏弘
 文教:太田  浩
 建設:今井 義明
 決算:福岡 信治



昨年の12月議会で議会基本条例が成立して以来、
今回の議会報告会に向けて様々な取り決めや、事前準備を進めてきました。

議会報告会は館山市議会総員18名全員が参加し、
同時に市内三か所(那古公民館・菜の花ホール・豊津ホール)において行いましたが、
私は豊津ホールでの参加となりました。

議員の配置につきましては、出身地区での説明ができればとの意見もありましたが、
人数と地区割りがうまくいかないことを考慮して出身地区での割り振りはしませんでした。

私は参加させていただいた館山地区、豊津ホールでの市民の参加は26名ほどでありました。 
男性、女性比では6対4程度でまた、高齢者も多くはありましたが、
30代、40代くらいの方もいらっしゃいました。

しかし、やはり若い方がどなたもいらっしゃらないことには、
もっと広報の仕方を工夫しなければならないと感じました。

国会での18歳から選挙権が与えられることを考えると、
若い方にもっと政治に関心を持っていただくには、
ネット時代をいくようなSNSの活用やインターネットなどの媒体を通じた広報が
必要ではないかと改めて思いました。


さて本題に入りますが、
報告会では3常任委員会(総務委員会・文教民生委員会・建設経済委員会)の
今年度での主要な議題の説明と、9月が決算月であるため決算特別委員会での
主要な事務について説明をさせていただきました。 

詳しい説明は省かせていただきますが、
その中で市民の皆様から上がった質問や意見について簡単に列挙します。

◇議会報告会での市民の皆さんからのご意見

①議会中継をみているが画像の質が悪く、早く改善してほしい。
②マイナンバーについてもっと説明してほしい。
③少子化、いじめ、いじめでの親の対応などしっかり対応してほしい。
④ゴミが畑などに捨てる方がいる。もっとモラルの啓発をしてほしい。
⑤民生委員や保健推進委員などの手当てがすくないのではないか。
⑥スクールバスについて平等の対応を早くしてほしい。
⑦生活保護の不正受給の改善をしてもらいたい。
⑧市役所のエレベーター、できたのはいいが職員の使用基準はあるのか。
などのご意見・ご質問を頂戴しました。

この後、意見交換会として、
議会活動や市政全般についての意見を伺うこととなり、
多くのご意見をきくことができました。

① 今回の議会報告会について開催され感謝している。
  今後も、市民との意見交換の場が持てるようにしてもらいたい。
② 市長との懇談の機会が減っているようだ。もっと市民の意見をきいてほしい。
③ 国道等の雑木の伐採について市としても対応してほしい。
④ 基盤整備での要望については予算がない、との回答ばかりで整備のめどがたたないので、
  要望を追いかけての回答をしてもらいたい。
⑤ 小中一貫校についてのPRをもっとしてほしい。
⑥ 政治倫理条例についてなぜ、いま作ろうとしているのか。
⑦ 安全保障法令について議員個人の考え方を聞きたい。
⑧ 議会基本条例策定後の公開・市民参加の面で
  もっと市民の議会での説明の機会を作ってもらいたい。
⑨ 自宅の土台の傾きなどが発生している。どこにこの話を持っていったらよいのか。
以上のお話しを伺いました。 


お答えしたものもありますし、質問内容が執行部の守備範囲の内容なのか、
をも含めて回答を保留させていただいたものもありますが、この報告会については、
後程、議会運営委員会の開催を含め反省会を開催しや質問やご意見について改めて、
様々な機会をもってお答えしてまいりたいと考えております。

                                
本多成年









  本多成年の視察報告
2015-10-21 up 
 
日本版CCRC シェア金沢 視察報告

日時 平成27年10月14日~16日


今回の文教民生委員会の視察の主目的の一つである日本版CCRCの実践施設である
「シェア金沢」を視察し、まずこの地にこの施設ができた経緯をお聞きしました。
 
白石市のお寺の住職が太平洋戦争直後の戦争孤児を気の毒がり、寺の庫裏に引き取ったことがはじまりで、その後、県の許可を得て知的障害者施設とし、職員も泊まり込んでの24時間体制での大変な時期もあったとのこと。

しかし、当初知的障害者施設(18歳まで)から始まり、大人になってからは、大人の施設に入るか、アパートから仕事に行けるようになるか、自宅に戻るかといった選択肢であるが、そもそも自宅では難しいから施設に入っている訳で、そういった人たちも預かっていきたいとの考えがあり、そこにグループホームという制度ができ、その道が開け白石市に10件のグループホームを作ったが、5件目に反対運動が起こった。

今まで関係がうまくいっていたと思っていたが、となりにくるのは嫌だとの理由からでした。
そこで地域との関わりがいかに大事かということを学んだのが、今の施設を作るうえでの大きな礎となったようです。

昭和41年に定員60名で施設を新設し、老朽化してきたため平成22年くらいに現在ある施設を計画した。

シェア金沢を計画するにあたり、平成18年に小松市野田町である寺の住職がなくなったとき、その地域で住職がいなくなり心のよりどころがなくなり、寺を再生し地域の活性化を図ってほしいとの依頼があり、地域の人ととことん話あったとのことです。

その時の要望が以下のものです。
1) 寺がにぎわいの場所にならないか。
2) 年寄りの働き場所ができないか。
3) ワークシェアリングできる場所ができないか。

以上の要望をなるべく応えるようにするため、温泉を掘り銭湯より安い金額で利用できるようにしたり、また、販売をする場所(居酒屋)を作り、売る人も施設の人であったりと、にぎわいを作ることに力を注いだ、などの経験が今回の計画にいかされたとのことです。


私は今までの話を聞いて大変ショックを受けました。
それは、ここに来るまでは高齢者に向けた、高齢者のために考えられた施設かと思っていたからであり、高齢者を見据えたこれからの社会を考えた、また、地方創成としての日本版CCRCからの発想でなく、この発想が出る前からこの「シェア金沢」がすでに完成されていたことに大変驚かされました。

 

はたして初めから高齢者向けの住宅を先行して考えたこの計画だったら、
このような施設設計になっていたか疑問である。

知的障害者施設の始まりで、いかに地域に受け入れてもらえるか、
との発想から生まれた地域との関わりがこの施設の全てのように思えました。


「シェア金沢」のコンセプト

高齢者デイ
障害を持つ人の働き場所           
一般の人・地域の人が交わる場所の提供
(ごちゃまぜがコンセプト)

・30年前の働き盛りが安心して暮らせる場がほしい。
・児童施設を作るのが目的である。
・高齢者は動物が好き、関わりが持てる。
・サービス付き高齢者住宅。
・近所の方がこの施設を通りぬけて買い物に行ける。
・家から出る場所(憩いの場)がある。

以上のように住む人達ばかりでなく、
地域の宝となるような施設となるような関わりをもつことが大切です、との説明でした。


「協力体制は・・?」
ここに住むということ

・元気な人がヘルパーの免許を取りデイサービスで働く。
・障害者が働く。(施設清掃、レストラン、給食の配食、クリーニング取次、動物の世話など)
・住んでいる人が趣味や特技を披露する。
・小学校の近くであり、小学生に施設内のフットサル場を無料で貸している。
・金沢の大学の生徒が住んでいる。
 低額で利用できるが、月に30時間のボランティア活動をしなければならないが、
 契約には書いていない、自主的に行う。
・共同売店(必要なものを自分たちで購入して年寄りが交代しながら販売している)

サ高住は32戸あり、現在30戸は入居済みとなっており、
半分は石川県内で半分は大阪、東京、神奈川、千葉、遠いところでは、九州から来ている。

以上によりこの「シェア金沢」ができていることを、聞いて見て理解することができました。


「シェア金沢の資金」は

・児童施設  → 石川県
・障害者施設 → 金沢市
・サ高住   → 一人100万、上限4000万円
・木造    → 石川県産は助成
・自己収入  → 温泉・レストラン・他の収入


【シェア金沢を支える人たち】(敷地内施設)
・ハンズプラス クリーニング屋で障害者が働く。
・地域スポーツシステム研究所 
・ガイア自然学校 子供も大人も楽しめる自然の場つくり
・子育て応援1.2.SUN 産前産後からの子育て支援
・ボディケアゆらり タイ式マッサージとエクササイズ
・GROOVY コミュニティデザイン
・MOCK ジャズ喫茶
・KATO KITCHIN STUDIO 食の作る喜びを提供する
・ウクレレパイナ金沢 ウクレレ教室


【シェア金沢の本館施設】
・天然温泉 施設内利用者は無料、施設外の利用者は400円
・ギャラリー 美大生の展示や地域の方の利用も可で無料開放
・ニューももや(レストラン)&野菜市


【暮らす施設】
・サービス付き高齢者向け住宅32戸(アルソック非常通報システム付き)
・アトリエ付き学生向け住宅2戸
・学生向け住宅6戸
・児童入所施設
・児童発達支援センター
・全天候型グラウンド
・日用品、生活雑貨「若松共同売店」
・ブータンセレクトショップ
・ドックラン
・アルパカ牧場

以上の施設からなっており、ここでの生活者と地域の方たちとの関わりの持てる仕掛けが随所にできており、当初この施設の理事長がこの街をつくるコンセプトでの「ごちゃまぜ」を十分理解することができました。


【場内視察状況】
本館に入り小西さんに案内され、研修室に入り一通りの説明を受けた後、
外に出て施設全体の説明のため案内してくださった。

ちょうど私たちが場内の案内をしていただいていた時にも
金沢市議会の議員の方たちも同じように施設の視察に訪れていた。

小西さんは、私達のような視察対応専門に携わっているようであるが、
結構忙しく多くの視察を受け入れているようです。
 
3万平方メートルの広大な敷地であるが、
かたちは住宅エリアの周りを様々な施設で取り囲み余裕のあるスペースがあり、
非常に快適な環境で「生活と楽しみ」を両立している様子がうかがえます。

この施設はちょうど大きな丘の中腹にある施設であるが、
敷地が広大なだけにこの施設を迂回して下の大型スーパーに買い物に行くのが不便であるところを、逆手にとって敷地内に通り抜けができる、散策道が作られ住宅エリアに植木を配置して、小川を作ってあったりと、憩いの場の提供とともに会話も生まれるような雰囲気をつくってあるところは、設計意図が伺えます。

一つ一つの施設の説明はしませんが、伺った日が普段の日ではあったが、普通の生活がそこにあり、特別な一日というような雰囲気ではなく、非常に落ち着いた日常を感ずることができました。

一通り場内を視察したあと、この施設を視察することの条件である昼食をいただくこととなりました。
食事の場所となるのが、本館にある「ニュウももや」で1,500円の視察定食をいただいたが、
ボリュームのある大変おいしい食事も提供できているし、多くの方が食事をとっており、
やはり日常感を持つことができました。



【感 想】
このような施設を見るときに私が一番重要視しているのは「普段感」や「日常感」と思っています。
説明している方はどうしても悪いことは言わないし、
説明でも熱が入り施設を切り盛りしている方の努力を強調されると思っているから、
どれだけ客観的な視点でとらえることができるかだと思います。 

その点、今回の「シェア金沢」を見ての感想は職員の普段さと、
そこにいる方たちの生活がいつも通りと思えるような生活感を感ずることができました。

いままで蓄積してきたノウハウを十分活かされた施設との感想を持ちましたが、
経営内容の説明はさほどなく、ほとんどが補助金でまかなわれており、
固定資産税についても金沢市から減免をもらっているとの話を聞いていると、
これからの高齢者社会を考えると、民間でどこまでやれるのか正直わからない部分が多いですね。

この法人にて白山市に「シェア金沢」以上の日本版CCRCの建設を予定しているとか、
地方創成の号令のもと全国で様々な試みが試されることでしょう。
 
これまで国の政策により、また、国の主導での取り組みがなされてきましたが、
「消滅都市」などの言葉で地方が浮足立ちまた国に踊らされる形での、
拙速な急ごしらえの施策であってはならないと思っています。


さて「日本版CCRC」なるものが、館山市で導入施行できるかどうかが問題ですが、
「シェア金沢」が金沢駅から車で20分くらいの市街地であり、
近くに小学校や大手スーパーが近接していて比較的便利な地にはあるが、
ここでなければならないという理由があるわけでもなくここでの成功が成り立つのか、
これからであるでょうがその意味からいえば、東京から100キロ圏内でなおかつ、
金沢のように冬は50cmの雪も降らない温暖な気候の地であることから、
十分可能ではないかと考えます。

民間の発想と行動力が行政を動かした、その思いはこの施設経営の理念にある
「弱いものを何とか助けたい、そして、ともに生きる」
この力ではないかと、改めて考えたところである。
 







2015-10-06 up


本多成年の視察報告

独居高齢者向け「フローレンス ガーデンハイツ」を視察して


10月1日に館山市議会、文教民生委員会5名にて
社会福祉法人太陽会の独居向けの高齢者住宅「フローレンスガーデンハイツ」を視察しました。

館山市議会文教民生委員会は、全国でいくつかの地方創成の柱としてすでに実践している
日本版CCRC(都市圏からの高齢者が、自らの意志で地方に移り住み、
健康でアクティブな生活を送るとともに、
介護が必要な時に継続的なケアを受けることができる地域づくり)が
館山市においてできる可能性を研究している一環で、今回の視察となりました。



一階のバリアフリー化された20平方メートルのワンルームですが、
一人で暮らすのに十分な生活用品も設置してあり、
ライフリズム付きの緊急通報システムも採用しており、また、二階以上が看護学生寮となって、
多目的室で一緒に料理や食事ができるなど、学生と交流ができることなど、
コンパクトCCRC版といったところの印象を受けました。



ソーシャルワーカーによる24時間365日対応の「ワンストップ相談サービス」がついており、
元気なうちから館山に終の棲家として来ていただき、
一人での生活が困難になったときの支援までできるとのこと、
現在「館山市の基本計画と総合計画」を策定中の館山市にとって、将来設計を模索している中、
東京圏から近く、気候が温暖でしかも全国で様々な災害が発生している中で比較的に災害のない
この地域、医療、介護難民が都会から発生してくるであろう
これからの時代に日本版CCRCについて研究する価値はありそうです。



文教民生委員会では10月中旬に、
石川県金沢市ですでに実践し始めている「シェア金沢」を視察する予定です。

                         文教民生委員会委員・副議長 本多成年






2015-09-30 
 
  平成27年市政報告第3号

本多成年の市政報告

 
ごあいさつ
□平成27年第3回館山市議会定例会における行政一般質問
・公職選挙法成立による18歳選挙権への対応について
広域ごみ処理施設について財政的な裏付けはあるか

□第3回館山市議会定例会における一般議案(抜粋
館山市福祉作業所の指定管理者について
平成26年度決算審査特別委員会での質疑応答
議員発議 これが大事なんです!
情報提供
私の参加する議員視察
第1回議会報告会 必見です。お見逃しなく
おわりに




◆ごあいさ

暑かった夏も終わり「秋の日はつるべ落とし」、
八幡の祭礼を終えると本当に季節が変わった、と言う感じがします。

9月議会は、議案説明と、昨年の締めくくりとなる決算審査がありましたので、
皆さんに関係するような内容について報告させていただきます。

皆さん、議会は議会基本条例ができて、なにか変わったの?と思われているかもしれませんが、
昨年から比べると本当に議会は変わってきています。

それは、これから開催される第1回議会報告会などでもわかるかと思いますが、
自由討議を設けたり、議員発議や付帯決議を付け議会としての意思を明確に表明したり、
これから市民の皆様にも積極的に市政に関わっていただく為、
又、情報の開示の為の施策を行っていく所存です。

是非、議会に関心を持ち、議会傍聴や議会だより等にも関心を持っていただければ幸いです。



◆平成27年第3回館山市議会定例会における行政一般質問

1)
公職選挙法成立による18歳選挙権への対応について教育現場での取り組みや、
子ども会議を開催することは考えていないか。


現在、小学校6年生と中学3年生が社会科の授業で「国・地方公共団体の仕組み」について学習し、
主権者として政治への参加の在り方や民主主義について理解を深める指導を行なっています。

選挙権年齢の引き下げについては、必要な資料を用いて補っていく必要は考えています。
また、こども会議は、子ども達の負担と学校の状況を考えると現状では困難と考えています。

私は今回の18歳の選挙権について国の法改正があった時から
中学生と高校生に模擬議会をやってもらえないか考え、市の教育委員会に訪ねたことがありましたが、
高校生については市の管轄ではないので、
なんとも回答できないが中学生については以前やっていたことがある、とのことでした。

学校で、こと選挙について取り上げることは
公平性、中立性をもって行われなければならず、
学習にあたってはガイドラインが必要と思いますが、子ども会議については、
18歳選挙権を持ったことをキッカケとして、是非開催していただきたいと、
これからも交渉していきたいと思っています。



2)
広域ごみ処理施設について財政的な裏付けはあるか。


現在可燃ごみの処理に係る経費は、年間約5億6800万円かかっています。
このうち、指定袋の収入が8500万円、
差し引き4億8300万円が一般財源となっており毎年の負担となっています。

稼働後31年経っていて、近い将来大規模改修が必要となるので、
現在安房郡市3市1町でごみ処理施設を1か所に集約し効率的で低コストな管理運営を行い、
高性能な処理方式を採用することによるダイオキシン対策の強化や、
併せて高効率な発電も行うことによる環境対策や温暖化対策にも寄与すると考えています。

館山市では、本事業に対する各市相応の負担をしていく前提で、財政運営に努めていきます。
(事業費約212億円のうち、交付金55億、地方債127億、一般財源30億円となる)

組合から現在「シャフト炉方式」で進めてくことでの説明をうけており、
全体的には議会でも理解をしている状況です。

しかしながら、市民の皆様からの疑念があることも承知しています。
新国立競技場の建設では、ゼネコンの見積りに国民が振り回されたことは記憶に新しいところ、
新ゴミ処理場の建設費も業者の言い値見積りだけであっては困ります。

私達議会としても、組合に議員を送って審議に加わっている責任があります。
しっかりした審議と説明責任ははたしていきます。



◆平成27年第3回館山市議会定例会における一般議案(抜粋)

【館山市福祉作業所の指定管理者について
 館山市中里の社会福祉法人安房広域福祉会を指定する】


この指定については、文教民生委員会の中で、中里の家で5月に発覚した会計職員の横領事件が発覚し、
その後の報告もなく、今議会で新たに福祉作業所の指定管理を指定するのは時期尚早ではないかと
意見を言わせていただきました。

同委員会の中で、横領の全容が解明された、7月から会計職員の増員や、
会計担当と出納担当の分離などの改善策が取られていることの説明があったことを考慮し、
次の付帯決議をつけて賛成としました。
1)今回の不祥事の全容解明と責任の所在を明らかにし、再発防止策を講じ信頼回復に努めること。
2)市は当福祉会が管理運営することに対し、厳正な指導監督を行うこと。



【平成26年度決算審査特別委員会での質疑応答】
1)市庁舎エレベーターの設置事業420万円について、運用開始は10月1日から、
  この報告が届くころに動いています。行先表示に配慮します。

2)生活保護事業1億7084万円について、実人数719名で、
  このうち働くようになった方は10名との報告がありました。
  生活保護事業は増加傾向があり、働ける方の就労支援を積極的に実施する必要があります。

3)廃プラスチック処理対策補助金212万円について、
  農協で通常年4回のハウスビニールの回収と昨年は台風被害に対応するため2回追加しました。
  家庭からの少量の物についても農協の組合員でなくとも
  有料ですが受け付けるとのことでしたので、広報などでお知らせします。

4)館山港整備事業315万円について、歩道部の錆と照明の破損の修繕を聞いたところ、
  錆については今のところ考えはない。
  照明については10月末には予算の範囲以内で修理していく、との回答がありました。
  委員からは観光目的の桟橋なので景観も大事であり早い段階での修繕をしてもらいたい、
  との意見がありました。

5)消防団被服購入費858万円について、活動服が通年型である理由をきいたところ、
  以前は夏・冬服2種類を貸与していたが、消防庁の指針により通年型に切り替えたとの説明があり、
  改善を求めました。


  
経常収支比率が2.1ポイント増となり、実質収支比率は0.9ポイント減となっており、
  財政はより厳しくなっています。

  ただ、地方創成に向けた施策は待ったなしで行っていかなければなりません。
  より選択の時代となることは間違いありません。
  平成26年度の決算は数字が適正と認められるので認定することとしました。
  来年への予算に適切に反映できるよう視ていきます。




【議員発議】 
これが大事なんです!!

1)小中学校の遠距離通学費無料化の早期実施を求める決議
2)社会福祉法人安房広域福祉会が館山市福祉作業所の指定管理者に
  指定するについての付帯決議(前項参照)
3)議員が出産のため出席できないとき、
  日数を定めて欠席届の提出についての規定を館山市議会会議規則に追加
4)「館山市立中学校生徒の自死といじめに関する第三者調査委員会」の
  委員の早期委嘱を求める決議



【情報提供】
・平成27年10月から、館山市の25施設の電気は電力の自由化を受けて、
 東京電力から特定規模電気事業者(PPS)の㈱F‐Powerに切り替え、
 年間約1300万円の電気料金削減が見込まれます。

 切り替え費はゼロで、東電とのバックアップ契約があるので停電することなく電力供給できます。


・館山市は先の台風18号により被災された茨城県常総市に
 被災時用に備蓄していたアルファ米1000食分を「一日も早い復旧復興を祈る」
 とのメッセージをつけて支援物資として届けました。

 又、現在市役所一階受付窓口で11月30日まで、
 現金のみの義援金を受け付けていますのでご協力お願いします。



【私の参加する議員視察】 皆さんご理解ください!

◇10月7日~9日
議員会派:市民クラブ 
視察先 :長野県長野市
     ・全国都市問題会議(テーマ:都市の魅力づくりと交流・定住)
     ・小布施町    (町起こし会社ア・ラ小布施)

◇10月14日~16日 
常任委員会:文教民生委員会
視察先  :石川県金沢市 他
      ・金沢市 シェア金沢  (地方版CCRC:都市からの高齢者移住)
      ・白山市 公立つるぎ病院(地域包括ケア病院)
      ・氷見市 氷見市役所  (高校の廃校利用の市役所)

◇10月26日~27日
議員会派:市民クラブ
特別研修:千葉市幕張
     ・市町村アカデミー(市町村議員特別セミナー)


会派での視察及び勉強会は年間10万円の政務活動費から、
また、委員会での視察は議会費から捻出されています。
旅費や宿泊費に使われ、食費等は含まれません。

視察報告書を提出し館山市において施策提言に資するなど、行政に役立つよう努めています。
尚、次年度に会計報告を行い、皆さんに開示させていただいています。



【第1回議会報告会】 
必見です。お見逃しなく!!

日時:10月31日(土)10:00~11:30
場所:一中学区 那古地区公民館    (来年はお休み)
  :ニ中学区 豊津ホール     (本多成年は、ここにおります)
  :三中学区 菜の花ホール
  :房南学区 平成28年度に実施します(ごめんなさい)


議員が18名(6名で3班)ですので3会場での対応しかできません。
どちらの会場に行っても結構ですが、議員の出身地区での割り振りではありませんので、
どの会場に誰が担当しているか事務局にお尋ねください。



◆おわりに

7月から館山市議会として各会派でまとまりインターネット上でホームページを立ち上げ、
各会派の、そして議員個人の理念や目指す政策などを皆さんに観ていただけるようになりました。

これにより議員それぞれの発信力が試されることになります。

皆さん是非、視ていてください。
ホームページアドレス http://www.awanew.com

                                       
本多成年





 2015-08-10 
 
 「鳥獣対策用の電気柵」 視察報告
 
 
鳥獣対策用の電気柵についての考察

7月21日に館山市から、このようなメールが入りました。

7月19日に静岡県伊豆町で、電気柵が原因と思われる事故が発生しました。
正常に設置された電気柵は、触れても人体に危険を及ぼすものではありませんが、
不用意に電線に触れないように注意しましょう。
また、電気柵を設置している方は、正しく設置されているか、今一度点検しましょう。
以上のメールでした。


その後、何日かたって私の友人であり、また電気柵を実際に設置している方から電話があり、
そのメールについての、ご意見を伺いました。

伊豆町での事故と言っていいのか、私は事件といってもいいと思っているのですが、
その方は、基本的に館山で設置している電気柵はバッテリーによる直流型の電気柵であり、
伊豆町で設置されていた家庭用電源を使用した交流タイプで、
基本的に漏電遮断機を附けなければならず、電線が切れ尚且つ、
水に触れるようであれば、必ず電気が流れなくなるようになっていなければならず、
このような事故は、あり得ないとのことでした。


事件・事故があるところ必ず過失があること、夏休みで子供たちが川遊びをしていることなど、
普段お年寄りしか住んでいないようなところでは、思いもつかなかった、油断をしていたのかな、
と思いました。

しかしながら、その代償はあまりにも大きく、くやまれたことでしょう。 
その方、曰く、直流型の電気柵でも、子供などは柵に触れた時のショックはかなり大きなものとなり、
通学路などの路肩近くに設置してあるのを見かけるが、注意したほうが良い、と言っておられました。


また、設置に関しても
1)電線は地面から1段目は20cm以下にして張ること、 
  そうでないと「うりぼう」などはくぐってしまうとのこと。
2)昼間通電するときは、通電中の看板を間隔を狭くして設置すること。
3)電線がたるまないようにすること。   
4)雑木林等が近いときは近くを伐採し、明るくしておくこと。 
 
最近設置された電気柵 
 
以上の話をしていただきました。 
また、最近設置したばかりのところがあるから見てください(上記写真)、と言われ、 
早速、九重地区のある場所に行ってきました。

“設置の基本ですよ”と言われてきましたが、 
なるほど判りやすく、誰が見ても理解できるな~、と感心させられました。


館山市は電気柵の設置に補助制度を設け、奨励しておりますが、 
こと安全に関しては、今まで論ずることがなかったように思われます。

これを契機にもっと考えてみましょう。






2015-08-07


平成27年市政報告第2号

本多成年の市政報告


ごあいさつ

ペットボトル訴訟についての千葉地裁判決について

安心・安全な館山の海水浴場の確保に関する条例の制定

新体制での特別委員会の設置

自由討議会の開催

議案の賛否の明確化

議会報告会の開催

平成27年度議会役職・本多成年

おわりに




 
ごあいさつ

4月に3期目の館山市議会議員選挙があり、
皆さんのご支援のおかげをもちまして当選を果たすことができましたこと、
改めてこの紙面にて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

獲得票数については、大変ご心配をお掛けした次第ですが、
これもわたしの不徳の致すところであり、二期八年皆様と共に考え、行動してきた議員活動を見直し、
議員として如何にしてあるべきかを、再度考えてみる機会を頂戴したと考えています。

ただ、いままで議員として議会においての行政一般質問を欠かさずやってまいりましたが、
平成27年、今年一年は副議長としての職を頂戴し、慣例により、一般質問など本会議での質問は、
議長の代役がいつでもできるよう副議長の職を辞するまで控えることとなっていますので、
同僚議員の取り上げた問題等は市民の問題として私の市政報告で取り上げさせていただき、
今後とも議会での活動を市政報告として皆さんにお知らせさせていただきます。

また、市民の皆さんの要望や、疑問等も会派を通して、質問しながら明らかにしてまいります。



□平成27年第1回館山市議会定例会における行政一般質問


ペットボトル訴訟についての千葉地裁判決について

今議会でも行政一般質問で何人かの議員がこの裁判の結果について行政側の見解を問いただしました。
館山市が、平成24年度にアンビ環境㈱と契約したペットボトル処理業務委託に関する、
次の点について請求
金丸館山市長及びアンビ環境㈱に対する適正価格を超える分の債務不履行又は不法行為に基づく
損害賠償請求、並びに容器包装リサイクル協会に引き渡していないペットボトル分の損害賠償請求
又は不当利得返還請求について

裁判の経過
平成25年7月 2日 提訴
平成25年8月27日 第一回口頭弁論
平成27年2月27日 第二回口頭弁論(結審)
平成27年5月26日 判決言い渡し

判決の内容 原告らの請求をいずれも棄却
本訴訟に関する弁護費用の現在の支出額2,115,000円、
今後の支出は成功報酬がかかる見込み(この費用は全て税金です)

以上の判決がでての執行部の見解は、一部の人が行政の取り組みについて歪曲して解釈したもので、
当然の結果のごとく述べていました。

「自分たちが正しい、間違ったことはしていない」、であれば業務について委託契約をつづけ、
競争入札にする必要もなかったでしょうし、
また、無駄な業務をしているとの指摘も受けなかったでしょう。


ちょうど私が建設経済委員会の委員長をしているときに、
一部の方からの指摘を踏まえ、近隣市の状況を調査したときに、
他市との業務の違いはあれど、確かに委託金額に数倍の差があったのが事実として判明しており、
その結果をみて訴訟に踏み切ったものと考えています。

判決は原告棄却と言えども、行政のおごりが私は出たように感じています。

皆、誰しも間違えや過ちは犯しますが、過ちを指摘されたとき、素直に認め正していくことこそが、
信頼される行政として市民が認めてくださるのではないかと思います。

社会の様々なしがらみや義理、恩義などで市民の中でも悪習と言われるものもあるかと思いますが、
行政でのそんな悪習も中にはあるのではないか、
そんな例が今回の騒動の結末と言えるのではないかと考えています。

行政は認め、素直に反省し、それから改めるべきです。



□平成27年第1回館山市議会定例会における一般議案(抜粋)


安心・安全な館山の海水浴場の確保に関する条例の制定について

これまで館山市では、「海・浜のルールブック」を策定し、
海を楽しむ方々にマナーとしての啓発活動をしてきましたが、なかなか改善できない状況がありました。


そこで、そのマナー違反の人達に対する指導の根拠として条例化をしたほうが良いのではないか、
とのことから条例化に踏み切りました。

千葉県では初の条例となりました。

広報で市民にはお知らせしますが、該当する海水浴場には掲示板を設置するなどの周知をし、
関係機関の協力を得て海水浴場の開設期間の間、安全で安心して利用ができるよう賛成しました。



□議員発議事項


新体制での特別委員会の設置について

第二回定例会において次の2特別委員会を設置しました。
議長・副議長は委員となることができないのですが、
両特別委員会にはオブザーバーとして参加しますので、席上では発言させていただきます。


【地域資源有効活用特別委員会】
1)館山湾の利用促進に関すること
2)食のまちづくり計画に関すること
3)その他地域資源の有効活用に関すること

館山港湾・公有地の2委員会が1つに統合された形で、
今後の防災を含めた海岸整備や公設市場跡地での都市間交流施設を含む活性化策の検討などについての
取り組みを調査研究しようとするものです。


【議会改革特別委員会】
1) 館山市議会政治倫理条例に関すること
2) その他議会改革に関すること

改選前に館山市議会基本条例を制定し、新たに当選された議員の皆さんと共に、
出来ればこの1年間で政治倫理条例を作らなければと考えています。

議員としての発言・行動は一般市民の言動に比べ大変注目もされ、
その責任は大変重いものがあると思います。


根拠がなく、仮定や推測だけで固められた発言がさも事実であるかのような内容のものであったり、
一部の意見が誘導される形で結論づけられたりと、

市の職員と市民の間に非常に密接な関係の中にいる議員の言動には、
それだけ注意しなければならないからですが、
あくまで言論の自由を妨げるものであってはならないことが前提です。


是非、新しい見識を含んだ今後の議論で、
より市民に信頼される議会・議員となれるような委員会になるようにしたいと考えています。


自由討議会の開催について

今回、議会基本条例にて、情報開示と議会報告会が目玉となる条例ですが、
もう一つ大事なものが自由討議を規定したことです。

自由討議は今までの議会が、主に議会側が執行部側に対し、質問や提案をしてきたこととは異なり、
議員同士が一つの問題についてお互いに議論をしようとするものです。


当たり前の事のようですが、私が館山市議会に入ってからは、
会派等では議論を重ねたことはありますが、会派を超えて議員同士で議論する機会はあまりなく、
今後増えるであろう、市民を巻き込んで論ずる場所の前に議員同士で議論をする場を設けることは、
今回の条例の中でも、大きな変革を生むものと期待しています。

実施するに当たっては、
1) 議長が自由討議の必要を認めたとき。
2) 議員4名以上が自由討議を要望したとき。
3) 委員会が自由討議を要望したとき。
以上の必要を議長に申し入れ、議会運営委員会に通知し、日時を決定し召集するとしています。

開催にあたっては、討議の要旨を記録し、必要があると認めるときは、
議会報告会で市民に報告するとしました。

これは、結論を求めるものではなく、あくまで議員同士の議題に対する認識を深めようとするものです。


議案の賛否の明確化

今までの議会では、提出された議案に対し、議員個人の議案に対する賛否は公開されていませんでした。

議会だよりで皆さんに公開されている範囲は賛成多数か、
または全会一致において原案可決か否決との議決結果だけでありました。 
 
今議会(第2回定例会)から全ての議案について議員個人の賛否を表示することとなりました。

これも議会基本条例にて定めたことであり、
説明責任を果たしていこうとの議会の表れと受け取っていただきたいと思います。  
 

議会報告会の開催について
 
議会基本条例にて、開催を約束した議会報告会の開催を今議会にて決定しました。 
日程等についてはまだ詳しい説明はできませんが、10月末あたりと、報告しておきます。

市民の皆さんへの広報については広報紙「だん暖たてやま」や房日新聞等でお知らせします。 


 
平成27年度議会役職    
 
本多成年
□館山市議会 副議長  
□館山市議会 文教民生委員会委会 (常任委員会)


おわりに
 
平成27年度、この一年間は議員としての活動は、
議会として副議長の役をいただいた中で、どのような活動をしていくのか模索しているところです。

慣例により本会議での質問はできませんが、様々な会合に出る機会をいただき普段、
議員であるだけの活動に加え、他市の議会や行政と関わることで館山市の現状が、
より見えてきますし、改めて館山市議会を見つめなおし、より館山市の為になるような議員として
いかにあるべきかをこの一年で勉強させていただきたいと考えています。
 
本多成年後援会       ☎ 0470 (22) 8252(ファックス同)  






2015-07-30掲載分


平成27年 市政報告 第1号

本多成年の「市政報告」


ごあいさつ

平成27年第1回館山市議会定例会における行政一般質問

平成27年第1回館山市議会定例会における一般議案

平成27年度組織について(地方創生に向けた取り組み)

市内47か所に津波避難場所案内標識を設置

おわりに



 
ごあいさつ 
春も一段と感じられる季節となってまいりました。
今議会は「地方創生元年」と呼んでもいい議会であったように思います。

平成27年度予算の成立をし、地方創生に向けた取り組みを一つ一つ実行していくなかで、
民間の皆さんのお知恵を借りながら、館山市の生き残りをかけた総合戦略をこれから一年間かけて
作っていく作業を始めます。

今年、平成27年から、おおよそ5年間が本当の正念場の年になるでしょう。
消滅都市とならないよう真剣に議論していく一年となることと思います。



平成27年 第1回 館山市議会定例会における行政一般質問

1) 介護保険制度改革における介護報酬引き下げについて

介護の担い手不足や処遇の改善につながるのか、また 
元気な高齢者ボランティアが介護の分野で、活躍できるようにならないか質問しました。

平成27年度介護報酬改定においては、地域包括ケアの推進を踏まえ、全体でマイナス2.27%の
改定率が示されました。
しかし、介護人材確保対策を推進するため、介護職員処遇改善加算が拡充され、
介護職員の賃金が上がることにより、介護の担い手不足が解消されることを期待している。

介護ボランティアについては、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年に向けて、
医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体化に提供される、地域包括ケアシステムの構築に
努めています。

今後、ますますひとり暮らしや、支援を必要とする高齢者がいるなかで生活支援の必要性が
増加することから、積極的に生活支援の担い手として、支援が必要な高齢者を支えることで、
自身の生きがいづくりや、介護予防につなげていくことが重要と考えています。


都道府県別の健康寿命で千葉県は男が第3位、女が第27位と、元気な高齢者が多く、
また、高齢者の社会参加活動への考え方に関するアンケートでは、活動に参加したいと
考えている方は約7割もあり、社会参加しているひとは認知症になりづらいとのデータもあります。

要支援での高齢者ボランティアについて、この元気な高齢者の方々に是非働いていただきたい、
働きたいと言っている方もいらっしゃる、しかし、現在そのような方を受け入れ、
手配するような団体、組織もなく、市が進める地域包括ケアでの組織づくりを早急に進める
必要があると提言しました。


この組織では、高齢者ができる介護の手伝いとしてどのようなことが可能なのか、
また、危険な行為や出来ないことなどをしっかり学ぶことができる機関も必要であり、
高齢者ボランティアに対する事故防止も十分なされなければならないと考えています。

しかし、介護事業者の負担増も懸念されることから、中小の介護事業者に対する支援についても
十分目配りをする必要があります。


いずれにせよ、国はこの改革により、市がボランティアやNPO、企業に委託し、
効率化を図るのが狙いとは思いますが、その国の思惑通りにできるのか、要支援の一部が市の事業
となることにより、市の事務負担と財政負担だけが増えるような改革であれば、
見直しを図っていかなければならないと考えています。



2) まち・ひと・しごと創生法成立後の具体的な施策について聞きました。

現在、庁内横断的な協議、検討を進め、各界各層からの委員からなる「館山市総合計画審議会」に
おいて館山市の地域課題について、取り巻く環境や人口動向などの基礎調査や市民アンケートから
審議していただき、平成27年度中に策定し、その結果をもとに平成28年以降、総合戦略に基づく、
具体的な取り組みを行っていくこととなります。

平成27年度は館山市においては国からの交付金は、交付限度額として「地域消費喚起・生活支援型」
の交付金は8064万円、「地方創生先行型」交付金は5057万円と提示されており、
プレミアム商品券や移住者に対するリフォーム補助金などの形となり、皆様にご提示できるものと
思います。

平成27年での施策「雇用」「企業誘致」「移住・定住」を進めるなかで、
「館山版総合戦略」に基づき、人口減少の克服と地方創生の実現を目指し、
関連する施策を展開していきます。


どうですか、皆さん。

上の計画や施策を見て、どうすれば地方の一小都市、館山の人口減少や新たな雇用の創出が
生まれるようになるか理解できますか。

プレミアム商品券にしても、商品券として出回ってしまえば、それで終わり。
大きな消費を生む効果は大にしても、その効果が継続するようなものでは無い訳で。

平成28年以降の交付金の使い方にしても、
国はいままでの使い切ってしまえば良いという交付金と違い、その効果を検証し、
継続できるような効果のある事業でなければ交付金は出さない、と言っているのです。


今回の地方創生法成立後の地方の施策を後押しする国の姿勢は、知恵を出し、
自ら考え継続できるような事業を創出しなさい。
そうでなければ、あなたの自治体は無くなるんですよ、と言っているのです。

危機感を持ち、官民一体となって取り組むことが今求められているのです。

12月の市政報告で「地方創生法成立は地方再生の特効薬とならない。」
との報告をさせていただきましたが、これに賭ける価値は有りそうです。



平成27年第1回館山市議会定例会における一般議案(抜粋)

1) 館山市いじめ防止対策推進条例の制定

千葉県いじめ防止対策推進条例が制定され、いじめ対策に関する国及び県の方針が決定され、
今回館山市においてもようやく法律との協議を終え、提出され成立しました。

【主な規定内容】
(1) いじめ防止対策に関する基本理念
(2) 市、学校及び保護者の責務並びに児童生徒及び市民の役割
(3) 館山市いじめ防止基本方針の策定
(4) 学校いじめ防止基本方針の策定
(5) 館山市いじめ問題対策連絡協議会の設置
(6) 館山市いじめ調査委員会の設置

平成27年4月1日より施行となりますが、
条例が出来たからと言っていじめがなくなるわけではありません。

上記で示された各立場の方達が、それぞれ役割を果たし、一体となった取組が必要となる訳ですが、
まずはいじめの「見える化」を図ることが重要と考えています。

川崎での事件でもそうですが、それらしい信号は出ているのです。
その信号をどう分析し、重要であるかを誰かが判断することだと思います。


2) 館山市小規模埋立て等による
   土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定 

今回の改正について細かい改正内容は説明しませんが、
安全基準に適合しない土砂等の埋立ての禁止や、市長が必要な措置命令を行うことができる規定を追加、
立ち入り検査の際の土砂の提供などを示し、埋立てに使用する土砂の安全性の確認を強化しました。

他には、法を順守出来ない事業者の申請を制限することにより、
責任ある事業者のみが事業を行えるようにしました。

また、市の責務として、県許可の事業に対して、市の意見を反映することを努める事項を新設しました。
これにより小規模埋立てについては法例を守れない事業者を締め出すことが可能になると考えます。
今後は皆様のご意見を伺いながら、
県許可の条例について他市の意見を聞きながら取り組んでいくことになります。



平成27年度組織について(地方創生に向けた取り組み)

(1) 商工観光課に「雇用定住担当課長」「雇用定住係」を配置し、雇用、企業誘致、移住定住への
    対応を強化するため新設する。

(2) 農水産課に「食のまちづくり担当課長」「食のまちづくり係」を配置し
    食のまちづくりを推進するために新設する。

(3) スポーツ課に「スポーツキャンプ誘致担当主幹」を配置し、
   オリンピック・パラリンピックに向けたキャンプ誘致を推進する。

(4) 高齢者福祉課に「包括ケア担当主幹」「包括ケア係」を配置し、
    地域包括ケアシステムの構築を行う。

(5) 社会安全課に「危機管理監」を配置し、市の地域防災力を高める。

以上の課を新設し、新たな人口減少・新雇用創出に対応できるようにとのことだとは思いますが、
雇用定住担当課などは市役所本館に置くべきと思っています。
 
商工観光課が渚の駅にあり、市外から来た相談者などは、本庁舎にきてから、
「渚の駅に行ってください」では、たらい回しにされた感が歪めない、とはっきり言われてしまいます。
そんなことでは、市の対応を評価していただけませんね。



市内47か所に津波避難場所案内標識を設置

設置した標識は、周辺の津波避難場所を表示しているのは3種類。

(1) 案内地図標識 海水浴場や市民運動場、夕日桟橋など18か所に設置
(2) 津波一時避難ビル標識 市と協定を結んでいる18施設、21か所に設置
(3) 指定避難所標識 津波避難場所の指定している小中学校など8か所に設置

避難場所に対する標識の設置率は未だ約4割となっており、まだ整備を進めなければならないが、
私たち市民もこの標識などの確認を訓練等で理解し、避難場所までのルートを確認するなど
市民としての自助・共助の部分でしっかりと活用していかなければ意味のないこととなってしまいます。



・おわりに
この報告をもって八年間、二期最後の報告となりました。
この八年の間、議員としての初心「未来ある子供たちのためにを自分の仕事と思いやってまいりました」

その間、学童クラブ助成の拡大や元気な広場の拡充、子供医療費の助成を訴え成果を上げて来たところ
ではありますが、将来における人口減少をどのような対策を講じていくのか道半ばではあります。

これからも、模索しながら自分のライフワークとして、取り組んでいく所存でございます。
ありがとうございます。

本多成年後援会   ☎ 0470 (22) 8252(ファックス同) 






2015-07-23掲載
 

平成26年12月 市政報告 第4号

本多成年の「市政報告」


ごあいさつ

平成26年 第4回館山市議会定例会における行政一般質問

館山市学童クラブ設置条例の制定について

JR内房線特急さざなみの減便と平日の君津以南の運航廃止について

おわりに



ごあいさつ
11月に3選を果たした金丸市長を迎える12月議会。
これから迎える4年間の公約について市長の手腕を問う質問が相次ぎ、
早くも議会と執行部との論戦の火ぶたが切られた感じであります。

その中で私も皆様からの関心の高い、声をかけていただいた質問をどんどんしていくつもりです。
 
また、12月には衆議院の解散にともなう選挙があり、自民党、公明党の連立政権が
衆議院の三分の二を占めるという圧勝をし、それこそ憲法改正を伴う集団的自衛権の行使の確立など、
数に物をいわせて問うてくるのか、国民投票などの事態が起こるのか、
これからの国、県、市の行く末を考えるのは、
ほんとに国会議員やその他議員に任せておけば良いという時代ではないのです。
もっと国の事、地方の事、館山市の事を他人事と思わず、まずは選挙に行くことだと思います。
一人の意見は一人ですけど、必ずその意見は集まり力となります。

もっと身近な話としては、地方の復興、少子化問題など今、 話題となっている地方創生については、
自分が取り組む最大の課題と思い、これから取り組んでいくつもりです。



平成26年第4回館山市議会定例会における行政一般質問

1)地方創生関連2法が成立しましたが、今後の人口減対策について
あき家バンク制度を含めた、空き家対策はどうか。
また、来年度以降、予算に反映させたい雇用創出の政策は考えているか。
どのような分野での施策に重点を置くのか。
地方創生関連2法案成立は地方自治体の特効薬となりえるのか。
 
空き家には、老朽化した防災上危険な空き家や空き家バンクへの登録で有効活用が見込まれる空き家
など様々な空き家が存在します 。
市では、実際に空き家対策に取組んでいる安房消防本部、館山消防署及び安房土木事務所、館山警察署、
消防団などの関係機関及び空き家を把握している町内会と連携し、
老朽危険空き家等対策会議を平成27年1月に立ち上げる予定。

この対策会議では、各機関が抱えている空き家対策の課題の共有や対策を検討するだけでなく、
モデル地区による空き家の実態調査についても検討する予定です。

この実態調査は、防災上危険な空き家と有効活用が期待できる空き家を把握し、
防災上危険な空き家にたいしては災害を未然に防ぐ取組を行い、
有効活用が期待できる空き家は空き家バンク制度の運用につなげていくことを目的としています。

このような取り組みを進めるとともに、館山市の長期的な空き家対策の方針について、
成立した空き家等対策の推進に関する特別措置法や国の基本指針を踏まえながら、
老朽危険空き家等対策会議で検討したいと考えています。

空き家バンク制度は、これまで26件の物件登録があり、
そのうち23件の物件に移住者が入居しています。
今後は市長公約に示した通り、空き家を取得して移住定住した人に対して固定資産税相当額を
3年間助成する制度を平成28年には定めたい。

2点目の来年度に反映させたい政策は、市ではこれまで、
中小企業者を対象とした市独自の緊急雇用促進助成金、起業支援事業補助金といった制度を構築し、
雇用の創出を図る一方、「ジョブサポート事業」で求職者と企業とのマッチングイベントや
就職セミナーなどを実施し、雇用機会の創出を図ってきました。
これを継続していくとともに、企業誘致も実施するための予算も検討していきます。
今後、地方創生関連法案に関する具体的な支援策等が示された時点で、
その活用について検討していきますが、これまでも人口減少に歯止めをかけるために取り組んできた、
少子化対策、雇用の創出、移住・定住の促進をはじめ、農漁業・観光の活性化などの
経済振興施策等を推進し、的確に対応していきたいと考えています。
関連2法案の地方自治体への効果ですが、直ちに特効薬となるものではないと考えています。
国と地方が総力を挙げて取り組むべき最重要課題です。

[私見】
地方創生関連2法が成立した後、衆議院解散選挙で自民・公明連立政権が圧倒的多数で勝利しました。
さて、これから地方創生、地方がはたして政府の言う「地方の創生無くして、
日本の創生はあり得ない」の通り地方の自治体の経済が大都市の景気、
大企業の景気と同様の実感が得られるような状況になっていくことができるのでありましょうか。

石破地方創生担当大臣が言っている
「やる気のある姿勢とその計画がはっきり示すことができる自治体には金はだします。」については、
所詮上から目線の感じはするのですが、そうは言っても金をだすのは国ですから、
館山としても十分精査したうえでの計画を出すよう、検証していきます。



2)10月に千葉県と館山市が主催の地域防災力向上セミナーがあり、
災害時の避難支援などに役立つとのことから、高齢者世帯や障害者の名簿を作成し自治会などに
提供するなどの政策についての話がありましが、どのような施策としてでてくるのか。
また、先日の長野地震などから学ぶことで、今後の避難や共助について自主防災会の在り方や
支援の方法について、どのように考えているか。

「避難行動要支援者名簿」についてですが、昨年の災害対策基本法改正により、
市町村長は、高齢者、障害者等の災害時の避難に特に配慮を要する者について名簿を作成し、
本人からの同意を得て消防、民生委員等の関係者にあらかじめ情報提供することとされました。

館山市では、昨年度までに、館山市地域防災計画に「災害時要援護者対策計画」を加え、
「館山市災害時要援護者避難支援プラン全体計画」を策定し、避難支援の対象者の範囲や必要となる
情報収集の方法等を定めたところです。

名簿の作成は、これまで館山市社会福祉協議会が整備している「地域福祉世帯票」や介護保険、
傷害者等のデータを活用し情報収集をしてきました。
今後は支援対象者の同意を得るとともに個々の支援対象者の状況に合わせた
「避難支援プラン個別計画」の作成をすすめていきます。

最近の災害や地震を受けた後の避難や自主防災会の在り方などについては、いずれも、
高い防災意識と日頃からの隣近所の付き合いのたまものだと認識しています。
まさに、「近助の精神」です。

近助の精神の重要性を訴えるとともに、自主防災会が主体となって、近助の意識を広げていくように、
地域の防災リーダーとなる人材を育成するため、防災士養成研修を実施したいと考えています。

【私見】
この質問は、現在多くの地域で自主防災会が作られ、地域の防災の要となるようハード・ソフト両面
から行政と自治会と連携しながら実践する組織としての取組をしているところではありますが、
実際に避難なり、支援するリーダーの育成が課題と思っていましたので、取り上げた次第です。

また、要支援者に対して、東日本大震災でお馴染みとなった「てんでんこ」の精神から言うと、
弱者の切り捨てになってしまうのではないか、との懸念がありましたので、助けるための手段として
名簿の作成と個別の避難計画が必要との思いからでありましたので、
今回の回答は非常に心強いものとなっていると思いますし、今後はその状況を常々報告をしていきます。
また、「防災士」を地域で何人か育成し、リーダーとなってもらうことは是非、
近々実現するよう要望していきます。



館山市学童クラブ設置条例の制定について

いままで父母会で運営していた学童クラブが来年から公設学童クラブとなることが今議会で決まりました。
8年間、学童クラブの応援をしてきた私としては感慨無量の感はありますが、
公設にあたってはしっかりと検証し良いものになるようにしていきます。

これまで現学童クラブの保護者、指導者等と協議を重ね、
船形・那古・北条・館山・豊房・館野・九重の7クラブを公設化することとし、
神戸学童クラブのみ従来の保護者会での運営となりました。

委託先は公募型プロポーザルを実施し3社の申し込みがあり、審査の結果、
株式会社アンフィニ(本社:茨城県つくばみらい市)に決定し、
平成27年4月から業務委託に向け調整しています。

運営費は公設化した場合、開設時間には最低2人以上の指導員を置くことや、
今まで以上の児童の受け入れに対応できるよう人員配置を厚くするなど、
受け入れ体制の充実を図るため、運営委託料は、およそ7千万円となるので、
平成25年度の各学童クラブの決算合計の2千7百万円に比べ2.5倍以上に増加する見込みです。

【私見】
少子化を食い止める施策として、様々な取組があると思いますが、これからは働いている女性が結婚し、
子供を授かってからまた復職し、子育てを安心してできるかどうかが鍵となってくるものと思われます。
子育てに関して、他市との差別化ができるか、ではないでしょうか。



JR内房線特急さざなみの減便と平日の君津以南の運行廃止について

来年3月14日のダイヤ改正で、平日の君津以南の特急が廃止されることになり、
このニュースに安房地域で大きな激震がはしりました。
早速、館山市としては民間団体を率いてJR東日本に要望活動をし、早い対応を見せました。

これに対し館山市議会としても25日の最終日、同様な見直しを求める意見書を可決し、
行政監督官庁に対しJR東日本に対し見直しを求めました。

ただ館山市以外はすでに、議会も終了しておりましたので、
安房全体での要望が出来なかったことは非常に残念ではありましたが、
何とか他の方法を使い安房地域全体で要望していきます。

私はJR東日本の今回の特急の取り扱いについては、
JR東日本とJRバス関東、その他のバス運行事業者による電車・バスの利便性の問題や競争による
ところであり、利用者にその責任の全てを転嫁することになるのではないかとの懸念があります。

東京―館山間の交通システムの構築は特急の減便や廃止での対応ではなく、
全交通システムの中で総合的に調整・判断すべきと考えます。
よって、全ての旅客交通に係わる事業者・自治体で協議すべきであり、
再考していただくことを強く望むものであります。


おわりに 
地域の諸問題も確実に取り組んでまいります。
町内の困り事、行政に対するご要望は下記連絡先にお電話ください。
本多成年後援会   ☎ 0470 (22) 8252(ファックス同






2015-07-16掲載


 平成26年9月 市政報告 第3号

本多成年の「市政報告」


ごあいさつ

平成26年 第3回館山市議会定例会における行政一般質問

館山市一般会計補正予算(第5号)主なものについて

現在進行形(残土条例の改正に向けて)

本多成年の市政雑談会の報告

おわりに


 
・ごあいさつ 
6月の市政報告で皆さんにお約束させていただきましたが、9月議会では2期8年の決算議会と考え、
ここで表明させていただきますが3期目に向け「皆さんの声をそして未来ある子供たちのため」を
実践する議員として成れるのかどうか是非、査定をしてみてください。 
 
議員は皆さんの前で自分の意見や考え方を見ていただける場は、本会議の議場ではありますが、 
それだけではない日頃の活動をどう皆さんにわかっていただけるか、
それは側溝を造ってくれと頼まれたのが出来て、報告をするのとは異なり、
館山市のこれからを皆さんとともに考え、それをどう形や形態(条例)にし、  
そしてその成果を皆さんに報告できるのか。 
これからの議員はそこまでをも求められると自覚する自分があるからです。 
 
 
 
平成26年第3回館山市議会定例会における行政一般質問
 
1)温水プール及び老人福祉センターの存続についてはどう考えているか。 
この問題は市民の皆さんから提議され、何度か執行部側の見解を聞いてきましたが、
再度、福祉の面からも聞いてみました。 
温水プール及び老人福祉センターの存続にていてですが、温水プールについては既存のボイラーを
維持管理しながら、今後も開所していく考えです。   
 
また、湊の老人福祉センターについては、現在、なのはなシニア連合会の集会や、
高齢者のリフレッシュ教室、入浴の利用など、高齢者の憩いの場となっており、
これからも施設の安全に配慮しながら維持管理に努め、開所していく考えです。  
 
尚、「出野尾老人福祉センターについては、今後、焼却施設の整備に合わせ検討していきます」
との回答でありましたが、さてこの回答をどう皆さんは受け止めますか。 
 
温水プールにしても木造の老人福祉センターにしても建物の耐震については
お墨付きを得てはおりますが、とにかくボイラーが問題なわけです。  
今回の質問においてはお風呂についても問題としました。  
と言うのは、このお風呂が市民の皆さんの生活にとって必要とされている大事な役割も果たしている
ことも強調させていただきました。 
 
近年公衆浴場が無くなり、皆さん自宅の風呂の利用が当たり前のようではありますが、
そうでもない方が多くいらっしゃることも判りましてその重要性を再確認した次第です。 
 
プールはお年寄りの健康維持のため、年間を通しての子供の成長や運動機能向上のため、
お風呂は生活にとって必要不可欠な存在、いずれにしてもボイラーさえ稼働できるようであれば、
存続はできるとしていますので、昨年よりは前向きな回答を得たと思っています。  
 
 
2)館野・九重地区における歴史、自然を生かした地域振興策について行政の今後の計画 
1点目、旧公設市場跡地については、一次産業だけでなく食を軸とした地域産業全体の活性化を目指し
「食のまちづくり」の拠点として整備していく。 
今年11月から造成を始め、当面は軽トラ市などのイベント地として活用し、拠点計画は年度内に 
完了予定としています。 
 
2点目、稲村城跡の国史跡指定後の利用については、地元稲区に館山市が草刈などを委託し、 
現在見学者が城跡を散策出来るようになっています。 
これからは来訪者のために説明板や誘導標識、仮設トイレ、仮設駐車場などの整備を進める必要が 
あると考えています。
 
3点目、工業団地跡地利用については、現在、千葉県企業庁と協議が終わり、 
館山市に所有権移転登記が完了したところであり、地元の意向を踏まえ
「館山:里見の山里整備事業基本計画」を基本に、調査・検討をすすめていきます。  
 
具体的にはキャンプ場・バーベキュー・釣りエリア・仮称「歴史の道:里見古道」などを 
整備していくことになります。 
まずなぜこの問題をとりあげたのか、と言うことです。 
 
私が議員になってからの農政、ことこの館野・九重地区での活性化がなかなか進まない現状が
あったからです。 
 
海に向かった政策ばかりに目がいき易くありますが、ようやく渚の駅関連施設が形になり、
これから民間の力をここからは見せていただき、是非館山の観光の中核として頑張っていただきたい
ところではありますが、この地域では農産物の宝庫でありながら、販売については、   
やはり力不足の面は歪めず、そこに「観る・楽しむ」の要素がままならないところでの人の流れが 
この地域に止まらない。 
 
これが現状ではないのかな、と思うからです。 
いま「3つの矢」を挙げさせていただきましたが、なんとしてもこの3つの矢を同時進行で
進めなければこの地域の発展は無いと思っています。  
 
また、この地域、館野・九重地区の発展なくして館山市の発展はない、
との強い決意をもって今後も取り組んでいきます。 
 
 
 
館山市一般会計補正予算(第5号)主なものについて
 
1)市庁舎(本館)エレベーター設置事業(詳細設計) 378万円
議会でも何度か取上げていましたが、詳細設計のみの計上ですが、  
ようやく平成27年上半期に定員11名で1階会計局前に設置することが決まり、 
市役所のバリアフリー化を一層進めることができると思います。 
 
2)学童保育事業補助金(館山スマイル追加) 115万9千円
今年、館山スマイルクラブが国庫補助基準(年、平均児童数20名以上)を満たすことになった為、  
補助金額の増額となりましたが、平成27年から平成29年まで学童保育事業運営委託料を
債務負担行為として限度額2億4000万円計上しました。
これはどういう意味かと言いますと、来年度より学童クラブ事業を公設化していくということです。   
 
私が議員になってから学童クラブへの補助金の増額はしてきましたが、
その運営は厳しく指導者を探すのも一苦労といった運営をしてきましたし、 
クラブによってそのサービスに差異があるような状況で以前から公設を唱えてきましたので、
その期待に応えるものとなるか分かりませんが、民間1社に業務委託する形で指導者を
雇用してもらい、現在の場所で運営する形となるようです。
 
執行部には今期中に学童クラブに携わった方々に様々な意見を聞いていただき、
来年度からの公設民営化に活かしていただくよう話をしていきます。   
 
 
3)道路新設改良事業(歩道整備) 407万2千円
海岸道路の館山夕日海岸ホテル前から館山大橋をはさみ市民グラウンドまでの間の歩道整備に
係る測量業務を行う費用です。 
 
海側の幅2.5mで650mの距離の歩道となりますが、あわせて館山大橋に併設し歩道橋が 
出来るようになります。 
 
館山大橋に歩道が無く、大変危険な状況が続いていましたので朗報と言えるでしょう。
但し完成は平成31年となります。 
 
尚、館山大橋は今年度中に電気防食を含む補修工事を行う予定で、本橋の延命化を図っていきます。 
私としては市民グラウンド周りを歩ける海岸の歩道の一体化を含み要望していきます。 
 
 
 
現在進行形 (残土条例の改正に向けて) 
 
「館山市小規模埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」改正(案)の
概要が示されました。 
と言うことは3000㎡以上の大規模埋立てに関しては千葉県条例から適用除外することは
今回見送ることになったわけです。  
 
執行部の考えは、近隣の市町が適用除外を受けていない状況で、荷受け港を抱えている当市だけ
適用除外を受けるのはどうか、近隣市と良く協議をした上で検討する。と言うものでした。 
 
 
改正(案)の概要 
 1)埋立てに用いる土壌の安全性の確認の強化をすることで、
別に定める環境基準に適合しない土砂等を使って埋立てをしてはならない。 
 
2)市は土砂等の性状、発生場所、排出状況、運搬経路等を調査することができる。 
欠格条項及び申請の制限
次の条項を追加することで、責任ある事業者のみ事業が行えるようにする。 
市長は、次の基準に適合しないと埋立てを許可しない。 
イ)市の残土条例より命令をうけ、必要な措置を完了していない。 
ロ)県の残土条例より命令をうけ、必要な措置を完了していない。 
ハ)県条例により特定事業の停止を受け、期間が経過しない者 
ニ)市関連法令により命令をうけ、必要な措置を完了していない。 
ホ)館山市暴排条例に規定する者。 
ヘ)市税等の滞納がない者 
 
 3)市は市内の県許可事業に対し、地域住民の意見及び本条例の趣旨を反映するよう努めること。
以上が市残土条例に新規に追加し設けることで「悪いものは徹底して排除する」姿勢を
内外に示すことは大変意義があると考えます。   
 
 
 
本多成年の市政雑談会の報告 
 
8月28日に湊区集会所で住民との市政懇談会を行いました。
参加人数は湊区民20名、他地区5名、他市1名、合計26名の参加をいただきました。
 
懇談会の形式は、私から5つの質問
1)温水プールは必要か。
2)ゴミの分別は必要か
3)館山市の観光資源は何、館山市は観光都市?  
4)議会基本条例・自治基本条例を知ってますか。 
5)20年後の館山市はどうなってる? 
をさせていいただき参加者からひと言(附箋に自由意見を書く)頂戴し、
それを分類化し一定の方向性を探る、そんな形で意見交換をおこないました。  
 
今、議会改革特別委員会にて議会基本条例を創っていますが、そのうち皆さんにお知らせし、
ご意見を伺った後、条例として完成させ、議会として(仮称)市政報告会を実施したいと考えています。 
その上で大変参考になる懇談会をすることができたと思っています。ありがとうございました。 
 
 
 
おわりに 
是非、次の機会にも市民の皆さんとの懇談会を開催したいと思っています。
地域の諸問題も確実に取り組んでまいります。
町内の困り事、行政に対するご要望は下記連絡先にお電話ください。 
本多成年後援会  ☎ 0470 (22) 8252(ファックス同)
「活動報告」archives 
地域おこし協力隊発表会
2017-03-27
 
パシフィックビーナス船内見学会
2017-03-15
内房線切り捨てダイヤ改正に反対
2017-02-10
 
障害者差別解消法と合理的配慮
2017-02-08 
市議会議長会議員研修会報告
2017-01-23
市政報告 平成28年 第4号
2016-12-20 
建設経済委員会 行政視察報告
2016-11-10 
安房郡市広域圏第2回定例会
2016-10-13 
市政報告 平成28年 第3号
2016-09-29
館山市立北条幼稚園 竣工式
2016-08-20
福岡県芦屋町議会 同席報告
2016-08-05
下水処理場見学会に同行して
2016-07-25 
渚区区民の集いに参加して
2016-07-20 
本多成年の市政報告
2016-06-29 
副議長を一年間経験の感想
2016-06-27
第18回 あわ夢まつり
2016-06-13 
本多成年の市政報告
2016-04-01 
館山市下水道事業 住民説明会 
2016-03-04
西岬地区 バス交通の勉強会
2016-02-25 UP
正副議長会研修会
2016-02-10 UP 
本多成年の市政報告
2015-12-21 UP
日本語スピーチコンテスト
2015-12-15 UP 
北条教育全国公開研究会
2015-11-30 UP
下田市議会産業委員会視察団
2015-11-27 UP
船形地区高齢者対策
2015-11-24 UP
ごみ処理広域化事業・説明会
2015-11-18掲載
H27安房3市1町議会議員研修会
2015-11-16掲載
南島原市議会建設委員会視察団
2015-11-13 掲載
H27 第1回「議会報告会」
2015-11-01掲載 
日本版ccrc シェア金沢 視察報告
2015-10-21掲載
視察報告 独居高齢者向けハイツ
2015-10-06掲載
平成27年市政報告第3号 
2015-09-30掲載
鳥獣対策用の電気棚 視察報告
2015-08-10掲載 
H27/06月 市政報告 第2号2015-08-07掲載
H27/03月 市政報告 第1号
2015-07-30 掲載
H26/12月 市政報告 第4号
2015-07-23掲載
H26/09月 市政報告 第3号
2015-07-16 掲載 





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